高知県って? ~私の生まれたところ~
初めに…
こんにちは!
皆さんは、<高知県>と耳にしたとき、何を連想されるでしょうか?
坂本龍馬であったり、カツオのたたき、お酒などといったものであろうと思います。
なぜ今このように、皆さんに向かって問いかけているかというと、
高知県の最西端に位置する宿毛市(すくもし)は、この世に生を受けてから親元を離れるまで、私が18年間過ごした地元だからです。
休日においしいものを食べれば母を思い、潮の香りが鼻先をかすめれば地元の海に思いを馳せます。
実は私、お恥ずかしながら 朝食に刺身を食べるのは一般的なことなんだと、宿毛を離れるまで思っていました…。
近所の市場に行けば、いつでも手軽に魚介類が手に入る環境であったからだと思います。
関西に転居してからもう5年目になりますが、今もなお思い出してしまいますね。
いざ離れてみると、生活の風景や音、そういったものが尚のこと心に深く刻まれるような気がします。
地元ってそんなものなんでしょうか?
ということで 今回は、この場を借りて私の地元、高知県宿毛市の生活についてご紹介したいと思います!
↑ 高知県宿毛市でみられる「だるま夕日」です。
様々な条件が揃った時にしかその姿を現しません。
宿毛の生活
宿毛市は、山や川、海といった自然に恵まれた風光明媚な地域です。
その一方で少子高齢化が進み、南海トラフといった自然災害の恐れがある地域でもあります。
特に私の地元は港町で港が陸側に入り込んでいるため、かなり大きな被害が出るでしょう。
それでも住民は、生活の中でその危険に最大限の備えをしつつ、
私たちを育ててくれたこの恵豊かな港町で活き活きと毎日を送っています。
宿毛は美味しい!
「田舎」と聞けば、皆さんはどのような風景を想像しますか?
宿毛市は、確かに田舎の部類に属するでしょう。
でも、スーパーやコンビニといった食料品店や、保育園や幼稚園、小・中学校、高校のような教育機関があり、くろしお鉄道が通っています。
田畑が広がり、古き良き日本といった雰囲気ではなく、利便性が高い「田舎」です。
スーパーや市場には、その日の早朝に水揚げされた魚介類が並び、新鮮な魚がいつでもすぐに食べられます。
地酒の醸造も盛んですが、今回私が特筆したいのはお醤油です。
魚は言わずもがな、肉や野菜にも合うように作られており、刺身につけて食べると魚自体の脂が舌にサラっと広がります。
高知県に来られた際には、是非! 最初の一口目は その土地のお醤油でツマもわさびもつけずに、食べてみてください。
(新鮮なハマチ【ブリ】はレモンの風味がしますよ!)
宿毛はゆったりと
次は、くろしお鉄道について触れたいと思います。
私は、高校時代に通学でこの鉄道を利用していたのですが、二時間に一本(通学の時間帯は30分に一本)の列車に乗り損ねたとき、
その時間をつぶさなければなりませんでしたが、
生まれてからその環境が当たり前だった私は、その環境になんら違和感はありませんでした。
だからこそ、関西にきてからその電車の本数の多さに驚かされました。
「長くても10分待てば次の電車が来る!! すごい!!」そう思ったことを今でも覚えています。
都会と田舎の対比の際によく言われる「時間の流れる速さ」の違いは確かにあると思います。
田舎も都会も経験したからこそ言えることなのですが、
都会に比べ、田舎は一日がゆったりと過ぎます。
その一方で、都会はいろいろなものが目まぐるしく動き、
自分もろとも時間という 目には見えないものに巻き込まれているのがわかります。
田舎と都会ではこれほどまでに、時間経過の早さに違いがあるのです。
だからこそ、田舎に穏やかさを求めて都会から移住する人がいるのでしょう。
最後に…
地元についての記事を書いたので、帰りたくなってしまいました…。
まとまった休みができたら、久しぶりに母の顔を見に帰省しようと思います!
ご旅行の際には、是非高知県へ!
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