賃貸と持ち家のリスクの違いとは?

賃貸と持ち家の違いと言えば、支払総額についてよく耳にしますが、

どちらにも必ず「リスク」というものがあります。

 

そのリスクについて知り、また、備えることがとても大切です。

 

不測の事態が起こった場合についても比較しておくことで、落ち着いて対応する準備をしておきましょう!

 

持ち家と賃貸のリスクとは?

◆持ち家のリスク

 

①ローン返済の際に変動金利を選択した場合、金利上昇によっては返済額が増大する可能性がある。

②土地の値段が下がるとともに、資産の価値も減少する可能性がある。

 

 

持ち家の場合のリスクは、不動産の価値が下落した際の「資産価値の減少」そして、住宅ローンの支払額がローン返済の際に変動金利を選択した場合に高くなる「金利の上昇」リスクがあります。

もし、あなたの所得が減少しても住宅ローンの負担は変わりません。

売却するといってもすぐに売却できるわけではないため、所得に応じた柔軟な対応が困難な部分が持ち家です。

 

このような事態は「借り入れできる限度額いっぱいまで借りた」場合に起こるケースが多くあります。

 

当社では、そのような場合も考慮し、適度で柔軟に対応できることを想定した支払い計画の提案をします。

 

さらに言えば、「持ち家」は財産です。

持ち家は、住むほどに価値は下がりますが、それでも万一の事態の際には売却することができます。

 

また、家族を支えている方がもし倒れるなどの不測の事態の場合であっても、持ち家ならばローン借入時に加入する「団体信用生命保険」が適用されローン残額が支払われるため、引越しなどすることなく住み続けることができるのはかなりのメリットではないでしょうか?

 

◆賃貸のリスク

①高齢者は賃貸物件が借りられない場合がある。

②不測の事態にも、家賃は毎月発生する可能性があり、高齢になればなるほどリスクは上がっていく。

③所得が減少する年齢にも家賃は発生し払い続けることになる。

賃貸は「住宅ローン」が発生しないため、気持ち的にとても楽です。

住宅ローンはいわば借金のようなもの。

海外に比べ借金に対する抵抗感が強い日本人は、そこをメリットと捉える方が多いと思います。

 

また、所得やライフスタイルに見合う物件を選ぶことが可能のため、収入のある世代ではリスクは少ないと考えられています。

 

しかし、一番の問題は目先にではなく将来です。

そう、「老後」です。

 

所有している家ではなく、資産と呼ばれるものがないため、生きている限り永遠に家賃を払い続けなければなりません。

 

近年横のつながりが希薄なため、孤独死を気にして高齢者の入居を避けたい大家も割合的には多く、賃貸物件も探しにくくなります。

 

また、賃貸の場合の問題点には、不測の事態に対応しづらいことがあります。

例えば、大黒柱が倒れたり、死去して所得が大幅に減少した場合でも家賃は払い続けなければなりません。

このリスクを回避するためには、生命保険の保障を見直すことも大事なのではないでしょうか。

 

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