大阪も福岡も、日本全国…暑いですね。
こんにちは!ハウスフリーダムの奥野です!
やってきた暑い夏…
今年は「異常」ともいわれるほどの酷暑となっていますね
命の危険さえ感じるこんな夏に少しでも涼しく過ごしたい!!
そこで近年注目されているのが「打ち水」です。
「打ち水」は昔からの日本の風習で、水を玄関先や庭、道路などにまくことでホコリを抑えたり、来客のために家の周囲を清める意味合いを持つものです。同時にまかれた水によって涼しく感じるため、夏場に打ち水という習慣がありました。
ヒートアイランド現象や地球温暖化が深刻化している近年、この打ち水による効果が見直されています。
■打ち水の効果
打ち水によって涼しく感じるのは、気分的なものではなく、ちゃんと科学的に実証されているもの。その効果の正体は「気化熱」といって、撒かれた水が周囲の熱を奪いながら蒸発し、気温が下がる現象です。そして打ち水をした場所としていない場所では気温差が生まれ、空気は気温が低いところから気温が高いところに流れる性質があるので、涼風が発生するという仕組みです。
2003年には『大江戸打ち水大作戦』が大々的に実施されました。この年の大江戸打ち水大作戦では、実際に大手町で2.2度、練馬で2.4度気温が下がりました。 机上のデータだけではなく、こうして大規模な検証の結果、効果が実証されています。
気温が2度下がった場合、最大4%程度の電力の削減が期待されるといわれていますので、省エネへの効果もかなり期待できるのではないでしょうか。
気分的な面からみても、打ち水をしている姿やキラキラ光る道路は夏の風物詩…暑い中にもスッキリと涼やかな気持ちにしてくれますよね。
■正しい打ち水を
利用する水はお風呂の残り湯などが理想的。お風呂の残り湯以外にも、エアコンの室外機から出る水、雨水を貯めたもの、洗濯のすすぎ水、子供用プールの残り水などがエコで良いでしょう。
朝や夕方の涼しい時間帯に、日陰や風通しの良い場所へ広範囲に撒くようにするとより効果が長くなります。エアコンの室外機やバルコニーに打ち水するのも効果的ですよ。
■これはNG!!気を付けること
・日中の暑い時間帯に打ち水をすると、水が勢いよく蒸発してしまい、湿度によって逆に蒸し暑く感じることもありますのでご注意を。
・打ち水をするときは「短時間」「前後に必ず水分補給」「帽子をかぶる」など、熱中症には十分に気を付けましょう。
・安全のために車の通りが多い場所への打ち水はNG。水を撒くと道路が滑りやすくなりますので、自転車、バイクにとってはキケンです。道路がカーブしている場所や、交差点、マンホールやアスファルトの白線の上などは打ち水をしないように気を付けましょう。
★7/23~8/23は打ち水強化月間
年々夏の名物として定着しつつある「打ち水大作戦」、各地で打ち水イベントなどが多数開催が予定されています。イベントやご家庭で、ぜひ打ち水をやってみませんか?
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