「やってしまった!」タバコの灰で汚れたカーペット・畳の対処法は?
最近はタバコを吸えるところが少なくなりましたよね。
愛煙家の方は、せめて自宅くらいでは自由に吸わせて!という思いが強いでしょう。
でも、うっかりタバコの灰を床に落としてしまって、それを家族に見つかったら・・・。
これは一刻も早く証拠隠滅を図らなければなりません!
フローリングの床なら、雑巾やウェットティッシュでサッと拭き取ればOK。
では、カーペットや畳に落としてしまったら?
今回はタバコの灰をカーペットや畳の上に落としてしまった時の対処法をご紹介します。
灰がタバコの形のままコロンと落ちたら
タバコの先端からコロンと落ちた灰が、その形をとどめていた場合はラッキーです。
用意するのはセロハンテープやガムテープなどの粘着テープ。
落ちた灰にそーっと近づけ、わずかに触れたところで持ち上げてみて下さい。
上手くいけばそのままの形で取ることができます!
灰がパラパラと広がってしまったら
灰がカーペットや畳の上でパラパラと広がってしまったら、もうセロハンテープの出番ではありません。
粘着テープを貼り付けると逆にカーペットや畳の目の奥へ押し込むことになるでしょう。
さらに、絶対にNGなのが濡れ雑巾です。
水分に溶けた細かな灰がカーペットや畳にしみ込み、いつまでも汚れや臭いがとれなくなってしまいます。
ここは大きな音が出てしまうのを覚悟で、掃除機を使うしかありません。
ローラーの付いたヘッドを外し、タバコの灰を上から押さえつけないように注意しながら吸い取りましょう。
カーペットには重曹・畳には塩
床に落としてしまったタバコの灰を掃除器で吸ったけど、まだ臭いが気になる・・・。
カーペットの臭い取りには”重曹”がおススメです。
やり方は簡単。カーペットの上に重曹を薄く振りかけ、数時間後に掃除機で吸い取るだけです。
それならは畳にも!と思いがちですが、畳に重曹をかけると変色してしまう可能性があるのでおススメできません。
畳の目地にタバコの灰が入り込んでいそうで嫌だなと思ったら”塩”です。
灰を落としたところに塩を振りかけて優しくなじませ、こちらも後は掃除機で吸うだけです。
火のついたタバコを畳に落としたら
火のついたタバコを畳の上に落としてしまった!
すぐに拾い上げても畳に焦げ跡が残ってしまうことがあります。
軽い焦げ跡はカッターナイフの背などでこそげ落としましょう。
残った色が気になる場合は、キッチンなどで使う漂白剤を薄めて馴染ませてみて下さい。
色が薄くなったら水拭きし、乾いた布でしっかりと水分を拭きとります。
畳表に穴が開くほど焦げてしまった場合には、焦げた部分に繋がるイ草を引き抜き、横のイ草を寄せて修復する方法がありますが、素人にはなかなか勇気がいりますよね。
最も簡単なのは、焦げ跡の上にシールを貼って隠すやり方です。
畳の色に合わせられるよう数種類のシールが入っていて、ホームセンターや100円ショップなどで売られています。
火のついたタバコをカーペットに落としたら
火のついたタバコをカーペットの上に落としてしまった!
カーペットにタバコの焦げ跡を作ってしまった時の対処法は、カーペットの素材によって違います。
ウールのカーペットは黒く焦げるだけですが、ナイロンなどの合成繊維でできたカーッペットは溶けて繊維同士がくっつくからです。
ウールカーペットがタバコで黒く焦げた場合は、歯ブラシなどで焦げた部分を落とし、掃除機をかければ目立たなくなるでしょう。
合成繊維のカーペットは、まずハサミで溶けて黒くなった部分を切り取ります。そして、部屋の隅や家具の下といった目立たない部分のカーペットの毛を取ってきて、木工用ボンドを付けて切り取った部分に埋め込みます。
まとめ
タバコの灰がコロンと落ちた時はセロハンテープでそーっとキャッチ。
タバコの灰掃除に濡れ雑巾は厳禁!
臭いが気になるなら、カーペットは重曹、畳は塩。
タバコで畳が焦げた時はシールが便利。
ウールカーペットが焦げたときはブラシでこする。
合成繊維はハサミでカットし、毛を埋め込む。
火のついたタバコを畳やカーペットに落とすと火事の危険がありますので、くれぐれもご注意くださいね。
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