お母さんの手作り餃子だから何個でも食べられる!手作り餃子よしむら|【八尾】地域ai
『地域ai』は、地域で愛されるお店を紹介するページです。
直接お店に伺って、お店の方の声やお店の雰囲気を取材。
周辺の情報も併せて紹介していますので、記事を読んでこの地域のことをちょっぴり ”ai” していただけたらいいなぁと思っています。
<2018年12月3日取材>
手作り餃子よしむら
「八尾市立山本球場」の近く、住宅街の中に『手作り餃子よしむら』さんはあります。
何気なく歩いていると見逃してしまいそうな小さなお店ですが、
地元の情報誌や新聞にも取り上げられるほどの、知る人ぞ知る名店なんですよ。
店主の吉村朝子さんにお話を伺いました。
~店主は優しいお母さん~
『手作り餃子よしむら』のオープンは平成21年9月。
”還暦前に一念発起” でお店を始めて10年目だそうです。
もともと家でよく餃子を作って、お友達に差し上げることが多かった吉村さん。
ーー ”一念発起” のきっかけは?
吉村さん「美味しいから(餃子屋さんを)したら?って言わはったから、ちょっと調子に乗ってやってしまった感じで(笑)」
とは言え、いざオープンするとなれば、あちこちの餃子を食べにいったり取り寄せたりして、試食と試作を繰り返したそうです。
リンゴの果汁を加えてみたり、種類の違うものを作ってみたり・・・
そして出来上がったのが、
野菜と挽肉にほんのわずかなニンニクを加え、化学調味料無添加で作った、ごくごくシンプルな餃子1種類!
色々と試行錯誤したものの、「まあ、自分とこのでやったらええわ」という思いに至ったんだそうです。
吉村さん「ええと思ったら来てくれはるし、いらんと思ったら来はらへんし(笑)」
そんな吉村さんの餃子は ”脂っこいのは嫌” ”ニンニクが多いと臭いが気になる” という人にピッタリ。
「よその餃子は食べられへんけど、ここのやったら食べれるわ」という方もいらっしゃるんだとか。
お話を聞いていると、『手作り餃子よしむら』のファンは、もともと自宅で餃子を作っていた人が多いようです。
お店の餃子は美味しいけど、たくさん食べるにはちょっとしつこかったりしますよね。
でも家で作った餃子は、いくらでも食べられます。
吉村さんの作る餃子は、そんな ”お母さんの手作り餃子” なんです。
「子供がみんな独立して、夫婦2人やったらそんなに沢山いらんから。」と、自宅で作らなくなった人にとっては、
必要な分だけ買える『よしむら』の餃子はとってもありがたい存在なのでしょう。
看板には「2人前(16個)600円」とありますが、8個単位で購入できます。
~できる範囲で、無理はせず~
先日、地元のスーパーから商品を置かないかとお誘いがあったそうですが、
4店舗すべてに置くにはかなりの数をつくらなければならず断ったんだそうです。
吉村さん「とても一人ではできないから、残念だけどお断り。
無理はしないんです。」
それでも多い時で100人前800個を一人で作られているんですから、大したもんですよね。
~安心して食べてもらいたいから~
餃子に使う挽肉は、鹿児島産の三味豚(さんみとん)。
コクがあってほのかな甘みを感じる美味しい三味豚を、
信頼のおけるお店から毎朝その日に使う分だけ仕入れています。
吉村さん「国産にはこだわってます。
安全面ですね。一番きをつけてるのは。」
野菜(キャベツ・白菜・ニラ・生姜・ニンニク)も、もちろん国産。
化学調味料を使っていないので、素材そのものも味がストレートに味わえるとのことです。
『手作り餃子よしむら』では、タレも手作り。
タレは使わない方もいるので別売りです。
ーーたれのレシピは企業秘密ですか?
吉村さん「企業秘密でも何でもありません。みんなに教えてます(笑)。
もし家でしはんねやったら、こないしはったらよろしいよって。」
商売っけがないというか、お客様思いというか・・・。
餃子を美味しく手軽に食べられることを第一に考えていらっしゃるんでしょうね。
~お店も手作り~
『手作り餃子よしむら』の店舗は自宅の物置を改装した間口1間、奥行き半間のスペース。
壁や床などは知り合いの工務店にお願いし、
餃子のロゴマークはご主人がカッティングシートで手作りされたんだそうです。
お店の小物類の絵は、趣味で絵手紙をされていた吉村さんが描いたもの。
吉村さん「最初は”内職程度で出来ればいい”くらいだったんで。」
全て自分たちの手作業で、そんな大したものではないと仰いますが、
吉村さんのお人柄が伝わる素敵なお店です。
~お得なスタンプカード~
スタンプ10個で餃子1人前プレゼントのお得なスタンプカードがあります♪
台紙をいっぱいにして(スタンプ60個!)持って来るつわ者もいらっしゃるんだとか。
~あっさり、ふわふわの手作り餃子 いただきます!~
取材当日はすでに生の餃子は無く、冷凍餃子を買って帰りました。
”おいしい食べ方”を書いた紙も入れてもらえるので、誰でも簡単調理!
常連さんにも(忘れた頃に⁈)時々入れてあげるそうです。
餃子のトレーに残った片栗粉を水で溶いて加えると羽根つきに!
(あまり美しくないのは私の腕の問題ですので、悪しからず)
確かに強いニンニクの香りや脂のしつこさが無く、あっさりです。
そして看板にある通り、あんはフワフワ♪
皮は厚すぎないので、たくさん食べてもお腹にずっしりとこなくて嬉しい!
餃子のあん自体に割としっかり味は付いていますが、
自家製のタレも付けてみました。
タレは甘みが加えられてなくて、こちらもあっさり。
一味唐辛子のスッキリした辛味が味を引き締めてくれます。
(余ったタレは、素揚げしたナスなんかの野菜にかけても美味しそう♪)
気が付けば、2人前16個の餃子をペロリとたいらげていました!
ごちそうさまでした。
~『手作り餃子よしむら』の詳細~
【所在地】大阪府八尾市山本町南7-2-5
【地図】https://goo.gl/maps/gL8qeL9Yxy32
【営業時間】11時頃~19時(売り切れ時には早めに終了する場合もあります)
【定休日】水曜日・日曜日・祝日
【配送】8人前1箱単位
店頭・電話・FAX・ホームページで受け付けています。
※ブログのコメント欄・メールでは受け付けていません。
【TEL / FAX】072-999-2424
【ホームページ】http://gyoza-yoshimura.ocnk.net/
【ブログ】https://asakochan.exblog.jp/i9/
【アクセス】
近鉄大阪線「高安駅」徒歩9分(約720m)
近鉄大阪線「河内山本駅」徒歩10分(約800m)
「高安駅」からなら、駅の西側に降り駐輪場の前をまっすぐ。
クリーニング店の角を右へ曲がり、
桜並木を眺めながら北方向へ。
「河内山本駅」からなら、駅の南側へ降り、
たこ焼き屋さんの角を右へ。
やはり桜並木を眺めながら進みます。
どちらの駅から向かっても、目印は「山本球場」。
球場前の道を、高安駅からなら左へ、
河内山本駅からなら右へ曲がります。
住宅街を約3分(約240m)歩けば『手作り餃子よしむら』が見えてきますよ。
でも、ご自宅を改装したお店はちょっと見つけにくいかも・・・
看板を見逃さないで!
南山本小学校まで行ってしまった人は、引き返して下さいね。
1台分の駐車スペースと駐輪スペースもあります。
『手作り餃子よしむら』周辺のおすすめスポット
『手作り餃子よしむら』さんの周辺で最も有名なのは、玉串川の桜並木でしょう。
昭和40年ごろから周辺住民が協力して植えた桜の苗木が成長し、春には約1000本のソメイヨシノで川沿いが桜のトンネルに。
桜並木は、近鉄河内山本駅から北へ約2㎞と南へ約3㎞の川沿いに続いています。
住宅街の中にはハーブのお店やベーグルのお店、雑貨店、和菓子店なども点在しているので、
桜の頃にはついでに街中も散策しようというお客さんで『手作り餃子よしむら』さんも結構忙しくなるのだとか。
吉村さんに教えて頂いた和菓子の『桃林堂』さんでは、お庭の散策ができます。
春からGW頃にかけては、藤など花の種類が増えておススメなんだそうです。
1箱3個入りの和菓子を買っただけで、お庭を見せて頂いたうえに座ってお茶までいただきました。
八尾市のお店についてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください
『地域ai』ではお店を募集しています!
『地域ai』では、紹介してほしいお店を募集しています。
ご近所にあるおすすめ店をぜひご紹介ください♪
「地域ai/イエモア」は、地域密着でがんばっているお店を応援しています。
地元で定番のお店、ご近所のよく行くお店、お知り合いのお店など、
あなたの身の回りにある、おすすめのお店をぜひご紹介ください。
もちろん、お店の方がご自身で応募されるのも大歓迎です!