恋愛に心理学は使える?本当に使える楽しいテクニックをまとめてご紹介
恋愛とは運命的で神秘的なものと考える人はたくさんいると思います。
もちろん、恋愛にはそういう側面もありますが、一方で「ガクモン」的な見地を踏まえて恋愛をもっと上手にできるようになりたい、と思う人もいます。
そこで「心理学」はいかがでしょうか?
今回は、恋愛に心理学に使えるのかどうか考えてみたのちに、心理学に基づく本当に使える恋愛テクニックをいくつか紹介していきます。
【前提】恋愛に心理学は使える?
恋愛には心理学は効果的と考えられています。実際に、「ラブスタイル類型論」のような恋愛を主題とした心理学も存在します。
心理学は、基本的に自分自身の感情や気持ちを整理するときに知識として入れておくと、自分の振り返りなどに使うことができます。
そこから応用して、相手の気持ちを考えたり、こういうことをすると統計的に人間を喜ばせられるといった知識やテクニックとして使うことができます。
こういった観点から見ると、恋愛にも心理学は役立つことが多いといえます。
本当に使える恋愛テクニックまとめ
ここからは「本当に使える恋愛テクニック」について紹介していきます。
今回紹介するテクニックは心理学に基づいているため、効果が期待できます。
吊り橋効果
吊り橋効果は、ドキドキする場所やシチュエーションで男女が恋に落ちやすいという心理現象のことです。
例えば、ジェットコースターに乗っている時や、観覧車に乗っている時に恋に落ちるケースがあります。
他にも、お化け屋敷で手を繋いだり、ホラー映画を観たりしても効果があると言われています。
ハロー効果
ハロー効果は、後光がさすように眩しくキラキラとしているような人を見ると、人は好意を持ちやすくなるというものです。
これは宗教絵画にも用いられる手法です。絵画の表現において、キリストや仏陀なども後光がさしているものが多いことに思い当たるのではないでしょうか。
「後光がさすように眩しくキラキラと」……とまではなかなか大変かもしれませんが、見た目を整えることも、美容に努力することも恋愛には効果的です。
ミラーリング効果
ミラーリング効果は、相手と同じ動作をしたり、同じ言葉を使ったりすると、相手に親近感を抱きやすくなるというものです。
相手が腕を組んだら腕を組んでみたり、飲み物を飲んだら飲み物を飲む、などもこの効果を期待した身近にできる方法です。
単純接触効果
単純接触効果は、何度も会うと好きになりやすくなるというものです。
例えば、最初会ったときに関心がなかったとしても、何回も会うことで相手が好意を抱きやすくなることがあります。
短時間でもこの効果はあるため、意中の相手との会う回数はなるべく増やすことが大事です。
社会的証明効果
社会的証明効果は、友達に紹介すると好印象を持たれるというものです。
例えば、本屋で「◎◎が推薦する本」などと有名人の名前が帯にでかでかと書いてあると、その本に興味を持つことがありますが、これも社会的証明効果の応用の一つです。
気になる相手に自分を紹介してもらう場合は、その気になる相手とかなり仲のいい友達経由で紹介してもらうと効果的です。
フット・イン・ザ・ドア
これは、最初は小さい要求からはじめて、徐々に要求を大きくして要求を飲んでもらうことをさします。
最初の約束はなるべく小さいことでもいいから、継続して約束していくことで、飲んでもらうのが難しい要求でも飲んでもらえるようになることがあります。
一貫性の原理
一度始めたことはなかなかやめられない、というのがこの一貫性の原理です。
例えば、昔から買っている月刊誌を癖で買い続けてしまうことがあります。これも一貫性の原理の表れの一つです。
この原理を応用すれば、LINEなどを惰性で続けることで、自分とのメッセージをやめられないように仕向けることも可能です。
好意の返報性
これは、好意に対して好意で返そうとする心理のことをさします。
人は、「こういうことをやってもらったから今度はこうやってお返しをしよう」なんて考えてしまう傾向にあるということです。
相手に対して良いことやプレゼントを渡すことで、相手から好意が返ってくる可能性があります。
選択理論
選択理論は、すべての行動は選択の上で成り立つという理論です。相手の気持ちや相手のライフサイクルなどを知るためにこの理論は有効です。
自分のライフスタイルや相手のライフスタイルを変えることなく、居心地の良い関係を築きたいときに、この理論を活用できます。
この理論について詳しく紹介されているサイトがあるので、確認してみてはいかがでしょうか。
プロスペクト理論
プロスペクト理論とは、予想する利益や期待などによって人間は多くの意思選択を行う、という行動モデルを考える理論です。
この理論では、小さな確率ほど人間は大きな確率と見積もってしまう認知のゆがみがある、ということが提唱されています。
例えば、高嶺の花を好きになるということも、これに関係していることがあります。
そこで、自分の有効な価値を作り出して、相手にあなたと付き合うためには非常な困難を乗り越えるということが必要だ(=高嶺の花だ)と示し、好きになってもらう、といった時に、この理論を応用することができそうです。
マズローの欲求5段階説
「マズローの欲求5段階説」とは、人間には「自己実現の欲求」「承認欲求」「所属と愛の欲求」「安全の欲求」「生理的欲求」といった5つの欲求があるという考え方です。
これは恋愛でも使えます。人から認められたいといった相手の承認欲求を満たすことで、「この人は自分の様々な欲求を満たしてくれる」……そう思ってもらいたいときに、この考え方は使えるといえます。
ラポール形成
信頼関係のことを「ラポール」といいます。これを形成するということは、相手に本音で話してもらったり、相手のことを知るために有効なテクニックです。
具体的には相手の話に同調したり、行為を真似することが、ラポール形成のためには有効手段となってきます。
恋愛面や人間関係でより深い関係性を築きたい時に使いたいテクニックです。
コールドリーディング
「コールドリーディング」とは、見た目や雰囲気などの観察から相手のことを言い当てることで「自分のことをよく知ってる」という風に感じさせる話術のことです。
言い当てることで、「私のことをよく知っている、分かってくれている」という相手と信頼関係を築けることもあります、やりすぎると怖がられる可能性もあるのでほどほどにしましょう。
ウィンザー効果
ウィンザー効果は、当事者から話を聞くよりも第三者から話を聞いたほうが信憑性を得やすいという効果のことです。
わかりやすくいえば、噂話のほうが信じられてしまうというような感じでしょうか。
これを使い、自分の良いところなどを友達経由で相手に伝えてもらうことも有効な手段です。
カタルシス効果
カタルシス効果は、不安などを口に出すことで安心感を得られるという効果のことです。
ネガティブな感情は共感しやすいものです。悪口でつながる縁は、このカタルシス効果の影響もあるといえます。
恋愛のテクニックとしては、相手の愚痴や不満は積極的に聞いていくのが良いでしょう。
まとめ
今回は、恋愛に効果的と考えられる心理学についていくつか紹介してきました。
これらは恋愛以外でもマーケティングなどでも用いられるものです。
仕事や人間関係など、日常生活にも役立ててみてはいかがでしょうか。
最後に心理学に詳しいメンタリストDAIGOさんが恋愛倫理学について面白いお話をしているのでそちらを紹介して締めたいと思います。
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