八尾市で不動産売却・査定をするなら、ハウスフリーダム
不動産売却を検討する時に気になるのが、いくら位で売れるのか?今は売り時なのか?ではないでしょうか。
ここでは八尾市の土地や戸建てなどの、不動産の取引相場や価格傾向について解説します。
不動産価格の上昇・下落は、その地域の不動産や住まいの需要が影響しており、推移によって八尾市の不動産が売り時なのかどうかも把握することができます。
また、実際に八尾市の不動産売却するのであればどのような流れになるのかについてもご紹介します。
八尾市の不動産売却価格や相場、傾向を解説
八尾市の不動産価格は上昇・下落、どちらに推移しているのでしょうか。
八尾市の不動産取引データの過去5年分を、国土交通省の「土地総合情報システム」から集計して紹介します。土地総合情報システムは、実際に不動産取引を行った一般消費者に対して行ったアンケートを集計したもので、取引価格や面積などのデータを公開しています。
八尾市の中古マンションの売買取引相場
2021年、八尾市では101件の中古マンションの売買取引がありました。平均の取引価格は2,170万8,911円、平均面積は65.64㎡、平均平米単価は33万709円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均平米 | 平均平米単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 21,708,911円 | 65.64㎡ | 330,709円 |
2020年 | 17,598,214円 | 62.86㎡ | 279,972円 |
2019年 | 19,151,316円 | 64.61㎡ | 296,436円 |
2018年 | 18,406,667円 | 65.28㎡ | 281,974円 |
2017年 | 17,608,537円 | 65.49㎡ | 268,883円 |
2021年、八尾市で中古マンションの売買取引が最も多かったのは龍華町で17件でした。
不動産価格の上昇下落を知るためには、売却価格ではなく、平米単価や坪単価の推移に注目する必要があります。
八尾市で取引された中古マンションの平米単価の推移は以下のとおりです。
2021年の中古マンション平米単価は33万709円と、ここ5年間で一番高い価格となりました。取引件数もここ5年間で一番多くなっています。
八尾市の中古戸建ての売買取引相場
2021年、八尾市では334件の中古戸建ての売買取引がありました。平均取引価格は2,369万6,407円、中古戸建ての平均面積は40.80坪、平均坪単価は58万820円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 23,696,407円 | 40.80坪 | 580,820円 |
2020年 | 26,020,645円 | 37.70坪 | 690,192円 |
2019年 | 27,769,257円 | 41.88坪 | 663,050円 |
2018年 | 27,657,295円 | 38.17坪 | 724,535円 |
2017年 | 30,956,136円 | 46.93坪 | 659,668円 |
2021年、八尾市の中古戸建て取引が最も行われたのは、南本町で14件でした。
八尾市で取引された中古戸建ての平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
2021年の平均坪単価は58万820円と、ここ5年で見ると最も低い価格となりました。
八尾市の土地の売買取引相場
2021年、八尾市では141件の土地の売買取引がありました。平均の取引価格は4,535万9,574円、平均面積は95.35坪、平均坪単価は46万6,106円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 45,359,574円 | 95.35坪 | 466,106円 |
2020年 | 41,498,855円 | 96.23坪 | 459,444円 |
2019年 | 42,917,434円 | 95.35坪 | 382,803円 |
2018年 | 40,906,667円 | 127.01坪 | 414,591円 |
2017年 | 43,739,167円 | 109.20坪 | 417,284円 |
2021年、八尾市で土地の売買取引が最も多かったのは東山本町で6件でした。
八尾市で取引された土地の平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
2021年の取引された土地の平均坪単価は、46万6,106円とマンション同様ここ5年間で一番高い価格となりました。
八尾市はどんな街?
八尾市は大阪府の中河内地域に位置する中核市。約3,000もの中小企業が集積する日本でも有数の「ものづくりのまち」であり、新規立地を支援する制度も充実しています。
また、根・軸・葉まで丸ごと食べられる「若ごぼう」などの農産物も八尾市を代表する特産品として知られています。
大阪市のベッドタウンとして人気
八尾市の人口は約26.2万人です。昭和23年には約6.4万人でしたがおよそ40年で4倍以上増加し平成3年頃には約27.8万人に。その後は緩やかに減少しています。
市の西側は大阪市と隣接しておりベッドタウンとしても人気。
JRの「八尾駅」から「天王寺駅」、「近鉄八尾駅」から「鶴橋駅」といった大阪市内のターミナル駅まで約10分、「大阪駅」へは時間帯にもよりますが30~32分でアクセスでき、通勤やお出かけがスムーズです。
また、大阪メトロ谷町線の「八尾南駅」は始発駅なので座って通勤できるのが魅力です。
都会と田舎の良さをあわせ持つ街
八尾市の東側には生駒山系の山々や造園業・農業用地が広がり、久宝寺地内町に代表される古い町並みが残るなど、ゆったりとした雰囲気がある一方、『アリオ八尾』『アクロスプラザ八尾』『イズミヤスーパーセンター八尾店』といった大型の商業施設も点在しています。
特に近鉄八尾駅の周辺には映画館の入る『アリオ八尾』の他『リノアス』や商店街もあり賑わっています。
小中一貫の教育制度
八尾市では平成31年度より、すべての中学校区で小中一貫教育を実施。現在ある小学校と中学校はそのままに、教職員が連携・協働し、義務教育9年間を見通して系統性、連続性に配慮した一貫性のある教育活動を展開しています。
これにより、小学校から中学校へ進学した時に変化が大きすぎてついていけない、いわゆる「中1ギャップ」の解消も期待されます。
八尾市での不動産売却の流れ
八尾市で不動産売却する際の流れを解説します。
不動産会社に売却相談
不動産がいくらで、いつまでに売却ができるのかなどを不動産会社に相談します。
相談すると、売却不動産の無料査定を行ってくれます。売却相談は無料査定をして、価格が合えば売りたいという相談でも問題ありません。
査定結果の提示
周辺相場や取引事例から算出した査定価格の結果を不動産会社から受け取ります。
査定価格は売却価格と差が出ることもあるということは頭に入れておきましょう。査定価格で売りに出しても、購入希望者の反応を見て、必要であれば値下げを検討するケースもあるでしょう。
不動産会社と媒介契約を結ぶ
不動産の査定価格に納得できれば、不動産会社に売却を依頼するために媒介契約を結びます。媒介契約には、下記の3種類があります。
- 専属専任媒介契約
- 専任媒介契約
- 一般媒介契約
専属専任媒介契約
専属専任媒介契約は1社のみ、媒介契約を結ぶことができます。契約期間は3カ月が上限となり、売主が買主を見つけてきた場合でも専属専任媒介契約を結んだ不動産会社を通す必要があります。不動産会社は媒介契約期間中に契約を締結できれば仲介手数料を得られるため、積極的に売却活動を行ってくれます。
専任媒介契約
専属専任媒介契約と同様に、1社のみの媒介契約となります。しかし、売主が買主を見つけてきた場合は、依頼した不動産会社を通す必要はありません。他は専属専任媒介契約と同様に契約期間は3カ月が上限となり、不動産会社は媒介契約期間中に契約を締結できれば仲介手数料を得られるため、積極的に売却活動を行ってくれます。
一般媒介契約
一般媒介契約は複数の不動産会社と媒介契約を結ぶことができます。また、契約期間の定めがありません。複数社と契約した方が買主は見つかりやすいと思われるかもしれませんが、そうとも言い切れません。不動産会社の立場からすると、売却活動をしても他の不動産会社が買主を見つけてきたら、報酬(仲介手数料)が得られないからです。そのため、積極的に売却活動を行ってくれないこともあります。
販売活動
売却活動を依頼された不動産会社が、インターネットやチラシ等を活用しつつ広告活動を行い、購入検討者を探します。
物件の内見やオープンハウスを開催する場合などは、スケジュールの調整など売主も協力する必要があります。
売買契約の締結
購入検討者から物件の申込書が届くと、価格や引き渡しの条件についての調整を行います。売主・買主双方が合意すれば、売買契約を締結します。
物件の引き渡し
物件引き渡し当日、残代金の受領と同時に物件の引き渡しを行います。売却物件に住宅ローンの残債がある場合などは、完済手続きや抵当権の抹消手続きが必要です。