あなたの家は大丈夫?!
一体リフォームっていつするの?
今住んでいるマイホーム!
長年住んで老朽化が進んでいたり、
「子どもが出来て家族が増えた」
「子どもが自立して夫婦二人になった」
「介護が必要な高齢な両親と一緒に住むようになった」など、
状況が変わり使いにくくなってきたというご家庭も多いはず。
何かが故障したときもリフォームが必要ですが、家庭の状況が変わるタイミングこそリフォームをする時期かもしれませんね。
ただ、建て替えまでは考えていない方、そこまで予算がない方など家庭の事情で色々あるかと思います。
今回はリフォームについて、それぞれのタイミングや一般的な費用相場などを含め、色々とご紹介したいと思います。
是非リフォームするときの参考にしてください。
リフォームするタイミングは4つ!
【1】修繕リフォーム
雨漏りやひび割れなど壊れたり悪くなったところを直すリフォームで、緊急性が高いものです。
【2】メンテナンスリフォーム
各場所の寿命に合わせて定期的に行うリフォームです。
例えば、外装塗装は10年おき、水回りの設備交換は20年程度(ものによっても前後はあります)でやりかえると長持ちするようになるといわれています。
【3】家族の変化で家の形を変化させてリフォーム
子どものために子ども部屋を増やしたり、高齢になるとバリアフリーにしたりと世代とともに家も形を変えるリフォームです。
【4】グレードアップさせるリフォーム
寒い冬も暖かい家にしたいや新しい便利なシステムキッチンにしたい、収納を増やして片づけをしやすくしたいなど今より良くするためのリフォームです。
いいタイミングを見つけてリフォームしよう!
タイミングを逃すと劣化が進んでしまい補修工事に手間がかかるようになり、リフォーム費用がかなりかかってしまう可能性があります。
時期はとても重要ということです。
出来れは先ほど書いた4つのタイミングの時期に合わせて、工事が出来ればベストですね。
その為には計画が肝心です。
リフォーム時期は?
では実際のリフォーム時期について、各場所ごとにご説明したいと思います。
毎日の料理が楽しくなるキッチンのリフォーム
一般的にキッチン本体の耐久年数は10年~20年といわれています。
しかし機器の使用頻度やお手入れの状況で変わってくるのであくまでも目安です。
キッチン全体が寿命というより、ガスコンロやレンジフード、水栓などの周辺機器が故障してくるケースが多いようです。
ただ、不具合が出たためリフォームする場合もありますが、たいていは料理がしやすくするために新しいシステムキッチンにリフォームする方が多いです。
「収納を多くしてキッチンをスッキリ見せたい」
「アイランドキッチンにして子供と一緒に料理をしたい」
など使っていると色々理想のキッチンというのが出てくるので、その時にリフォームをする方もいらっしゃいます。
湿気が多く腐食している可能性も?!風呂のリフォーム
お風呂のリフォームの目安が15年~20年といわれています。
その時期を過ぎると浴室内部にカビの汚れが目立ったリ、お風呂は湿気が多い場所なので水が浸入して土台が腐食していたりすることもあるのです。
中にはシロアリの被害にあっていることがあります。
それを放置して腐食が進めばリフォームする際にそこから着手しなければいけなくなり、それだけ余分な費用がかさんでしまいます。
できれば、15年くらいたった時にリフォームの検討をオススメします。
水栓部分の不具合が多い洗面台のリフォーム
洗面ボウル部分が陶器でできているものが多いので、長く使えることが多いです。
平均寿命は20~30年といわれています。
通常は頑丈な造りの洗面ボウルですが、使い方次第では5~10年でヒビが入ってしまうこともあります。
長持ちしたとしても20年たてばリフォームも検討する方がいいかもしれません。
洗面所の不具合としては、水栓部分が多いと思います。
通常の蛇口だけであればすぐに修理をすることができるのですが、レバーシャワーのタイプであれば、シャワー部分ごとの交換になるようです。
レバーシャワーはホースの長さを使いやすくできる分、ホース部分が痛みやすく故障してしまうこともあるのです。
配管のパッキンなどにも問題が出てくるようになったりするので、複数気になる部分が出てきた時にはリフォーム検討時期かもしれませんね。
壊れてしまうととても不便!トイレのリフォーム
トイレの寿命は、便器が割れなければ50年、一生ものという説もありますが、使用頻度や家族構成にもよりますが15年~20年が目安になると思います。
修理を繰り返せばそれ以上も使用可能ですが、修理が頻繁になってきたりトイレも汚れなどが取れなくなってきたときは交換時期かもしれませんね。
綺麗に掃除していても、便器の奥など普段掃除しきれない部分が汚れてそこから臭いが出ることも多いです。
トイレが壊れてしまってからリフォームになるとその間トイレが使用できない状況になってしまいます。
そうなる前にもリフォームを検討された方がいいかと思います。
雨漏りする前に屋根のリフォーム
使われている瓦や風雨によって痛み具合の違いますが、一般的に10年で塗装、20年で葺き替えといわれています。
ただ20年たっても特に問題がないこともあります。
屋根の状態が悪くなると雨漏りの原因になります。
雨漏りの始めは屋根裏部分が濡れているだけなので気が付かないことがありますが、台風や大雨が降った時に天井が濡れていたり、天井から水が垂れてくると危険です。
他には、、、
「屋根の色にばらつきがある」
「屋根にコケや藻が生えてきた」
「一部にひび割れがある」など色々な症状が出てきます。
そのまま放っておくと、本来塗装だけでよかったところが屋根材の張替をしなくてはいけない状態になってしまうこともあります。そうなる前に塗替えや葺き替えを考えましょう。
長くきれいに住むためには重要!外壁のリフォーム
本来であれは10年ごとに塗装を行うのが理想的です。
ただし、住んでいる場所や雨・風・日差しのあたり具合、湿気、外壁の素材によっても変わってきます。
外壁塗装を行うタイミングとしては、白い壁を触った時にさわさわした細かい粉みたいなものが手についたことはありませんか?
「チョーキング現象」といわれているもので、紫外線や直射日光、風雨などが原因で塗装の表面が劣化しているサインです。
このまま放置していると、だんだんひび割れが起こってしまったり、外壁にカビが生えてしまうという恐れがあるので、そうなる前に早めに対応することをお勧めします。
費用はどれくらいかかるの??
リフォームはしたいけどどれくらいかかるか気になりますよね。
費用はリフォームされる会社によっても違いますし、リフォームする設備によっても異なります。
今回は一般的な費用の相場がどれくらいなのかをまとめてみました。
キッチンの費用
安く抑えるなら50万位から、良いものにすると150万以上するそうです。
キッチンは
I型キッチン、L型キッチン、対面キッチン、アイランドキッチン
と様々な種類があり、グレードもシンプルなものから人造大理石が使われるハイグレードなものもあるので、選ばれるものでリフォーム費用が大きく異なります。
お風呂の費用
基本的なユニットバスのリフォームであれば、50万~150万円だそうです。
リフォーム前もユニットバスでリフォーム後もユニットバスの場合は100万円以内で収まることが多いようです。
ただ、「在来工法」と呼ばれる床や壁にタイルを貼った浴室であれば、浴室を解体するために費用が掛かってしまうこともあり、ユニットバスからリフォームよりも割高になってしまうようです。
洗面台の費用
平均的な費用のは20万前後といわれています。
「収納が多い方がいい」
「おしゃれで広い方がいい」
など様々希望があると思いますが、サイズやグレードで価格は左右しますので、10万くらいから40万を超えるものもあります。
洗面台のリフォームと合わせて行いたいのが、床やクロスの張替えです。
洗面台だけではなく床やクロスを交換することで洗面所の雰囲気も変わりますね。
トイレの費用
タンクレストイレの機器代金だけなら最安値が20万位からあります。
最近では、30万以上かけて高機能・スタイリッシュなトイレにリフォームする方も増えています。
手洗いを別途設置するか、壁紙や床材にもこだわる場合はまた別途費用は必要になり、50万以上かかることもありますよ。
屋根の費用
◆屋根のリフォームの中心の「屋根塗装」は50万から100万円くらいです。
使用する塗料の種類にもよりますが、ほとんどの場合が60万未満といわれています。
◆既存の屋根の上から屋根をかぶせる「屋根重ね葺き(カバー工法)」であれば、100万円~120万円前後です。
◆屋根の下地や屋根材も含めて全て取り替える「屋根葺き替え」になると120万円以上はかかるそうです。
外壁の費用
◆外壁メンテナンスの基本である塗替えであれば40万~70万円
◆重ね張りが150万円~
◆張り替えが200万円~
それぞれで値段が異なります。
その時の外壁の状況で選ぶものは異なると思いますが、定期的なメンテナンスは必要です。
耐久性の高い素材を使うとよりサイクルを伸ばすことができます。
同時に行った方がいいリフォームは?
リフォームをするものとても費用がかかってしまいますね。
できれは少しでも安くしたい!という方は、会社によっては同時にするとお得な料金にしてくれるところもあったりするので、1か所ずつするより安くできる可能性があります。
あとはタイミングを合わせて同時リフォームすると別々にするより安くできる方法があるんです。
水回り
できれば水回りは同時にした方が予算がおさえられるといわれています。
住まいの中で一番費用がかかるのは水回りです。
水回りを一度にリフォームすることで工事の手間がおさえられます。
例えば、洗面所と浴室は同じ空間にあることが多いですよね。
その空間を別々に工事するとそのたびに、水道やガス工事などの設備工事を2回も行わなければなりません。
それを同時にすると1回で終わり、費用も安くなります。
屋根工事と外装工事
外装工事を行う際は足場を組みます。この足場、結構費用がかかるんです。
屋根工事も足場を組んで作業をするので、この2つを同時にすることで足場を組むのは1回ですみ、費用が軽減されますよ。
ライフスタイルの変化によるリフォームとは?
リフォームを行う上で、傷んだ部分を直すということだけでなく、その時々の住まいの状況や家族の要望に応じてリフォームすることも快適に暮らす選択肢の1つだと思います。
家を購入した時はお子様が小さくて、部屋数や子育てしやすい間取りを中心に選んだという方も多いのではないでしょうか?
そんな方々がお子様が独立した後やこれからの老後を考えてリフォームをする方も多いです。
◆住みやすいバリアフリー
床の段差を解消したり、各所手摺の取付、ドアを引き戸にするなどの小規模なものから、廊下を広げる、滑りにくい床材に変える、使い勝手のいい水回りに変える、ホームエレベーターをつけるなど大規模なものまであります。
◆夫婦二人のセカンドライフのリフォーム
お子様が独立して夫婦2人になった家を、今までは子ども中心だった家から夫婦でくつろげる空間にするリフォームです。
・2人でのんびり過ごす時間が長いLDKを広くする
・今まで使いにくかったキッチンを奥様の為に使いやすいものに変更
・夫婦それぞれの部屋を作る
・だんだん2階への階段がつらくなってくるので主な生活空間を1階にまとめて、2階はお子様・お孫様が来た時の部屋を作る
など様々なリフォームを検討される方がいらっしゃいますよ。
子育てが終わり、仕事も定年してゆっくり二人で向き合う時間が多いからこそ、リフォームをしてセカンドライフを楽しむのもいいですね。
◆家族みんなで住む2世帯住宅
今ままで家族で住んでいた家を、結婚やお子様が生まれたのを機に2世帯住宅にリフォームするのもいいですね。
高齢化が進んでいて親の介護を見据えている人や、夫婦共働きで子育てに十分な時間がとれない方も多くなっています。
そんな方々は実家を二世帯住宅にリフォームして同居することを考えているのではないでしょうか?
二世帯住宅は安心感や大家族でにぎやかに暮らせることや、贈与税の優遇や光熱費が分担できたり、家事・子育ての負担軽減や介護問題の解消など様々なメリットがあります。
その半面、一歩間違えると家族関係が悪化したり、深刻なトラブルを招く危険性もあります。
よく話し合って、間取りや設備でお互い干渉しすぎない関係を持てるようにリフォームする必要がありますね。
最後に
リフォームについて色々まとめてきましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。
実際リフォームをしたいという方は、リフォーム会社などに一度相談してみてください。
信頼できるリフォーム会社を探すのは大変だと思いますが、1社とは決めず最低でも3社くらいは見積もりを出してもらって比較して決めることをオススメします。
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