新築で後悔したくない!失敗例で学ぶ最適な収納
快適な生活に欠かせない収納スペース。
一般的に一戸建て住宅なら10~15%、マンションでは8%の収納率(総床面積に対する収納スペースの割合)が理想だと言われています。
でも、収納に必要なのは数や広さだけではありません。
それを使う家族にとって、使い勝手が良いかどうかが最も大切です。
それでは5つの失敗例を見ながら、自分の家族にピッタリな収納について考えていきましょう。
シューズクロークに扉を付けなくて後悔!
アーチの垂れ壁がおしゃれなオープンタイプのシューズクローク。
子どもたちが小さい頃は靴の数もそれほど多くありませんし、可愛く飾っている感覚でした。
でも大きくなって野球やサッカーといったスポーツを始めるようになると、
沢山のスポーツ用具や汚れた靴が並んで見た目が悪いし、臭いも気になる・・・。
結局カーテンで隠すことにしたけど、最初から扉を付けていればよかったと後悔。
今の家族にとっての理想も、ライフステージによって変化していくことを考えておく必要がありそうですね。
階段下や天井裏に棚のついた収納家具を置いて後悔!
こまごました物は収納家具にきちんと整理してしまいたい!
と思ったけど、扉付きの家具を置いてしまって後悔。
扉や引き出しを開けて出し入れするのがつらくて、結局棚の前に出しっぱなしになってしまった。
ほとんど階段下や天井裏に投げ込んでいる感じ・・・。
天井の低いスペースでは不自然な体勢で物の出し入れをしなければならないので、
オープン棚の収納家具を置くか、あらかじめケースに入れたものをしまうようにした方が楽なようですね。
子ども部屋の収納を広くして後悔!
子どもの荷物もこれから増えるだろうからと子供部屋の収納スペースを広くして後悔。
1階にもっと収納スペースを確保しておけばよかった。
そもそも家族が多くの時間を過ごすのはリビング。
学校の宿題もリビングでするから、いちいち2階の子ども部屋へランドセルを持って行くのは億劫なんですよね。
普段よく着る上着や帽子なども、子供部屋にあるより玄関近くのファミリークロークに収納した方が、使うのもしまうのも楽です!
リビングの収納を扉の付いたクローゼットにして後悔
「ものぐさ家族には扉付きの収納は向いていないな」と後悔。
使ったものを扉を開けて、所定の位置に置いて、扉を閉める。
たったそれだけの事が ”ものぐさ” な私には面倒で、ついついテーブルの上に置きっぱなしにしちゃうんです。
片付けの苦手な家族には扉付きのクローゼットよりも、
オープンタイプの棚やマガジンラックのようにワンアクションで収納できるものがおすすめです。
床下収納に水のケースやお米をしまって後悔!?
キッチンの床下にケース買いしたペットボトルや10㎏のお米を収納したのはいいけど、
持ち上げる時に腰が・・・!で、後悔。
重いものを収納するときは注意が必要です。
床下収納は軽くてかさばるもの向きかもしれませんね。
結局床下点検口としての役割だけになっているという声も聞きます。
まとめ
収納スペースは数や広さだけでなく、家族にとって使いやすいかどうかも重要です。
シューズクロークの見た目や臭いは気にならない?
収納するのが面倒ではない?
子ども部屋の収納は本当に使う?
家族の今とこれからを考えて、それぞれの家族にあった収納を選んでみてください。
イエモア@あなたにおススメ