家事が楽になるリフォームがあるの！？
毎日欠かすことのできない家事。
子育てをしながらや仕事をしながら家事をするのは、主婦の方にはとても負担が大きいのです。
その家事が少しでも楽になれば嬉しいですよね。
最近では共働きの家庭が増えている中、とても注目されているのが、家事が楽になるリフォームです。
毎日の家事が楽しく、効率よく行えることはとても重要なことです。
そこで今回は、少しでも家事にかかる時間を減らせることができるリフォームをご紹介したいと思います。
リフォームだけではなく、新築を建てる際も同様ですので、是非参考にしてみてくださいね。
キッチン
毎日料理をしたり、後片付けたりするので、家事に費やす時間の中でもっともウェイトが大きい場所です。
使い勝手のいいキッチンにしたいですよね。
〇食洗器
食事をした後の洗い物はとても面倒という方が多いですよね。
家族全員分の食器洗いとなるとずいぶん時間がかかってしまいます。
それが朝・昼・夜となるとかなり負担になってしまいます。
そんな時に食器洗い乾燥機は時短になるのでオススメです。
その時間で食後の家族団欒タイムがゆったりととれますよ。
最近の食器洗い機は昔にものに比べるとても進化しているため、少量の洗剤でよく汚れを落としてくれます。
使い方によっては手洗いより水を節約してくれて、除菌効果もあるといわれていますので、経済的で清潔です。
最近では備え付きの洗浄機も多くあり、場所をとらないので重宝されます。
〇レンジフード（換気扇）
キッチンのコンロ上部に設置されている排気設備のことです。
キッチンの中でも、手入れが後回しになってしまうのが、レンジフード(換気扇)という方も多いと思います。
高いところにあるので、手が届きにくかったり、取り外してからの掃除も大変な換気扇。
そんな面倒な掃除も１０年間ファンの掃除が不要というレンジフードがあるのです。
調理終了後、電源をオフにするとファンが自動で低速運転～高速回転を行いファンについた油を吹き飛ばす仕組みになっています。
フードの内側・ファンにも塗装がされているので油がつきにくくなっています。
取り外しも簡単で、吹き飛ばした油がたまるプレートも１年に１回食洗器で洗うだけでいいのです。
フード表面も凹凸がなく、ふき取りがしやすくなっています。
今まではとても時間のかかっていたレンジフードの掃除がこれだけ簡単になれば、負担が軽減するのでオススメですよ。
トイレ
最近ではタンクレストイレにされる方が多くいます。
タンクレストイレとは・・・トイレ便器背面の洗浄水をためておくタンクのないスッキリとしたデザインのトイレ
便器と便座が一体になっているので、継ぎ目がなく掃除がしやすいのです。
そしてタンクがないので、今までタンク内の掃除をしていた方もお手入れが不要になります。
トイレの側面も凹凸がないので掃除がしやすく、コンパクトなため床の掃除もしやすくなります。
各メーカーごとに様々な機能がついていますが、グレードによって便器ボウルや便座を汚れにくくする技術や１回の使用のたびに泡洗浄してくれる“全自動お掃除トイレ”というものもあります。
そのようなものを選べば、自動で掃除をしてくれるのでトイレ掃除の手間が激減します。
お風呂
〇浴室
浴槽は腰をかがめてスポンジでこすらなければならなかったりと、意外と重労働なのがお風呂掃除ですよね。
そんな面倒な掃除を軽減してくれるのが、全自動洗浄浴槽です。
残り湯の排水から浴槽洗い、お湯はりの準備まで全て自動で行ってくれる夢のような浴槽があるんですよ。
そうなれば、毎日の掃除をしなくていいので、家事時間が短縮になります。
他にも、浴槽の素材選びはお手入れしやすいものを選ぶと掃除が楽になりますよ。
ホーローやＦＲＰ、ステンレスなど色々素材はありますが、人造大理石が特にお手入れしやすいといわれています。
ＦＲＰとは・・・ガラス繊維強化プラスチック
汚れも落ちやすく、中性洗剤とスポンジで軽く洗うだけでＯＫ。
床や壁、天井材は樹脂系が一般的です。
汚れがつきにくく、目地が少ないのでお手入れが簡単です。
お風呂にはカビ対策も重要です。
壁や床に水をはじく表面加工をしたものや、カビが生えやすいゴムパッキンの部分をなくしている壁材を選ぶようにするといいですね。
〇浴室乾燥機
お風呂のカビ発生を防ぐことができます。
なかなか窓を開けるだけでは乾燥しきれませんので、浴室乾燥機をつけることでカビ対策になり、掃除が楽になります。
浴室乾燥機をつければ、浴室に洗濯物が干すこともできます。
天気が悪い日が続けば、部屋干しのいやなニオイに悩まされたり、なかなか洗濯物が乾かないことで家事が進まなかったりしますよね。
そんな時に、浴室乾燥機がついているとその悩みも解消されますよ。
今は浴室換気暖房乾燥機などもあるので、それを設置すれば浴室の換気、暖房、乾燥が１台で可能になります。
収納
〇パントリー
キッチンやキッチンの近くに収納たっぷりの収納庫を確保して、主に食品や飲み物などをストックしておくスペースのことです。
小さなお子様がいたり、仕事をしていて、なかなか週に何度も買い物に行けない方にはとても便利な収納スペースです。
在庫がわかりやすいように収納することで、どんなものがどれくらいあるかを一目で見ることができるため、家事が楽になります。
食料だけではなく、食器棚に入りきらない大きな食器や調理器具なども収めることができるので便利ですよ。
〇クローゼット
最近はタンスを使うというよりはクロ―ゼットに洋服を収納するのが一般になってきています。
クローゼットにすれば、ハンガーにかけて収納できるので、洗濯物をたたむ手間が省けます。
そして洋服をパイプに引っ掛けることで、多くの服をかけることができるので、タンスにしまうより、多くの服の保管が可能です。
最近では広いクローゼットを作ることで、毎年２回はしなくてはならなかった「衣替え」という面倒な作業をすることなく、全てクローゼットに収納するという人も多くいます。
ウォークインクローゼットを作れば、より多くの収納場所を確保できて、今まで分散していた家族の洋服を1か所にまとめて収納することが可能になります。
服だけではなく、カバンや大きなスーツケース、今まで収納に困っていた物も効率良く収納することができるので、片付けがしやすいですよ。
動線を見直そう！
色々と便利な設備を設置するだけでも家事が短縮できるのですが、もしも間取りを変えるリフォームを検討しているのなら、設備の動線を考えてみてください。
家事を行う時は、何かをしながら別のことをするということが多いですよね。
キッチンと洗面所、お風呂場を行き来したりと移動が多かったりします。
そこで、家事動線を考えてリフォームするととても家事がしやすくなるのです。
特に水回りが集中しているととても便利ですよ。
最近では、キッチンの隣に洗面・浴室をつくる方が多いです。
そうすることで、料理をしながら、洗濯をしたり、お風呂掃除をしたりという家事が短い移動距離で行うことができるのです。
その中でも１番動きの多いのが洗濯です。
洗濯は『洗う』『干す』『取り込んでたたむ』『しまう』と色々な動作があります。
洗うスペースはキッチン近くにするとしても、干すとなると、戸建住宅なら日当たり・風通りを考えると２階のバルコニーという人が多いと思います。
２階にキッチンがあるという家では、水回りの横に直結させたり、室内干しもできるサンルームのような物干しスペースをつくると動線が便利になります。
洗濯場と干すところが近くつくれない時には、バルコニーとクローゼットと近くするもの１つです。
取り込んでたたみ、しまうという作業が近いだけでもラクになりますよね。
ファミリークローゼットのような大容量の収納スペースを作ると、さらに『しまう』という作業が短縮されますよ。
まとめ
いかがでしたか？
毎日忙しい主婦にとって、家事が少しでもラクになると他に時間が使えるのでうれしいですよね。
最近はより便利な設備が出てきているので、リフォームをする際にはうまく取り入れてみてはいかがですか？
設備だけではなく、今はボタンを押すだけで掃除をしてくれる“ロボット掃除機”や、洗濯から乾燥までおこなってくれる“全自動洗濯乾燥機”など便利な機器もたくさんあります。
毎日の家事の負担が軽減して、少しでもゆとりのある生活が出来るようにしたいですね。
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