隣人トラブルにはどんな事例があるの?知っておきたい予防方法や解決策
リフォームなどの工事をする際は事前の挨拶を忘れずに!
マイホームを持っている場合に隣人とのトラブルで多い事例が、リフォームなどの工事の際の騒音や埃によるものです。
家を建てるときは勿論ですが、住み始めてから何らかの工事を行うときには、事前に工事に入ることを近隣に伝える必要があります。
できれば洗剤や海苔などちょつとした品物を持って、挨拶に回りましょう。
近隣の住宅環境にもよりますが、左右お隣り2軒、マンションの場合は上下の階にも挨拶しておきたいものです。
どんな工事でも、多かれ少なかれドリルなどの騒音が響きます。
塗装をする場合は塗料の臭いが充満しますし、掘削工事などでは土埃も舞います。
暑い季節はそうした影響を受けないように、窓を開けるのを我慢する隣人もいるでしょう。
工事中は近所の子供たちも怪我をしないように気を付けなければいけません。
事前に工事の内容や期間を近所の人に伝えておくことで、厄介なトラブルが起こるのを回避しやすくなります。
何かが起こってからでは遅いです。工事業者の責任者が挨拶に回ってくれることもありますが、できれば工事をする家の住人も一緒に行くことをおススメします。。
隣人に迷惑をかける可能性がある自然災害の恐ろしさ
何気ない日常の中で、思いがけないトラブルを引き起こす原因となるもののひとつが自然災害です。
梅雨時期や台風シーズンなどは、隣人トラブルも増える傾向にあります。
例えば家の屋根のアンテナが倒れかけていて気になりながらも放置していたとします。そんな時に台風が来ると大変なことに!
倒れかけていたアンテナが台風の強風によって折れ、隣の家に飛んで隣家の屋根を傷付けてしまうことがあるのです。
もしくは落下して、通りがかった近所の人を傷付ける可能性もあるでしょう。
またマンションでベランダのヒビを放置していたら雨漏りが生じ、大雨の翌日に下の家が布団を干していたらそこに上階から溜まった雨水が落ちて布団を濡らしてしまったという事例もあります。
建物に何らかの破損が生じている場合は、それを直さなくては近隣にも迷惑をかける危険があることを知っておきましょう。
梅雨や台風の備えは、自分の家のためだけでなく隣人トラブルを防ぐためにも必要と言えます。
気になる箇所は放置せずに早めに修理して、厄介な出来事が起こらないようにしたいものです。
子供やペットがいる家庭が気を付けるべきこと
犬や猫を飼っている家も増えてきました。
小さな子供がいる家庭にも言えることですが、動物や子供の声や走り回る足音などが、隣人トラブルの引き金になることは多々あります。
子供が泣いたり犬が走り回るのはある程度は仕方がないので、防音対策をしっかり行いましょう。
マンションでは床に関しては音を吸収しやすいクッション材を使うのも良いですし、二重壁にするなどの対策もあります。
防音効果の高い窓などもあるので、業者に相談してみましょう。
こうした防音対策は、家にピアノなどの楽器がある場合にも有効です。
ペットを飼っている場合には、吠え癖をなくすための躾も重要です。
特にペットに留守番をさせているときの状態は飼い主には分かりません。留守中に始終吠えている可能性もあるので気を付けたいものです。
また、ペットに近隣住宅の前でおしっこをさせないようにしなければなりません。
散歩の際にうんちの始末をするのはマナーですが、おしっこをお隣の塀でしてしまうことだってあるかもしれません。ペットのおしっこに関しても、迷惑のかからない場所でさせるように普段からしっかりと躾をしておきましょう。
ゴミ出しに関する近隣トラブル
地域や住まいによって、ゴミ出しの日やゴミステーションの場所などが指定されています。
けれども中には決められた日ではない日にゴミを捨てる人も見られます。ゴミの分別が守られていないケースも多いです。
指定日ではない日に捨てられたゴミは、引き取りまでに時間がかかるために悪臭の元になりやすいです。また猫やカラスなどがゴミをあさり、袋が破られて道端にゴミが散乱することもあるでしょう。
近隣の人にとっては大いに迷惑です。
ゴミ出しのルールを守らない人は、実は同一犯である可能性も高いです。近所の人同士が疑心暗鬼になってしまうのもあまり気持ちの良いものではないでしょう。
ゴミ出しに関する問題が目につくときは、管理人や大家さんにまずは相談することが大切です。自治会などでゴミの問題を取り上げるのも良いでしょう。
勝手にゴミ袋を開けて何か身元が判明しそうな物を探すという手もありますが、下手をするとプライバシーの侵害につながるので気を付けなければなりません。まずは管理会社などに打ち明けてみることが賢明な解決方法と言えるでしょう。
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