福岡県築上郡にある【築上町・ちくじょうまち】は北九州地域の住みやすい街
古い歴史を持つ住みやすい街「築上町」
築上郡築上町は、福岡県の東部、周防灘に面した場所にあります。
北は行橋市に、西は京都郡みやこ町、東は豊前市、南は大分県に接している町です。
2006年1月10日に、椎田町と築城町が合併して誕生したため築上町としての歴史は新しいですが、合併前の2つの町は古い歴史を持っています。
旧椎田町は、三千年ほど前の『石町遺跡・岩陰遺跡』により縄文時代には、すでに人が生活していたことがわかります。
古墳時代には、この辺りは「豊の国」と呼ばれており、7世紀になってから豊前と豊後に分かれました。
1897年に豊州鉄道が開通し椎田駅が設置され、1955年に椎田町・八津田村・葛城村・西角田村の1町3村が合併して旧椎田町の形となりました。
旧築城町は、豊前国に属し稲作を中心に純農村地帯として発展しました。1889年の市町村制の施行により築城村となり、1955年の町村合併促進法によって発足したという歴史があります。
交通網にも恵まれた住みやすい街「築上町」
築上町内には、国道10号線と椎田道路が貫いていて、これに交差して主要地方道や一般県道などが整備され、北九州市や大分市などと結ばれています。
鉄道路線は、JR九州の日豊本線が乗り入れており、築城駅と椎田駅があります。
日豊本線を利用すれば、いずれの駅からも北九州市『小倉駅』まで普通列車で40分から50分、快速列車の場合には30分から35分程。
『中津駅』までは普通列車で15分から20分程度と、北九州市内への通勤や通学、お出かけに良好な交通アクセスです。
鉄道路線のほかにも、行橋市などから太陽交通の路線バスが運行され、町内を巡回しているコミュニティバスも利用できるので、町内の移動にも便利です。
また、空の玄関口『北九州空港』までは約20km圏となっています。
住民にやすらぎを与える”梅”が町の花になっている住みやすい街「築上町」
築上町内の商業エリアは、椎田駅前と築城駅前となっていて、町内を通っている国道10号線沿いにディスカウント店や飲食店、コンビニエンスストアなどが点在しているので、普段の買い物や外食は充分楽しめる環境です。
週末や休日などの家族や友達同士でのショッピングには、隣接している行橋市内の大型ショッピングセンターに出かけるのも良いでしょう。
町内には、菅原道真公を祭神とする『綱敷天満宮』や『金富八幡神社』、萱切城の別名を持つ『城井乃上城址』などの名所・旧跡があり、
日本巨樹第5位の『本庄の大樟』や『真河内の滝』も有名です。
また、綱敷天満宮には1000本もの梅が植えられた梅林があり、梅の名所「太宰府天満宮」に対し『東の大宰府』と呼ばれています。
梅の花は町の花にも選ばれていて、町内の各地に植樹されています。
子育てもしやすい「築上町」
築上町には、2ヶ所の町立の保育所と保育園、7ヶ所の私立の保育園と幼稚園があり、ほとんどの保育施設では延長保育を実施しているので、小さなお子さんのいる共働きの家庭でも安心して仕事ができる環境となっています。
教育機関としては、町立の小学校が8校と中学校2校のほか、県立の高等学校と養護学校があり、
放課後の時間を過ごせる「おにっ子児童クラブ」や「築城キッズ」などの4つの放課後児童クラブもあります。
築上町児童館には、在宅で子育てしている家庭の保護者とお子さんが一緒に遊べ、保護者同士のコミュニティーの場となる子育て支援センターが併設されているため、地域と交流しながら子育てができる環境も整っています。
町内には、『浜の宮海水浴場』や『船迫窯跡公園』など、お子さんと一緒に楽しめるスポットもあるので、住むなら子育て環境にも恵まれた築上町がおススメです。
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