マンション査定時に知らないと大損!マンション売却のオキテ

マンションを売りたいと考えた時に まず必要なステップがマンションの査定です。

査定とは、不動産業者にマンションの売却価格の目安を計算してもらうことです。

査定は不動産業者が行うので売主が関与することはありませんが、その査定価格が妥当かどうかというのはある程度売主も把握しておく必要があります。

なぜなら、その査定価格があまりでも安すぎれば本当はもっと高く売れたかもしれないですし、査定価格があまりにも高ければ買い主が現れず売却するまでに非常に時間を要するからです。

本記事ではその査定についてポイントを紹介します。

 

新耐震基準のマンションで価値アップ

マンションを売却する時に重要なのはそのマンションの耐震基準が旧耐震基準なのか新耐震基準なのかという点です。

これは築年数で把握することができます。

具体的には昭和56年6月1日以降に建築許可が下りた物件については新耐震基準が適用されています。

買い主の立場に立って考えると、耐震基準が強化された新基準の方が安心して購入できますよね。

そのため売り値もそれを考慮された価格になるのです。

 

旧耐震基準でもあきらめないで!売却時に高評価となる耐震補強工事とは?

では、旧耐震基準で建てられたマンションは高く売ることはできないのでしょうか。

確かにその点は否めませんが例外がひとつあります。

それは耐震補強工事を実施したかどうかです。

 

耐震補強工事を実施したマンションは価格がある程度考慮されます。

ですので不動産業者に査定を依頼する前に、耐震補強工事を行ったかどうか確認しておきましょう。

 

その物件、駐車場がついていると査定アップのチャンスです

マンションの価格を査定する時に考慮される要素が駐車場の有無。

もちろん駐車場がある方が査定価格アップの可能性があります。

 

ところで、マンションの駐車場には2タイプあることをご存じですか?

ひとつは賃貸方式といって、駐車場を借りるようになっているもの。

もうひとつは分譲方式といって、駐車場の利用権が不動産購入時についているものです。

賃貸方式の場合は駐車場の空きがなければマンションの駐車場を利用することはできません。

一方、分譲方式は確実に駐車場が利用できるため査定価格アップのポイントとなります。

 

売却期間は長いほうが好条件にあたる確率アップ!

マンションを売却する期間は数ヶ月、長ければ半年以上かかることもあります。

そこで気をつけて欲しいのが、売却期間に余裕を持って臨むことです。

 

なぜかと言うと、不動産を売り急いでしまうと買い主に足元を見られ大幅な値引きを求められることがあるからです

でも、売却期間を長く持っておけば大幅な値引きを要求してくる買い主はスルーして次の買い主を待つことができます。

ですから、不動産の売却には期間の余裕をもって臨みましょう。

 

まとめ

マンションを売却する最初のステップはマンションの査定です。

不動産業者による査定は設備や売却期間などいくつかのポイントによって決まり、高く売れたり売れなかったりします。

ここまで述べてきたポイントを考慮して、スムーズにマンションの売却を進めましょう。

 

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