将来「賃貸」にするなら、どんな「自宅」を購入すればいい?

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不動産投資は怖くて不安?!

でも、自分で暮らすための住宅を購入し将来賃貸する方法なら、安心感があるのではないでしょうか。

将来は「賃貸」にと考えた時、どのように「自宅」を選べばよいのかみていきましょう。

 

安いから投資向きとは限らない!なるべく駅近の立地にこだわろう!

「不動産投資は立地が命」とよくいわれていますよね。

将来、賃貸にすることを見据えて自宅を購入するときも立地は意識すべき大切なポイントです。

 

自宅は、自分の好みを反映させて選ぶもの。購入時に他人がどう思うかを意識する人は少ないかもしれません。

たとえば、不動産を買うなら「とにかく価格が安い家に限る」と思う人もいますよね。

そういった場合には注意が必要です。

なぜなら、価格が安いのにはそれなりの理由があるから。

「築年数がかなり経過している」

「駅からの距離がある」

「マンションであれば将来の修繕計画に不安がある」など、

賃貸として貸し出すには、なんらかの不安材料を含む可能性が高いのです。

 

これらの条件は、購入後に変更することはできません。

特に立地はどうしても変えようがないので、駅から距離がある場合、自宅として自分が住むなら問題ないかもしれませんが、

賃貸として住みたいという人がどれほどいるのかを意識しておく必要があるでしょう。

実は、かなりの割合で賃貸住宅を探している人は、駅からの距離を気にしているのです。

 

 

安いからと価格だけにこだわりすぎて立地をあまり考えず購入すると「安物買いの銭失い」になる可能性があります。

そうならないように気をつけたいものですね。

 

立地がよくて安い不動産が購入できれば、利回りが高くなり不動産投資としては理想的です。
しかし、そのような不動産は競争率も高く見つけるのはとても難しいでしょう。

「ここまでなら」という線引きも必要かもしれません。

 

電車通勤の会社員、理想の通勤時間は?

将来、自宅を賃貸に出そうと考えるなら、借りる人がどのような家を探しているかを知ることは大切です。

 

参考までに、2018年7月9日付の全国賃貸住宅新聞に掲載された不動産情報サイト、アットホームが実施したアンケート結果についてみていきましょう。

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に住む電車通勤で一人暮らしの20~30代会社員619名のアンケート調査結果があります。

彼らが考える理想の通勤時間がどれくらいなのかというと30分以内という回答が最も多かったのです。

また、現在の通勤時間を聞いてみたところ、片道41~50分かけている人が全体の23.9%と最多で、片道の通勤時間の限界は65分という回答でした。

 

このアンケート結果からわかることは、もし、自宅から最寄り駅まで15分ほどかかる物件であれば、

残りの15分で電車に乗り、会社に到着できる人でなければ魅力を感じてもらえないかもしれないという事です。

このような通勤のニーズに応えられる自宅を購入しておかないと、借り手がなかなか見つからないという困った状況になる可能性があります。

 

都心にある物件であれば駅から遠くても、電車通勤で「30分以内」は可能かもしれません。

しかし、物件価格が高い傾向があり投資としては成り立たないでしょう。

 

電車通勤の20~30代会社員のアンケート結果をみていきましたが、同じような年代の共働き夫婦や、学生でも同様の考えをもっている可能性が高いでしょう。

駅からの距離がある物件はやはり賃貸で不利に働いてしまうことを覚えておかなければなりません。

 

新社会人は家賃をいくら払っている?

不動産投資を検討するときに、外せないのは家賃相場です。

実際に得られる家賃のイメージがなければ、利回りの計算もできませんよね。

また、自宅を購入するときに、「どれくらいの価格で購入したらよいか」の目安になるので家賃相場を知っておくことは大切です。

 

不動産情報サイト、アットホームが2018年2月に実施したインターネットリサーチがあります。

リサーチ対象は全国の1~3年目の社会人の男女513名で、社会人になった際に賃貸物件を住み替えた経験のある人たちです。

はたして、この人達はどれくらいの家賃を支払っているのでしょうか?

 

管理費を含めた家賃で、最も多かったのは5万円台で全体の24.2%を占めました。

次に6万円台で21.8%、7万円台10.9%という結果になっています。

なかには新社会人で10万円以上の家賃を支払っている人が2.7%もいたのはすこし驚きですが、これはまれなケースといえるでしょう。

 

このリサーチは新社会人の20代の男女が対象になっていますし、調査は全国の賃貸物件が対象です。

そのため、地域によってはこの結果よりも多少高かったり、安かったりするでしょう。

また、単身世帯の家賃相場であるため、ファミリー世帯で年齢層が高くなれば、もちろん家賃相場はこれより高くなると考えられます。

 

自分が購入する自宅では、どれくらいの家賃が得られるかをこのような具体的なリサーチデータを調べて参考にしてみることは大切ですよね。

 

将来は自宅を賃貸に!立地と価格のバランスを考えよう!

自宅を将来賃貸にすることは立派な不動産投資の形です。

成功させるには借りたいと思ってくれる自宅を購入することが大切なポイント。

 

気にしておきたいのは、やはり立地です。

特に駅からの距離は近いほうが有利な可能性が高いでしょう。

また、自宅を購入するエリアや、賃貸に出すときの築年数でどれくらいの家賃収入が期待できるのか、リサーチすることも大切です。

 

家賃相場やメンテナンス費用などから利回りを計算し、

損をしない価格の自宅を購入しましょう。

 

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