中古のマイホーム物件、一戸建てとマンションどちらを選ぶ?
マイホーム選びは総合的な居住性で決めよう
近年では不動産の価値の下落や価値観の多様化などの要因でマイホームを中古物件から選ぶケースが増加しています。
中古住宅は新築よりも安く購入出来るのが大きな魅力ですが、その一方で建物の耐久性や居住性が築年数の長さに応じて低下していることも。また、住宅の構造も住み心地の良し悪しを左右する事柄なので、購入の際は家族構成や地域の発展性などを考慮して慎重に判断することが大切です。
マイホームは家族全員が快適に暮らす憩いの場です。住み心地の良さを第一に考えて選びましょう。
マイホームは一戸建て住宅とマンションなどの集合住宅に二分されます。どちらも建物の構造や耐久性などで長所と短所があることから、居住性を確認しながら希望に合致する物件を選ぶことが大切です。
一戸建て住宅は複数の世代に渡って住み続けるマイホームのイメージが強いことから、築年数が長い中古物件でも価格が高値安定になりやすい傾向があります。また、庭やガレージなどの付随設備が充実している物件が多いので快適な暮らしに繋がりやすいのも大きな特徴です。
建物が周囲から独立した造りなのでリフォーム工事が容易なのも一戸建て住宅の利点の一つ。その一方で一戸建て住宅は木造が多いことから古い物件になるほど建材の傷みが進み、断熱性や気密性が低下する傾向があるので注意が必要です。
マンション物件は耐久性が高い鉄筋コンクリート造りが一般的なので、古い物件でも居住性が大きく損なわれることが無いという利点があります。その反面、一つの建物に複数の世帯が入居する造りなので居住性が他の入居者に左右されることがあります。部屋のリフォームも簡単に出来ないので、人数が多い世帯には不向きかもしれません。
中古住宅で気持ち良く暮らすためのポイント
一戸建てやマンションなどの中古住宅は建物の構造や近隣の環境によって居住性が大きく変わるので、マイホームとして購入する際は実際に下見を行うことが大切です。直接物件を訪れることで室内の雰囲気や立地環境を正しく把握することが出来ます。
特に交通の便や近隣の環境は物件を実際に訪れて初めて理解出来る事柄なので、出来るだけ家族全員で時間をかけながら確認するのが楽しいマイホーム暮らしを実現するための心得です。
物件の近隣環境は入居する家族の生活様式に合致することを重視します。学校や商業施設、公共機関の必要性は家族構成で大きく異なるので物件の価格や不動産会社の知名度だけで安易に決めてはいけません。
また、建物の造りや安全性も購入時の重要なポイントになります。一戸建て住宅は室内のバリアフリー構造の有無、マンションはエレベーターなどの共有スペースの使いやすさなどが居住性を左右します。
このように、家族全員にとって居心地が良く、長く暮らせる物件であることがマイホーム選びの重要な条件となるのです。
マイホームの購入は大きな買い物なので、複数の物件を比較したり専門家のアドバイスを聞くなど、満足出来る結果を得られるように準備することを心がけましょう。
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