長年住んでいる住宅をメンテナンス・リフォームする
家族が増え、頑張って建てた・購入した瞬間に達成感が沸き、終わったような気持ちになりますが、せっかく建てた家を長持ちさせるかは築5年目あたりが大切だと言われています。
日々の暮らしの中での、メンテナンスやリフォームをしっかりしていくことで寿命は長くなり、価値も下がりにくくなります。
住宅は、木や金属等の様々な材料で構築されていきます。
それらの材料の劣化を気にしていかなければならない時期が5年目を過ぎたころです。
10年目になると、劣化が加速する場合もあるため、年単位の点検は、とても大切です。
リフォーム&点検しておきたい部分とは?
やっておきたい点検とリフォームを説明する前に、メンテナンスとリフォームはお金もかかるし、めんどくさいしと後回しにした場合どうなるかを例を参考にお伝えしたいと思います。
例えば、5年目を超えたあたりで、メンテナンスリフォームをした方がいい部分があったのですが、築20年を超えるまで、ずっと無視していたためにメンテナンス費用が、数万円だったものが数百万円まで高くなったしまいました。
そのため劣化が進み過ぎてしまい、補修では費用が掛かり過ぎるので、建て替えたとう事例もあります。
そのような場合もあるため、メンテナンスによるリフォームはしっかり意識して頂きたいのです。メンテナンス箇所は、住宅の外側と内側があります。
◆内側の場合
水漏れや変な音や臭いなどを感じたら、下記を確認してみてください。
プロに任せなければ、難しい場合もあるため、自分自身で確認し、分からない場合はメンテナンスしてもらいましょう。
・主に確認する場所(メンテナンス・リフォーム)
キッチン
給湯器
換気扇類
食器洗い機
浴室
鍵の点検・交換
玄関ドアの蝶番や鍵
室内ドア
◆外側の場合
外側部分で押さえておきたいのが、防水と蟻害対策。雨水での床下等の腐食や蟻害の確認は、こまめに行いましょう。
・主に確認する場所(メンテナンス・リフォーム)
外壁のモルタル
サッシまわりの再シーリング
屋根
防蟻
バルコニーや屋上
屋外木部・鉄部
シャッター
ご自身でメンテナンスする場合、上記にあげた部分を確認してみてください。
素人確認ではわからない部分、危ない部分などもあるため、プロに任せるのが最善ではあります。
付加価値こそ価値を生む出す
外国では、中古住宅が全体の8割をしめるともいわれますが、その理由の一つに
「付加価値をつける」ことがで長く住めるようになるからという事があります。
外国で、住宅が長持ちするのは、ただ単に構造がしっかりしている等だけではなく、
持ち主自身が手を加え家を、メンテナンスとリフォームで良くしていく流れからも海外の住宅は、長持ちする傾向があります。
日本でも昨今人気に火が付き始めているDIY 。自分自身で手を使い、考え、住まいをより良くしていく。 このように住宅に対して、外国の方は愛を注ぐため長く持つことが多いのです。
日本でもそれは同じことです。自分の住まいを綺麗に使いやすくしていけば、おのずと買う方は現れますし、自身でも長く住むことができるため住宅をリフォームすることはとてもいいことなんです。
メンテナンス&リフォームのための積立貯金をしておこう
メンテナンスとリフォームの大切さをいくつかお話ししましたが、それにはお金が必要です。
マンションの場合は、修繕積立金が自動的に発生しますが、一戸建ての場合は住んでいるあなた自身が意識しないといけません。
一戸建てに住む方もマンション同様に、メンテナンス&リフォームの費用を毎月貯めることがいいのではないでしょうか。
築5年以降となると教育費や塾の費用等、なにかとお金がかかってきます。
そのためにも、急ではなくゆっくり少しづつ貯めていき、点検やメンテナンス&リフォームが発生しても問題ないようにするといいかと思います。
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