【関西】10年経っても高く売れる駅はどこ?やっぱりブランド重視?
マンション、住宅、土地など大きなお買い物をすると気になるのが資産価値です。
仕事や子育て、移住、親族との関係など様々な背景から不動産を購入しますが、大きな買い物とだけあって、やはり気になるのが資産価値です。
ここでは、大阪、京都、兵庫を中心に関西で価値が下がりづらいと目されている駅をご紹介します。
10年後も資産価値が高い、そんな駅はある?
人気エリアに住んでいると、家や土地をお売りください!ご相談をお待ちしております!ご相談だけでも商品券プレゼント!というようなポスティングや熱烈な営業を受けたという方がいらっしゃることでしょう。
このように、購入から時間が経ってもそのエリアの土地や家が欲しい!という方が多いと、不動産価値が下がりづらくなります。
特に主要都市の人口が多かったり、再開発など商業が発展しているJRや地下鉄など交通機関の駅では人気が下がりづらく、値段が下がるどころか値段が上がった!というケースもあり得ます。
不動産などの資産価値は主に需要と供給で価格が変わるものですので、資産価値が上がる!下がる!と絶対に断言することはできませんが、世界規模のイベント開催や再開発で人気、大企業が集まる商業エリア、複数路線が乗り入れるターミナル駅などは不動産価格が下がりづらく、資産価値が下がりづらい傾向にあります。
大阪・京都・兵庫で10年後も高い駅はどこ?
10年、20年後の資産価値を考える際に1つの目安となるとリセールバリューです。ざっくりした説明ですが、新築で購入されたものの、引っ越しなどで10年後に売却した際、新築時の何%で売れるかがリセールバリューです。
不動産の価値は賃貸なら賃料維持率や利回りなど様々な資産価値を測る指標がありますが、今回はリセールバリューを参考に関西で資産価値が落ちづらいと言われている駅をご紹介します。リセールバリューが高い傾向にある駅は、主になんば駅など街の中心となる駅や、野田駅など都市部へアクセスしやすい駅などです。
なにわ橋・なんば・心斎橋
主に商業エリアで人気の駅で、リセールバリューも100%を超えるなど、大阪市内でも安定した人気があります。住宅などは少ないエリアです。
新福島・野田
梅田や北新地、大阪のすぐ西側に位置する駅です。大阪へのアクセスが抜群で近年人気エリアで、リセールバリューも100%を超えるなど注目で、住む場所と働く場所が近く、働く世帯に人気です。
中津・江坂・千里中央
新福島と同様、大阪や梅田へのアクセスが抜群で人気の駅です。特に、中津や江坂は梅田まで乗換なしの1~3駅で到着します。リセールバリューも100%を超えるなど注目です。また、千里中央も梅田まで一本ですが、千里中央にはモノレールの駅もあるため空港まで一本、また再開発で住環境も充実しファミリー層に人気です。
大日・久宝寺・谷町六丁目・野江・なかもず
大阪駅からみて東から北にかけて位置する住宅街の駅ですが、梅田や天王寺などへも一本で行けるなど人気で、リセールバリューも高い傾向にあります。特に大日やなかもずなどは複数路線が隣接しているため交通の便が良く、スーパーなど生活に必要なお店も充実しています。特に大日駅はイオンモールと直結するなどファミリー層に人気です。
京都・京都市役所前・丸太町・烏丸御池
住宅街というよりはターミナル駅、商業施設、官庁、歴史の中心など京都の中心となる駅が安定した人気があります。観光地や飲食店が多いですが、特に京都市役所前駅から丸太町エリアなど御所の近くで、アクセスの良さはもちろん住宅などは希少性があると人気です。商業と歴史と住みやすさと人気、全て揃ったエリアと言えます。
大宮・西院・丹波橋
これらの駅は全て2路線が隣接しており、利便性の良さが人気です。住宅街が広がっていますが、教育機関、スーパー、交通網などが揃っており住みやすいと言えます。
神戸三宮・西宮北口・元町
兵庫の中心地とも言えるこれらの駅もリセールバリューが100%越えなど人気の駅です。住宅街というよりは商業エリアになりますが、兵庫で安定した人気があります。大阪や京都同様、街の中心となる駅はリセールバリューが高い傾向にあります。
門戸厄神・西六甲道・芦屋
兵庫の中でもいわゆる住宅街でリセールバリューが高めの駅です。複数路線が乗り入れたり、歴史があるなどそれぞれに人気の理由があります。
まとめ
資産価値が下がりづらい駅というのは、街の開発や新たに誕生した駅などで年々変化します。
10年後、20年後の資産価値を間違いなく予測することは難しいですが、人口の動きや街の発展、新設される駅などが今後の資産価値の上下を考える際の参考になります。
また、関西にはまだまだリセールバリューが高い駅があります。不動産の購入の際の参考になれば幸いです。