秋の九州に出かけよう！～大人デート＆子連れハイキング～おススメ絶景ポット１１
秋は魅力がいっぱい！
爽やかな気候と美しい紅葉、旬の食べ物も多く、秋は観光や旅行にぴったりの季節です。
夏にたくさんの日光を浴びて緑に生い茂った木々が、黄色、オレンジ、赤と様々な色味に葉の色を変化させていく姿はとても美しいですよね。
そして、１日が過ぎるごとに紅葉の見え方や濃淡も一気に変化していきます。
この美しさは秋にしか楽しめない絶景です！
特に、九州は古くから残されている建造物も多く、その周りに彩る紅葉は
いくつもの時代を共に過ごしてきた歴史が感じられます。
さらに、渓谷や高原など圧巻の絶景を堪能できるスポットも数多く存在。
そこで今回は、大人デート＆子連れハイキングにピッタリ！
九州地方で秋を感じることのできるオススメスポット11選を紹介していきたいと思います。
ぜひ、ご家族や大切な方とともに訪れてみてください。
「秋を探しに行く旅」というのも、お子様にとってたくさんの発見や学びがあるかもしれませんよ。
（2024年9月の情報です。詳細は各施設にお問合せください。）
大人デートにおススメの絶景スポット
「九年庵」～佐賀県～
「九年庵（くねんあん）」はもともと佐賀の実業家である伊丹弥太郎の別荘だった場所で、庭園は明治３３年から浄土真宗の僧である阿和尚の教えのもと、９年の歳月をかけて築かれました。
邸宅は、屋根や土壁、連小窓、濡縁のなど細部まで意匠が凝らされており、
庭園は、一面に広がる苔やツツジ、モミジなどに囲まれ、独特の雰囲気を纏った空間で秋を感じることが出来ます。
ただし、「九年庵」は秋には９日間しか一般公開されないため、日にちを確認してから訪れましょう。
JR神埼駅から公共バスでも行けますし、仁比山公園駐車場が利用できるため、車で行くことも可能です。
「大興善寺」～佐賀県～
「大興善寺（だいこうぜんじ）」にはモミジやイチョウが数多く植えられ、門をくぐった瞬間から幻想的な空間が広がります。
紅葉に包まれた境内にたたずむ藁ぶき屋根の本堂も魅力的で、佐賀県の紅葉が楽しめる観光スポットの中でも人気が高い場所となっています。
日が暮れていくにつれて徐々にライトアップされていく様子も美しく、
景色の変化を感じながら、ついつい長居してしまいそう。
「大興善寺」
【住所】佐賀県三養基郡基山町園部3628
【料金】境内無料
＜契園（ちぎりえん）＞
4月・5月・11月・12月の観光シーズン 大人：600円 小・中学生：300円
※観光シーズン以外は、大人：300円 小・中学生：100円
【関連サイト】大興善寺
「秋月城跡」～福岡県～
「秋月城（あきづきじょう）」は1623年に黒田長興によって築城されました。
今も残る黒門や石垣、長屋門が当時の栄華を物語ります。
そしてこの時期、特に見に行きたいのが「黒門」。
周囲に植えられた約20本のカエデの紅葉と歴史を感じる黒い門とのコントラストがなんとも絶妙で、
絶好のフォトスポットとなっています。
門をくぐって石段を登った先にある「垂裕神社」からの眺めも絶景ですよ。
見学は無料です。
「轟峡」～長崎県～
「轟峡（とどろききょう）」は名水百選に選ばれる清流が流れており、様々な大きさの滝が３０か所余りも連なっています。
これらの清流を遊歩道や吊り橋などを渡りながら楽しむことが出来ます。
秋の涼しい気候の中で、澄んだ清流の音と輝きはそれだけでも絶景ともいえますが、なんといっても轟峡の素晴らしいポイントは紅葉も美しいという点です。
真っ赤に染まる紅葉の中を勢いよく流れる清流と優しく流れる細い清流のコントラストが素晴らしく、水のせせらぎと紅葉の絶景を同時に楽しめるオススメスポットです。
「三十路苑」～長崎県～
「三十路苑（みそじえん）」は秋限定で公開されている庭園で、紅葉のライトアップを楽しむことが出来ます。
小浜温泉と雲仙温泉の間にあるため、幻想的な紅葉のライトアップを楽しんだ後に、そのまま温泉に行くというプランで楽しむ方も多いようですよ。
こちらの庭園は六兵衛茶屋の経営者が裏山にモミジを植えたことがはじまりとされており、この紅葉庭園をつくりあげるまでに約３０年もの年月がかかったとされています。
「白水ダム」～大分県～
「白水（はくすい）ダム」は、大分県近代遺産であり、国指定重要文化財にも指定されています。
一般的なダムの迫力ある放水とは違い、
堤防全体から白いカーテンのように流れ落ちる水は「美しい」の一言！
時間を忘れて見入ってしまうほどの絶景です。
そして、流れ落ちる前に静かに流れる水面には、紅葉で色づく木々が水面に反射して、より美しい光景となります。
２００６年には大分むぎ焼酎二階堂のCMでも使用された場所なので、興味のある方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
左岸側の鴫田第1駐車場にはトイレもあります。
「仁田峠」～長崎県～
「仁田峠（にたとうげ）」は妙見岳と野岳の鞍部にある標高１０８０メートルもある山です。
仁田峠に向かうための小浜仁田峠循環線はドライブスポットとしても人気が高く、峠道をドライブしながら紅葉を楽しむことが出来ます。
また、普賢岳広葉樹林として国の天然記念物にも指定されているほど紅葉する木々も多く、登山を楽しむ観光客も多いです。
登山が難しいお子様や、すぐに山頂へ行き絶景を楽しみたいという方もご安心ください。
妙見岳山頂に向かう雲仙ロープウェイがありますし、さらに展望台もありますので、ゆっくりと頂上から紅葉を楽しむことができます。
子連れハイキングにピッタリの絶景スポット
「福岡県立四王寺県民の森」～福岡県～
「福岡県立四王寺（しおうじ）県民の森」は敷地が広く、レジャーシートやお弁当をもって、ピクニック気分で紅葉を楽しむのにピッタリ！
森といっても、遊歩道があるので、ゆっくりと歩きながら秋を堪能できますよ。
木製遊具があるからお子さん連れにもおススメです。
また、秋にしか見ることのできない植物や虫を発見することもできるかも！
お子さんたちと虫さがしをしたり、色づいた落ち葉をひろったり、
家族で「秋を探しに行く」のはいかがですか。
「吉祥寺公園」～福岡県～
「吉祥寺（きっしょうじ）公園」は、西側と東側に分かれていて、
西側の「紅葉の森」ではイロハモミジ、ノムラモミジなどの紅葉が楽しめます。
また東側には、展望台や800平方メートルもの大きさの大藤棚があり、2,000平方メートルにもおよぶ広大な芝生広場もあります。
家族連れで紅葉を楽しみながらも、思いきり身体を動かして遊びたいというお子様の要望を満たすことのできる広い紅葉スポットとなっています。
「耶馬渓」～大分県～
「耶馬渓（やばけい）」は一目八景と言われ、奇岩に囲まれた絶景が魅力！
紅葉の名所としても有名な観光スポットで、天気の良い日は青空と渓谷に広がる紅葉のコントラストに圧倒されることでしょう。
渓谷には様々な種類の広葉樹があるため、まだ緑の葉もあれば、黄色、オレンジ、赤など、たくさんの色に包まれ、紅葉の絨毯を一望できます！
また、耶馬渓には「メイプル耶馬サイクルライン」というサイクリングコースが設けられています。
山国町から中津市までの区間に２２キロメートルの自転車専用コースがあり、渓谷を流れる清流や紅葉の隙間から零れ落ちる木漏れ日の中を自転車で走行することができます。
自転車は耶馬渓サイクリングターミナルで貸し出されており、宿泊場所も完備されているため、１日かけて秋を堪能できる観光スポットですよ。
「九酔渓」～大分県～
「九酔渓（きゅうすいけい）」は、ダイナミックな自然の中に織りなす紅葉が迫力満点のスポットです。
２キロメートルにわたって続いている断崖に、イタヤカエデやトチノキ、ケヤキなどの渓谷林が広がり、
これらが紅葉すると、まるで赤い海に吸い込まれていきそうなほどの絶景に！
また、九酔渓が他の観光スポットと違うオススメポイントは、高さ１７３メートルの日本一の人道大吊橋「九重夢大吊橋」があることです。
ここから眺める断崖に広がる紅葉は絶景で、スリル満点！
お子さんと一緒に出かければ、きっと思い出に残るはずです。
今回は、九州北部を中心に紅葉のオススメスポットをご紹介しました。
和の雰囲気や歴史を感じられる場所、大自然の美しさや迫力を堪能できる場所、家族でのびのび過ごせる場所、ライトアップされた紅葉の中でまったりとした時間を過ごすことができる場所など、紅葉の楽しみ方は様々です。
紅葉は、木の種類によっても色づき方や色づくスピード、色味自体が異なり、
１日経過するだけでも、紅葉の見え方はだいぶ変化します。
紅葉の楽しめる期間は限られていますので、事前に出かける地域や場所の紅葉の色づき具合を調べておくと良いでしょう。
ぜひ、ご家族や大切な方と一緒に、素敵な紅葉や秋を感じるスポットを探しに出かけてみて下さい。
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