誰もがホッとできる場所 アロマカフェPiaf(ピアフ)|【松原】地域ai
『地域ai』は、地域で愛されるお店を紹介するページです。
直接お店に伺って、お店の方の声やお店の雰囲気を取材。
周辺の情報も併せて紹介していますので、記事を読んでこの地域のことをちょっぴり ”ai” していただけたらいいなぁと思っています。
<2018/7/30取材>
※メニューや価格は取材当時のものですので変更となる可能性があります
アロマカフェPiaf(ピアフ)
近鉄南大阪線「河内松原駅」の北側、最初の路地を入ると『アロマカフェPiaf』の明るいオレンジ色の看板が迎えてくれます。
ママ:「そう、とにかく明るいお店にしたかったの。」
内側のドアに一面のガラスをはめ込み、南側に大きく窓をとったPiafの店内には光が溢れています。
~Piafのお客様~
Piafのお客さんは7~8割が女性だそうです。
客席は4人掛けのテーブル席が3つと、2人掛けのテーブル席1つにカウンター。
1人でもふらりと立ち寄れる気取らない喫茶店です。
モーニングは朝の7時30分から。
常連の90歳のおばあちゃまはウォーキングの休憩にと、朝一番に来られるんだとか。
ドリンクに、トーストと卵サンドが選べて¥450。
1杯ずつ豆を挽いてドリップするPiafのコーヒーは、とっても香り豊か。
それでいて、苦みや酸味が強すぎずソフトな口当たりなので、1日に何杯でも飲みたくなるコーヒーです。
~マスターのカレー~
Piafは2009年の7月にオープンしました。
40代後半で脱サラしたマスターが「夢を叶えるには時間が無い」と、一念発起。
2年間の修行を経て、カレーのお店をオープンするという夢を!!
???
そう。マスターが修行に行った先は、大阪ミナミの老舗カレー店なんです。
マスターがその味に惚れ込んだカレー店。
断られても断られても、めげずに頼み込んで何とか雇ってもらい、出前やホールもこなしながら2年間秘伝のカレーについて学びました。
そして、約1年間試作を繰り返して、小さなカフェでも作れるようレシピをアレンジしたのがPiafのカレーです。
ママ:「だから、マスターはここのカレーが食べられないのよ。」
ー食べ飽きたから?
ママ:「もったいなくて食べられないんだって。」
我が子のようなカレーが愛おしくて、食べるのがもったいない。それほど手間ひまと愛情をかけて作られているんですね。
ーでも、マスターが脱サラしてお店を始めることに、ママは反対しなかったんですか?
ママ:「うん。自分の好きなことをしなきゃダメだって。」
まあ、何ともあっけらかんとおっしゃいました。
動物性の脂肪やお肉を一切使わないPiafのカレー。
マスター:「(試作中に)肉を入れてみたんですよ。そしたら、普通のカレーになってしまって。」
ご飯にのせられたふわとろ卵がカレーにコクをプラス。ご飯が冷めにくいようにという配慮もあるそうです。
~オムライスを頂きました~
結局、お店はカレー店ではなく喫茶店になった訳ですが、他のメニューにもマスターのこだわりがぎっしり。
関西テレビ「よ~いドン!」で紹介されて、更に人気が高まっているオムライスを頂きました!
サラダとセットになったオムライスはボリュームたっぷり。
でも、優しい味付けと重くなり過ぎない具材のバランスのおかげで、ペロリといけちゃいました。
常連さんには年配の女性も多いようですが、皆さん難なく完食されるそうですよ。
ご飯に混ぜ合わせるソースには、ハムではなく合いびき肉を使い、人参、玉ねぎ、生トマトにトマトピューレ、トマトケチャップを・・・。
そこまでは教えてもらえましたが、上にかかっているソースは「デミグラス風のオリジナルソース」ということまでで、あとは企業秘密。
こちらも、マスターが研究を重ねて作り上げたこだわりの逸品のようですね。
~手作りケーキ~
Piafのケーキはすべて手作り!そのレシピの数は100種類を超えるとか。
マスターとママ、レシピを考えた方がそのケーキを作るということですが、8割方はマスター作だそうです。
この日作っていたのは『アップルシナモンケーキ』
甘さを抑えたマスターのケーキは、見た目よりもうーんと軽いのが特徴です。
オムライスの後にケーキまで食べてしまえるのは、単に私が食いしん坊なだけではないんですよ。ホント。
ママ:「バターはね、たっぷり使っているから。」
砂糖を控えながらもしっとり風味豊かに仕上げる秘密は贅沢に使用したバターにあるようです。
~アロマカフェのこと~
ケーキと一緒に頂いたのはオリジナルブレンドのハーブティ。
味や香り、嬉しい効能で選べる6種類のハーブティの中で、私は ”いい声が出るように” と『マロウ』をお願いしました。
お湯を注いぐと、ポットの中が薄いブルーに!ほんの一瞬だけのお楽しみです。
ママ:「コーヒーの香り、カレーの香り、これってアロマでしょ。香りからいい物をもらっているのね。」
ママ:「体にいい香りを楽しむのが、一番健康に近いっていうか。」
店名の ”アロマカフェ” には、香りを楽しんで元気になって欲しいというママの願いが込められていました。
~イベント情報~
Piafでは、フォーク・ゴスペル・ソプラノといったライブイベントを開催しています。
喫茶店にいる人達みんなが音楽で一体となる時間を、ぜひ体感してみて下さい。
また、トールペイント教室にも場所を提供。
月に2~3回の不定期開催ですが、毎回8人くらいの生徒さんがトールペイントとお茶を楽しみに来られるそうです。
そして、忘れてならないのが ”シャンソン”
『ピアフ』という店名は、フランスの国民的シャンソン歌手であったエディット・ピアフの名前からとられているんですって。
コロコロと心地よいママのおしゃべりの声。
シャンソンの歌声は、体の中へスーッとしみ込んでくるようで、また、とってもステキなんですよ。
~アロマカフェPiafの詳細~
【住所】松原市上田2丁目1-15
【アクセス】近鉄南大阪線 河内松原駅から徒歩3分(約180m)
駅前の商店街を北へ進み、宝くじ売り場の角を入ってすぐです。
【電話】072-332-0310
【営業時間】7:30~18:00
【定休日】毎週土曜日
【駐車場・駐輪場】駐車場はありませが、自転車はお店の横に数台停められます。
取材を終えて
ママ:「ずっと気になってたんだけど、思い切って入って良かったってよく言われるのよ。」
ママ:「なんかね。やたらとホッとしてはる。」
取材中の午後4時頃に1人で来られたお客さんは、お仕事帰りだとおっしゃっていました。
慌ただしい日常の始まる前に、お昼の休憩に、夕方の仕事帰りに。
それぞれに、ホッとできる場所が「アロマカフェPiaf」なんですね。
おしゃべり好きな方は、マスターのダジャレにもお付き合いください(笑)
河内松原は住みよい街
「アロマカフェPiaf」のオープンにこの場所を選んだのは、自宅から比較的近く、準急が停車する「河内松原駅」のすぐそばという立地からだそうです。
確かに、松原市内の他の駅やお隣の「恵我之荘駅」の周辺に比べると買い物施設や飲食店も多いですし、
大手銀行や大きな郵便局、クリニックの入ったビルなんかもあって人の行き来は盛んなようですね。
松原市にはファミリー層が多く住んでいるそうですが、Piafの辺りを通学区とする小学校の人気が高く、近くにできた大型マンションを買った人が、通学区が違ったからと引っ越したという話は、近所に住む常連さんから聞きました。
松原市についてもっと知りたい方はこちらもご覧ください
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