【住みやすい街・南海本線】郊外の水辺の町「高石市」で暮らす心地よさ
高石市は大阪府の泉北地域に位置し、南海本線でなんばから高石駅まで30分弱という通勤にも適した街です。
今回は、より高石市の魅力を知って頂くため、自身の体験を基にお伝えできればと思います。
忘れられない高石市
私がこの場所を初めて訪れたのは大学に入ったばかりの新入生歓迎合宿の時のことでした。
※ここからは情景を思い浮かべながら読んでいただければ高石市の魅力が伝わるかと思います。
一晩中みんなで飽きることなくおしゃべりして、明け方に誰かが外に散歩に行こうと言い出して出かけたのですが、合宿所から10分ほど歩くと突然視界が開けて、そこにはなんと運河がありました。
駅から合宿所への道にはなかったので、まさかこんなところにと正直驚いたのを覚えています。
早朝の運河では、水面の上に驚くほど大量のトビウオがはねていて「うわー、何だこれ!」と、その姿に圧倒され、みんなでしばらくその景色を眺めながら立っていました。
つい昨日のことのようですが、あれから何十年もたった今でもあの夢のような光景は忘れることができません。
もちろんあれから一度もそんな情景にお目にかかったことはありません。
それから数年後、どうしてもその運河のことが忘れられず、もう一度行ってみたくなり、そこが浜寺水路だということを調べ、友人と遊びに行ってみました。
お昼間にいったからでしょうか、さすがにその時にはトビウオはとんでいませんでしたが、水の中を泳ぐ無数の魚影の群れが見られ、その群れを追いながら、友人と飽きることなくその水路沿いをあてもなく歩いていきました。
マイナスイオンとよく言いますが、水沿いというのはやはり人の心をリラックスさせる効果があるのかもしれません。
途中釣り糸を垂れている人を横目に見ながら、ひたすら歩いていくと浜寺公園という大きな公園に出ました。
松の木がずらりとたっていたのが印象的でした。
後から知りましたが、昔のこの辺りは海浜リゾートとしてにぎわう、関西でも有数の別荘地だったのだそうです。
今でも所々におしゃれな洋館風の家が見られる閑静な住宅街があり、そんな家を見ながら街を散策するのも楽しいものです。
浜寺公園には子供が無料で遊べる遊具があり、無料でバーベキューができる場所もあるということですから、ファミリーで住むにはとてもいい環境だといえるのではないでしょうか。
夏にはスライダーや流れるプールもある浜寺公園プールでレジャーを楽しむこともできます。
ちなみに先ほど触れた浜寺水路で釣り糸を垂れていた人についてですが、浜寺水路やその近くの高石漁港は今では人気の釣りスポットでメディアでも紹介されたこともあるそうです。
ただ、昔からその釣り場の魅力を知っていた釣り師の方には知られたくなかった情報かもしれないですね。
高石市でのライフスタイルとは?
大阪ミナミまで電車で30分弱、運河と漁港があり水に囲まれた閑静な住宅街に住み、休日には大きな公園で子供と遊んだり、家族でバーベキューを楽しんだり、水辺で釣りに挑戦してみたり、そして夏にはプールで水とたわむれる。
都会ではできない充実した休日の過ごし方が、この海と運河の閑静な町でなら実現できるのではないでしょうか。
また、高石市は堺市と隣接していて、石油化学コンビナートが立ち並ぶ関西でも有数の工業地帯でもあります。
夜の工場の夜景はとてもきれいで、ここ数年はその夜景をカメラに収めるのも人気となっています。プロのカメラマンと巡る工場夜景ツアーも開催されているほど。
工場の夜景の写真をきれいに撮ることができるベストスポットというのが何か所かあり、そこに連れて行ってもらえます。
もちろん、同行するプロカメラマンが工場写真撮影のコツも教えてくれます。
でも、もし高石市に住んでいれば、たとえば、場所によってはマンションのベランダからそんな工場の夜景が日常的に見えるなんていう部屋もあるのではないでしょうか。
毎日満員電車に揺られて通勤をして仕事をがんばっているお父さんが、夜には自宅のベランダに出てくつろぎながら、工場の夜景を眺めつつ渇いた喉にビールを流し込む。
そんな日常のワンシーンも高石市でなら実現できるのではないでしょうか?
都市部から程よい距離で、家族で揃って休日を楽しみ、子供がのびのびと育つ、そんなライフスタイルが高石市でなら可能なのではないでしょうか。
イエモア@おすすめ