大阪府八尾市で子育てしたいエリアと気になる治安状況
八尾市は大阪府の東部、さらに大阪市の東に位置しています。
「洋楽と浪花節が融合した語り芸」と称される盆踊り音頭、河内音頭で有名です。
それにものづくりが盛んで、中でも歯ブラシ生産は長い歴史を持ちます。活気のある街ですが、治安と子育て環境はどうでしょうか?
八尾市の犯罪発生率は高い?
市町村別の全刑法犯認知件数を平成26年のデータで見てみると、八尾市は大阪府でワースト4位となっていました。
犯罪の種類は窃盗犯が圧倒的に多く、盗まれた物は自転車が多数を占めます。
凶悪な犯罪は少ないものの、治安に不安を感じる市民も少なくないことから、市では治安向上のための対策に力を入れています。
平成28年に策定された第2次やお防犯計画も、対策の一つです。
平成26年に2421件あった市内の街頭犯罪認知件数を、平成32年には1950件までに抑えようという数値目標を設定しています。
また、警察だけでなく、地域市民が定期的にパトロールしたり声かけ運動を行ったりすることが大事だと考えており、防犯を意識した環境づくりも推進中です。
防犯に対しての意識が非常に高まっている街ゆえに、住みやすい環境と言えるでしょう。
八尾市で子育てするなら?
八尾市で住みやすいと言われているエリアは、近鉄八尾駅周辺です。
街の中心部となるエリアで、ショッピングセンターなどの商業施設が多く集まっていますし、病院や学校などにも困りません。
それから、近鉄八尾駅から少し南西に下った辺りにある久宝寺駅の周辺も、子育てに適した環境です。
商業施設や病院などが充実している一方で、プールや野球場などが併設された久宝寺緑地が近くにあり、郊外のようなゆとりのある空気が流れています。
市では、子育て環境ナンバー1を目指してまちづくりを推進中です。
特に就学前の教育や保育の質を高めることを意識しており、平成31年度には36ヶ所の認定こども園を開園させる予定です。
これによって、待機児童がゼロになることが見込まれます。
それと、子育て支援情報提供サイト「みらいねっと」も開設しており、様々な情報を伝えるほか、子どもの年齢別にFacebookグループを作り参加を呼びかけています。
田舎と都会が同居する街
八尾市は、大阪市のベッドタウンとしての役割も担ってきました。
ですから、大阪市内へ通勤する場合も便利です。
また、住んでいる人からは、八尾市は程よく田舎で程よく都会なのが魅力だという意見があります。
今回ご紹介したエリア、近鉄八尾駅周辺と久宝寺駅周辺の坪単価は、前者の方が高めに推移しています。
もう少し郊外の方にも線路は走っているので、静かな環境と交通利便性の両方を望むことも可能です。八尾市で土地をお探しの場合は、ぜひ弊社にご相談ください。
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