住みやすいから、住みたい街【北九州市】
「世界の環境首都」を目指す北九州市
北九州市は福岡県の北部に位置する政令指定都市です。
本州と海を挟んだ九州の玄関口であり、人口は約95万人。
門司区、若松区、戸畑区、小倉北区、小倉南区、八幡東区、八幡西区の
7つの行政区で構成されています。
明治34年に操業を開始した『八幡製鉄所』を中心として、重化学工業が集まる「北九州工業地帯」が形成されたことは、社会科の授業などでも教わりましたよね。
現在では、リサイクル業をはじめとする環境関連産業が集積する「北九州エコタウン」という事業が進められ、
大学や企業などによる、廃棄物処理技術、資源リサイクル、新エネルギーなどさまざまな環境関連技術の研究のための実証実験も行っています。
このような取り組みや環境国際協力などが評価され、
北九州市は「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」が創設した平成29年度(第1回)「ジャパンSDGsアワード」の特別賞を受賞しました。
北九州市は陸・海・空のアクセスが充実!
本州と九州の接点に位置する北九州市は、交通の要衝でもあり、陸・海・空のアクセスが充実しています。
2006年3月に開港した『北九州空港』は、陸側への騒音が少ない24時間利用可能な海上空港。
2016年からは中国の大連線、韓国の釜山線とソウル(仁川)線も運行を開始し、
旅行やビジネスなど、新たな可能性がどんどん広がっています。
また、北九州市内と空港を結ぶアクセスバスも早朝から深夜まで運行。
大規模な駐車場も備える便利な空港です。
北九州空港から羽田空港へは約90分の空の旅ですよ。
関門海峡は海上交通の要衝。
外国の大型貨物船の入航も見られ、乗り物好きにはたまらないスポットなのではないでしょうか?
東京・神戸・大阪・松山などへ、のんびりとフェリーでの船旅もいいですね。
観光なら「関門海峡遊覧クルージング」「門司港レトロクルーズ」がおススメです。
JR『小倉駅』は新幹線や特急列車で各地を結んでくれます。
東京駅へは約4時間30分、新大阪駅は約2時間10分、鹿児島中央駅は約1時間40分。
博多駅までなら、わずか15分ほどです。
鉄道は他にも、「筑豊電鉄線」や「モノレール小倉線」が市民の足として使われ、
観光には「門司港レトロ観光線」や「皿倉山ケーブルカー」が魅力を添えてくれますよ。
北九州市内を走るバスは「西鉄バス」と「市営バス」。
バス路線が廃止されたところなどでは「乗合タクシー」が活躍しています。
このように便利な公共交通機関が整備されている北九州市は、
毎日の通勤・通学、買い物など、どこに行くにも便利です。
東京の平均的な通勤時間が片道41.3分に対して、北九州市は24.4分。
職住接近で通勤時間が短く、ゆったりと豊かな生活スタイルが実現できそうですね。
また、北九州市は自動車専用道路ランプまで10分以内に到達できる工リアの人口が100パーセントになりました!
「東九州自動車道」は平成28年4月に北九州〜宮崎(清武南)間が開通し、福岡〜大分〜宮崎〜熊本〜福岡の循環型高速道路網が完成。
これにより、人や物の流れがさらに活性化しています。
見どころいっぱい!北九州市の観光
北九州市で行われる主なお祭りは
「わっしょい百万夏まつり」・・・8月第1土日開催の 市内最大の祭。市内各地から勢ぞろいする祭山車や、1万人超で行われる百万踊り、都心部で行われる花火大会が見どころ。
「小倉祇園太鼓」・・・毎年100団体前後が出場し、観客動員40万人と県下有数の祭り。
「門司みなと祭」・・・ 日本三大港祭の一つ 。レトロな港町を舞台にダンス、パレードや艦艇の公開などが行われる。
「関門海峡花火大会」・・・ 打ち上げ数13000発 。規模、観客動員共に西日本有数。下関、北九州の共催で海峡の両岸から打ち上げる花火などが見どころ。
主な観光名所は
「門司港レトロ」・・・
明治の後半から横浜や神戸と並ぶ国際貿易港として栄えた門司港には、
門司港駅、 旧門司三井倶楽部、 旧大阪商船 、旧門司税関 、 旧大連航路上屋、 三宜楼など、
今も当時の面影を色濃く残すレトロな建物が数多く立ち並ぶ。
イルミネーションのシーズンには、昼間とは違ったロマンティックな「門司港レトロ」も楽しめる。
「小倉城」・・・慶長7年(1602年)細川忠興公が築城した名城。
「千仏鍾乳洞」・・・幾千万年の永きに渡り、カルスト台地の雨水によってつくられた大鍾乳洞。GoogleのCMに登場したことでも有名に。
「皿倉山」・・・「100億ドルの夜景」として新日本三大夜景に選定。
北九州市は1989年から映画やテレビドラマのロケを積極的に誘致し始めました。
2000年には「北九州フィルム・コミッション」を設置。
運が良ければ、撮影現場に遭遇することが出来るかも?!
暮らす
北九州市は、宝島社「田舎暮らしの本」において、『住みたい田舎ランキング』1位に輝きました!
海岸線のうち8割は港湾等の人工海岸であり、工業地帯のイメージの強い北九州市ですが、
響灘沿岸の自然海岸ではウミガメの上陸が確認されており、周防灘沿岸には「曽根干潟」や「喜多久自然海浜保全地区」等が残っているんですよ。
都心部の主な商業施設は「魚町銀天街」「京町銀天街」「旦過市場」「リバーウォーク北九州」「チャチャタウン」「アミュプラザ小倉」「あるあるCity」など。
子育て
北九州市は、NPO法人エガリテ大手前による「次世代育成環境ランキング」で 6年連続・政令指定都市第1位を獲得!
その理由として挙げられるのが、
出産できる病院・診療所、小児救急医療が充実していること、
待機児童0(平成30年4月1日現在)や、北九州市独自の取り組みを含む多様な「保育サービス」があることなどです。
授乳やオムツ替えなどに気軽に利用できる「赤ちゃんの駅」が市内424か所 (平成30年3月末現在)にあって、子ども連れの外出も 安心。
「 放課後児童クラブ」では、低学年や留守家庭に限定せず、利用を希望する全ての児童を受け入れる『全児童化』を実施しています。
救急医療
北九州市の救急医療体制は「機能別応需病院(二次救急)」を導入しています。
これは、症状や臓器など機能別に救急隊員による迅速かつ的確な救急搬送が可能となるシステムで、
これによりいわゆる「患者のたらい回し」を防ぐことができ、
かかりつけ医を持たない傷病者でも迅速な対応が可能となっています。
北九州市へ定住・移住
「安い・広い・近い!」
これが北九州市の住まいのうれしい特長です。
家賃の安さが大都市では札幌市に次いで第2位!
都道府県庁所在市&政令市で物価の安さが第1位!
北九州市では、定住・移住に対する支援を行っています。
市外から市内に転入して、賃貸住宅に住む場合には最大30万円、
「UIターン応援企業」等に就職するための転居で、賃貸住宅に住む場合には最大10万円、
市外から市内への転入、もしくは市内での結婚を機に住宅を取得する時には最大で50万円の支援がうけられます。
また、「北九州市すまいるクラブ」に登録すると、
引越割引、不動産仲介手数料割引、暮らし情報お届けなど、定住・移住にむけてのお得なサービスも。
まずは「お試し移住」からスタート!
北九州市への定住・移住を促進するため、北九州市の様々な情報を紹介する専用のホームページを開設していますので、詳しくはこちらをご覧ください。
⇒定住・移住ポータルサイト「KitakyushuLife-北九州ライフ-」
おわりに
北九州市には「八幡ぎょうざ」「戸畑チャンポン」「門司港発祥焼きカレー」など、ご当地グルメもいっぱい!
まずは一度訪れて、北九州市を肌で感じてみて下さい。
イエモア@あなたにおススメ