こんにちは、ハウスフリーダムの奥野です。
「今さら聞けない『フラット35』のメリット&デメリット」後編はデメリットについてご紹介します。
【フラット35のデメリットとは?】
- 固定金利のため低金利の際に不利
返済額が変わらないのが固定金利のメリットですが、反面、金利が下がっても変動金利のように返済額が安くなることはありません。
- 変動金利より金利が高め?
半年型など短期スパンの変動金利に比べ、長期固定金利は金利が比較的高めに設定されています。
ただしこのデメリットは、返済期間を20年以下にする、条件に合致する場合は【フラット35】Sを利用するなどで、ある程度解消できます。
- 建物に技術基準があり、適合証明書が必要
フラット35の借入を行う建物は、住宅金融支援機構が定めた基準を満たしている必要があります。
また、技術基準への適合を示す「適合証明書」の取り付けが必要で、別途で費用がかかります。
- 諸経費を含めた借入が不可
住宅ローンの事務手数料、登記費用、火災保険料などの費用を含めた借入はできません。
- 団体信用生命保険への加入時は別途特約料が毎年必用
前回「フラット35のメリットとは?」で団体信用生命保険の加入が任意である点を挙げましたが、加入する場合は特約料を別途負担する必要があります。
- 一部繰上返済の最低金額が100万円から
1万円単位から返済可能なことも多い民間の住宅ローンに比べて、最低繰上返済額が高めです。
全体を通して見てみると、フラット35は「安定した金利で長期的な資金計画を立てたい方」に向いていると言えそう。
また、「住宅性能の高い家を建てたいとお考えの方」にとってはおススメの住宅ローンですね。
一方「超短期での返済を考えている方」や「毎月の支払額を重視している方」「諸経費の借入も考えている方」などは向かないかも。
メリット、デメリットの両面からじっくり検討して判断しましょう。
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