世界最高の国ランキングでなんと世界第2位になった日本。
しかし、その一方で色々と揶揄される、日本。
どちらが本当の日本なのでしょうか。
今回は世界最高の国ランキングをもとに、世界から見た日本という国をご紹介します。
世界最高の国ランキング2位の日本
世界最高の国ランキング(Overall Best Countries Ranking)はU.S. News & World Reportというアメリカの雑誌がランキングした番付となっています。
この雑誌社はグローバル大学ランキング、高校ランキングなど様々なランキングを発表していることでも知られています。
2016年から発表され、日本は7位、5位、5位と順位をあげてきた経緯があります。
そして2019年、日本はついに第2位となったというわけです。
このランキングではどのような審査基準があるのでしょうか?
世界最高の国ランキングは下記の9つの基準で評価されています。
世界最高の国ランキングの9つの評価基準
アントレプレナーシップ
アドベンチャー
シチズンシップ
文化的影響
文化遺産
原動力
市場開放度
権力
生活の質
政治、経済、文化、影響力、人権などをポイントにランキングされているというわけです。
日本のいいところ
ランキングでは生活の質や文化的影響など、9つの項目をサブランキングとして項目毎にランキング化しています。
その中でも日本はアントレプレナーシップで第1位にランクインしています。
アントレプレナーシップの審査項目は起業家、教育を受けた人口、発達したインフラや法的枠組み、イノベーティブなど、成熟した社会といったポイントが項目になっているため、アジア圏の経済の最先端を行く国として認識されています。
ちなみにアントレプレナーシップのランキングの中では日本は1位、2位はドイツ、3位はアメリカとなっています。
意外や意外、アメリカを抜いて1位にランクインしているというわけです。
世界最高の国ランキング1位はスイス
日本は総合2位でしたが、1位はスイスです。
スイスは世界最高の国ランキングで3年連続1位を獲得しています。
世界最高の国ランキングトップ10もみておきましょう。
2019年度世界最高の国ランキングトップ10
1位スイス
2位日本
3位カナダ
4位ドイツ
5位イギリス
6位スウェーデン
7位オーストラリア
8位アメリカ
9位ノルウェー
10位フランス
こちらのランキングだとアジア圏では日本が唯一のランクインを果たしており、日本の次のアジア圏の国は15位のシンガポール、16位の中国、22位の韓国といった具合でランキングが続いて行きます。
その他は全て北米・ヨーロッパまたは北欧地域の国々で占められていることから、日本がいかにベストな国かということがわかります。
他の国は何で第1位?
日本以外に世界最高の国ランキングのサブランキングで1位になった国をご紹介します。
世界最高の国サブランキング1位の国
アドベンチャーではブラジル
シチズンシップはノルウェー
文化的影響はイタリア
文化的遺産はイタリア
ムーバーズはアラブ
市場開放度はルクセンブルク
権力はアメリカ
生活の質はカナダ
実は総合第1位のスイスはどの項目でも1位になっておらず、サブランキングで2位、3位、4位、、、といったようにサブランキングで上位に入っているのが特徴的です。
アドベンチャー第1位のブラジル。ここが日本とは違う
世界最高の国ランキング第2位の日本ですが、サブランキングのアドベンチャーでは第39位とかなり低いという特徴があります。
では逆に、このアドベンチャーで第1位はどこかといえば…そう、ブラジルです。
このアドベンチャーはセクシー、フレンドリー、楽しみ・面白さ、快適な気候、風景といったニュアンスを持っている審査項目です。
こればかりは、ブラジルの圧勝で間違いないでしょう。
結局、住まい探しなら幸福度の高い日本
このように様々な角度で見てみると、日本という国はどちらかというと物静かで経済の最先端というイメージがあります。その反面ブラジルのような活気やラテン系の気質はあまりなく、ジャッジする角度から見るとつまらない国というイメージを持たれることもしばしば。
しかし幸福度という絶対的な観点から見ると、日本のランキングは世界で見ても大変上位にランクインしており、やはり住まいを探すなら日本という結論に至ります。
まとめ
確かに識字率の高さや独自のカルチャー がありつつも、伝統文化もしっかり根付いている日本。
経済・政治も発達していることを考えると、日本人が住むにはやはりベストな国と言えるのではないでしょうか。
色々と暗いニュースもある日本ですが、世界的なランキングで見るとまだまだ捨てたものでもありません。
イエモア@あなたにおすすめ