マスク転売規制で買えるようになる?|国内で増産も
3月15日より、マスクの高額での転売が禁止されました。
マスク転売の温床となっていたネットオークションやフリーマーケットアプリの運営各社ではマスクの出品を全面禁止し、出品を確認した場合はページを削除するとしています。
違反した場合は1年以下の懲役か、100万円以下の罰金。
これによって、私たちも普通にマスクが買えるようになるんでしょうか?
マスクの転売が禁止される条件
(厚生労働 省・省経済産業省・消費者庁「マスク転売規制についてのQ&A」より)
今回、規制の対象となっているのは「衛生マスク」です。
美容用のマスクやプロレス用のマスクは含まれません。
(当然、分かりますよね。)
禁止されるのは以下の3つを満たした転売行為です。
①小売店舗や EC サイトなど不特定の相手に販売する者から購入したマスクを、
②購入した金額よりも高い価格で、
③インターネットや店舗などを通じ不特定または多数の者へ転売すること。
スーパーやドラッグストア、ネットショップなどで購入したマスクを、買った時よりも高い値段で不特定多数の人に売ってはいけませんということですので、
購入価格と同じか安く売ることは禁止されませんし、
親戚や友人のように限られた範囲の人に買い取ってもら場合は、規制対象にはなりません。
月間6億枚の供給量を確保
「マスクは全て中国で作っているから入ってこない」
と、思っている方もいるかもしれませんが、実は国内メーカーもマスクを作っています。
国内メーカーは、24時間体制で通常の3倍の増産を継続し、週1億枚の供給をしているそうです。
また、政府は「マスク生産設備導入支援事業費補助金」を活用して、さらなる国内での増産を後押し。
第1弾の3社と、第2弾の8社を採択し、順次、生産・増産を開始するとのこと。
さらに輸入量も拡大して、月間で6億枚の供給量を確保するめどがついたとしています。
譲り合いの気持ちで
マスクの高額での転売禁止。
増産や輸入の拡大。
でも、私たちが普通に買えるようになるのはいつになるんでしょうね。
新型コロナウイルス感染拡大がいつまで続くか分からない中、不安が不安を呼んで・・・。
という状況ではありますが、
本当に必要なところへマスクが届くように、私たちも必要以上の買い占めや買いだめをしないよう、譲り合いの心を持つことが大切ではないでしょうか。
イエモア@あなたにおススメ