『親から相続した自宅を売却して新しい家に住み替えよう!
今の家は古いけど土地が広いから3000万円で売れたとして、
多少狭くても、3000万円の新しい家が買えるなあ♪』
そんな空想は、一旦ストップ!
売却価格と同じ価格の不動産を購入するのは無理です。
それは、不動産の売買には諸費用がかかるからです。
不動産を売却する際、売却方法によって違いがありますが、
仲介業者へ売却を依頼すると次のような費用がかかります。
不動産売却にかかる諸費用
◆不動産会社へ支払う仲介手数料…売買価格の3%+6万円+消費税 が上限
(※売買価格が400万円を超える場合)
◆売買契約書に貼る印紙代…1000円~6万円
(売買価格によって異なり 1000万円超5000万円以下の場合は1万円)
◆ローンが残っている場合は
・抵当権を抹消する登記費用…1000円(司法書士に依頼すると2~3万円)
・住宅ローン返済手数料…5000円~3万
◆必要に応じて次のような費用も・・・
・廃棄物の処分費
・敷地の測量費
・建物の解体費
・ハウスクリーニング費
住み替えで新たな不動産を購入するなら、もちろん購入時にも様々な費用が発生します。
金額の目安は、新築物件で物件価格の3~7%、中古物件で6~13%と言われています。
< 結論 >
不動産の売買には諸費用がかかるため
売却価格と同じ価格の不動産を購入するのは無理なのです。
売却は不動産会社選びが大切
不動産を適性な価格で売却するなら不動産会社選びが大切!
その地域での売買実績が豊富で、
売却査定額の根拠をきちんと説明してくれる会社を選びましょう。
相見積で高い売却査定額を提示していても、結局それでは売れず、
売れるまでどんどん価格を下げていくようでは時間の無駄になってしまいます。
他にも
・物件を買い取ってくれる
・売却から住み替えまで同じ担当者が全て対応してくれる
といったことも不動産選びのポイントになるでしょう。