中古一戸建て購入!契約までの段取り
中古一戸建て購入は下記のような段取りで行われます。
では、それぞれ詳しく見て行きましょう。
物件探しから申し込みまでの流れ
まずは情報収集
自分たちが住みたいと考えている地域にはどのような中古一戸建てがあって、どのくらいの金額で売り出されているのかを調べます。相場を把握することで予算が決めやすく、適切な価格で購入することも出来ます。物件専門のサイトや雑誌、広告なとに目を通して情報収集することも大切です。
積極的に見学へ!
気になる物件があったら問い合わせをして見学を申し込みましょう。中古一戸建てを取り扱っている不動産会社に問い合わせればすぐに手配してくれるので安心です。幾つかの物件を見学すれば希望の条件も明確になり、自分たちのこだわりたいポイントも見えてきます。何より目が肥えてくるのでより見極める力も身につくのです。
信頼できる担当者を見つける
さらに担当者とも話し合いをして、信頼することが出来る人物なのかを見極めます。専門的な質問もぶつけて、知識があるのかも確かめておくと優秀な担当者と出会えるのです。
購入の申し込みをして交渉スタート
見学して購入する一戸建てが決まったら購入申し込みをします。購入の申し込みは『この建物を買いたいという意思を示す』もので、中古一戸建てなどの購入では価格などの交渉が始まる手続きです。買付証明書に購入価格や手付金の金額、引き渡される時期などを記載して、その条件を満たしていれば買いますという気持ちを売り主に伝えます。この書類を通して売り主と買い主で交渉を行い、双方が納得したら売買契約を結びます。
新築の一戸建ての場合は申し込み時の証拠金が必要となりますが、中古物件の場合は必要ありません。申し込みをキャンセルしてしまうと売り主や不動産会社の迷惑になるので、購入申込書にサインする前にじっくり考えることが大事です。
重要事項説明書の確認
重要事項説明書の確認は契約をする前に行う大切なやり取りです
「重要事項説明書」は購入する中古一戸建ての建物と売買契約の条件についての説明を行う書類で、その確認は契約をする前に行う大切なやり取りです。内容に間違いがないか、条件に不満はないかなど隅々まで見直します。
事前にコピーをもらっておくのがおススメ
購入の申し込みから一週間から10日後に「重要事項説明書」を使って宅地建物取引主任者から説明を受けますが、いきなり書類を渡されても内容をしっかり理解することは難しいものです。法律や不動産の専門用語も使われているので素人が理解するのには時間も掛かります。
そのため説明を受ける前に不動産会社などに相談して「重要事項説明書」の写しを貰うことをおススメします。コピーを手元に持っておけば当日に質問することが出来たり、分からない部分は事前に調べられるからです。分からないことがあれば積極的に質問して疑問を解決しておきます。
特に確認しておきたいところ
確認しておきたい項目は建物についての部分や法令上の制限、インフラの設備などです。
建物については契約の対象となる一戸建ての住所や面積に誤りはないか、パンフレットなどの資料と食い違いがないのか見ます。抵当権か設定されているのなら抹消される時期を確認し、契約書に加えるようにするのです。
法令上の制限の項目では住宅が建てられる場所なのか、高さや面積の条件を満たしているのか、建て替えや増築の制限などをチェックします。インフラの整備は水道やガス、排水の施設が整っているのか、どのように下水を処理するのかが記載されています。生活する上で大切な項目なのてチェックを怠らないようにします。
宅地建物取引主任者の証明書も見せてもらっておきましょう
また重要事項説明書の説明を受けるときには宅地建物取引主任者が資格所有者であることを証明する必要があるのです。その説明が省かれてしまった場合はトラブルを回避するためにも声を掛けて証明書を見せて貰うことも重要です。
売買契約の段取りと引き渡しまで
疑問や不安をすべて解消してから「売買契約」を
購入の申し込みや重要事項説明書のやり取りを終えたら「売買契約」に移ります。内容を何度も読み返して疑問点や不安な部分がないか確認してから契約を結ぶようにしましょう。契約をした後に解約してしまうと違約金が発生するケースもあるのでここは慎重に行います。
契約書のチェック
契約書のチェックしたい項目は、購入する建物の表示に間違いがないかです。登記簿に基づいて書かれているか、買い取る不動産で合っているのか目を通します。代金や手付金、支払期日も大切な項目で、決められた日までに支払いが行われないとキャンセルの扱いになるので注意が必要です。
売買契約が成立したら住宅ローンの申し込み
売買契約が成立したら、必要な場合には住宅ローンの申し込みをします。金融機関に住宅ローンの申し込みをしたいことを伝えて、審査を受ける段取りです。新築の一戸建てでも中古の一戸建てでも住宅ローンの種類はほとんど同じです。審査に通過すると正式な住宅ローンの契約となり、お金を借りることになります。
内覧で問題が無ければ引渡し
契約をしてから引き渡しまでの期間で購入者が内覧をして、問題がなければ残りのお金を支払って引き渡しとなるのです。
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