大阪福岡不動産 ■普遍的な悩み？購入か、賃貸か？ | 福岡・大阪の物件探しハウスフリーダムのブログ

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多くの人が昔から悩まされてきた重大テーマ「マイホームを買うか、借りるか」

こんにちは！ハウスフリーダムの奥野です。

不動産業界にいると「マイホームを買うか、借りるか、どっちが良いの？」という質問をされることがものすごく多いです。

「東京五輪までは不動産の値段が上がる!」と言われ、不動産価格は上昇を続けていましたが、現在は下落傾向。

一方でマイナス金利の影響で住宅ローン金利はかつてないほどの最低水準になっています。

つまり、買ったとしてもローン返済額は家賃より安い状態。

「買い時」と言われることが多いこの数年で、今マイホームを買うか、借りるか悩んでいる人はどう判断すれば将来も後悔せずに暮らせるでしょうか。

今が買い時って本当？?その考えが失敗の素？！

そろそろマイホームを買うべきか、まだ賃貸で過ごすべきか──。その迷いの背景にあるのは「買い時」というキーワードだと思います。

「価格に手ごろ感があり、低金利で家賃並みのローン返済額で買えるなら購入したい。値上がりや増税前の早いうちに……」

というのが購入派に多い意見でしょう。

しかし、こうした「買い時」ばかりを探るのは、物件価格や住宅ローンといった『入口』だけの視点です。

マイホームの購入を、資産形成や投資という側面で見た場合、「途中」であるローン返済や、最終的にそのマイホームをどうするのかという

「出口」までを視野に入れることが重要です。

家は「資産価値」ではなく、「利用価値」として見る考え方ももちろん、マイホームは損得勘定だけで決めるものではありません。

長い人生を家族とともに豊かに過ごすための手段でもあるので、賃貸物件にはないメリットや充足感がマイホームにはたくさんあります。

まずは購入派・賃貸派のメリット&デメリットを知ろう

購入か賃貸かを判断するにあたって、それぞれのメリットとデメリットを一覧にしてみました。

これらをしっかり理解して、失敗のない住まい選びをしてくださいね。

【購入派】
＜メリット＞
○今なら低金利の住宅ローンで家が買える
○ローン完済後は老後生活も安心できる
○資産価値のある物件なら投資になり、子どもに財産として残せる
○自分の理想とする暮らしが楽しめる
○自分の好きなようにリフォームが可能

＜デメリット＞
×想定外の収入減などでローンの支払いが困難になるリスクも
×子どもの成長や周辺環境の変化で住みづらくなった時に、簡単に引っ越せない
×定期的に税金や保険料、維持メンテナンス費がかかる
×資産価値の下落により、売りたい時に売却しにくいケースもある

【賃貸派】
＜メリット＞
○家族構成、環境や収入の変化時に見合った家賃の物件に住み替えしやすい
○分譲マンションのような大規模修繕積立金、固定資産税といった余分な出費が少ない
○賃料はほとんど上がらず安定している
○頭金など購入にかかる分の費用を貯蓄や投資に回すことができる

＜デメリット＞
×老後も一生涯家賃を払い続ける必要があり、その分の生活費が心配に
×高齢者が住める物件の選択肢の幅が狭い
×使いづらくても、自由にリフォームできる物件はほとんどない
×家主の都合によって賃料アップや、建て替え時には立ち退きなどに遭うこともある
×購入した家のような充足感を感じにくいケースも

購入か賃貸かで迷う理由は、先程に挙げたようにさまざまなメリット＆デメリットがあるからでしょう。

改めて、購入派の大きなメリットを見てみましょう。

まず低金利の住宅ローンでマイホームが取得でき、それが“家”という形で手に入り、子どもに財産として残すこともできる。

そして数年ごとにメンテナンス等が必要とはいえ、何より老後に最低限住み家を確保できるという安心感があります。

デメリットとしては、収入にかかわらず一定のローン返済などのリスクがあること。

将来も安定した収入が得られるか、収入に変化があっても払い続けられる金額かを冷静に判断しないといけません。

賃貸派の大きなメリットとしては、もしもの場合にも対応しやすいということ。

転勤族で将来引越しすることが決まっている、収入が減っても気軽に住み替えが可能です。

デメリットとしては、持ち家ではないのでその物件に合わせた暮らしをするしかないということ。

子供の成長や将来バリアフリーにするなど変化や好みに合わせたリフォームなども難しいです。

そして何といっても心配なのは、老後の生活費に関する点。

一生涯家賃を払い続けるだけの年金等の収入か貯蓄がないと苦しくなることを忘れてはいけません。