ランドリールームがあって良かった!活用法とおすすめの間取り
ランドリールームとは、”洗濯する・乾かす・たたむ・しまう”といった洗濯まわりの作業を一か所でまとめてやってしまおう!というお部屋です。
最近は洗濯物を外に干さない家庭が増え、「家を建てるならランドリールームが欲しい」という声もよく聞きます。普段は外干し派の方にとっても、使えるポイントがあります!
ランドリールームを配置する間取にも注目して、活用法をご紹介しましょう。
ランドリールームの広さは?
とくに「〇帖以上は必要」というものはありませんが、一般的な洗面脱衣所ではできることが限られますので、持たせたい機能によってプラスαの広さを確保しましょう。
乾燥機をメインに使うのなら2帖ほどでも良いでしょうが、”干す・たたむ”があるならもう少し広めに。干しっぱなしを想定するなら3~4帖あると良いかな?といった具合です。
ただ、重要なのは広さだけではなく動線です。行ったり来たりの回数が少なく、必要な作業が一連の流れとして出来るかが大切!むしろコンパクトな方が無駄な動きがなく作業がスムーズにできる場合もあります。
ランドリールームで何がしたいかを具体的にイメージして広さや間取りを決めましょう。
ランドリールーム活用法
さあ、ではランドリールームで何をしましょう?
洗濯物を干す(掛ける)
洗濯機からすぐの場所に物干し用のパイプがあれば、そこで乾かすのはもちろん、一旦かけておくのにも便利です。
日の当たる屋外で洗濯物を乾かしたいけど、サンサンと日の当たる場所で干すのは日焼けや暑さが気になることも。洗濯機から取り出しながらハンガーに引っ掛けて物干しに仮置きし、まとめて持って出れば外での作業はあっと言う間です。
部屋干し派にはもう少し干す場所が必要ですね。昇降式の物干しなら、洗濯物を掛けた後に天井近くまで引き上げておけるので下のスペースが有効に使えます。
目線より上に干すことで、子どもが友達を連れてきて洗面所で手を洗うといったシーンでも、洗濯物が気にならないのではないでしょうか。
洗濯物をたたむ
作業台もランドリールームに欲しいアイテム。乾いた洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりできます。収納と一緒になった据え置きや作り付けの作業台もありますが、狭いスペースを有効に使うなら折りたたみタイプのものも。普段は壁に付けておいて必要な時だけ起こして使えるので場所を取りません。
くらしのヒント!
シャツなどの衣類を干す前にたたんで数分置いておくと、洗濯ジワが自然とのびますよ。洗濯機から取り出したら最初にたたんで、タオルなどの他の洗濯物をその上にのせてしまいます。上の洗濯物を干し終わった頃にはたたんだ衣類の洗濯ジワが伸びてキレイに干すことができます。
アイロンがけ
常に「嫌いな家事」の上位に名前が上がるアイロンがけ。リビングや和室などで座って作業すると、アイロンの終わった衣類を立ち上がってハンガーに掛けて、また座って次のアイロンがけ・・・。と、なかなか面倒ですよね。
ランドリールームに立ったままアイロンがけのできるスペースがあれば、効率よくちゃっちゃと作業が行えます。洗濯・乾燥からの流れで一気にアイロンまで終わらせてしまうのも良し。アイロン前の衣類を入れておくコーナーを設けておいて、週末などにまとめてアイロンがけをするのも良し。「嫌いな家事」だからこそ、気持ちよくこなしたいですね。
絶対に必要!コンセント
ランドリールームにはコンセントが必要です!
洗濯機、乾燥機、アイロンなどの電化製品を使いますし、洗面室と兼ねていたらドライヤー、シェイバーや電動歯ブラシの充電などにも必要でしょう。
そして、室内干しのために置いてほしいのが、除湿器とサーキュレーターです。風通しのよいランドリールームならさほど必要と感じないかもしれませんが、雨が続いたり、気温の低い日などに早く洗濯物を乾かすにはこれらがあると便利です。
この間取りが便利!
ランドリールームを配置する間取りの実例をご紹介します。
こちらの間取りでは玄関からリビングへの動線上にランドリールームを配置しています。
学校から帰ったら、まず洗面脱衣所を兼ねたランドリールームへ直行!その日に使ったハンカチや体操服を洗濯カゴに入れたら、手と顔を洗ってリビングへ。
スポーツを楽しんだ日は帰宅後すぐにお風呂。洗濯をまわしながらファミリークローゼットから取り出した部屋着に着替えてキッチンへ。
ランドリールームの扉を開け放して、お風呂掃除と洗濯と料理を、家族みんなでおしゃべりしながら♪なんてのもいいですね。
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