海外からも注目される東大阪市へ

東大阪市は、今、最も海外から注目される街だ。

それはなぜか? 街の特徴とあわせて解説しよう。

東大阪市ってどんなまち?

東大阪市は昭和42年、布施市・河内市・枚岡市の3つの市が合併し誕生した。

現在約50万人ほどの市民が暮らしており、生駒山が近くとても穏やかでいい町である。

東大阪市の画像です

世界の東大阪市へ

東大阪市でイメージできるものといえば、「ラグビー」と「ものづくりのまち」だろう。

 

東大阪市には「ものづくりまち」と言われるほどたくさんの中小企業が立地しており、金属製品や生産用機械器具から歯ブラシまで何でも作る。

しかも、海外展開している企業がたくさんあるのだ。

だから東大阪市がもっともグローバルな都市であることは間違いない。

 

そして、今一番の注目を浴びている理由が「ラグビー」だ。

東大阪市にはラグビーの聖地とも言える「花園ラグビー場」がある。花園ラグビー場は野球でいうところの「甲子園」である。

2019年の9月から11月にかけて日本でラグビーW杯が行われる。「花園ラグビー場」もその会場の1つだ。

 

日本で身近なスポーツといえばサッカーや野球の印象があるが、世界的に見ればラグビーはかなりの人気競技。

ラグビーW杯が始まれば、東大阪市にはたくさんの外国人が訪れることになるだろう。

インバウンドが期待されているため、今東大阪市では訪日観光客の受け入れ態勢を整えている。

 

また、そこで東大阪市の魅力を海外の人たちに知ってもらえれば、移住をしてくる人もいるかもしれない。

そうなった時、東大阪市民の語学力向上が期待でき、それに伴って地方から語学習得のため引っ越しをしてくる人が増えることも予想される。

 

これまで観光の分野では弱かった東大阪も、

2019年のラグビーW杯をきっかけに新たな観光地として名乗りを挙げるかもしれない。

 

つまり東大阪市は今、最も注目されている都市のひとつなのだ。

 

アクセスにも良好な町

東大阪市には「ものづくりをする企業」や「花園ラグビー場」へのアクセスの良さはもちろん、大阪市やそれ以外の地域へのアクセスもとても良好である。

「アクセス面」の良さは東大阪市で生活しやすい要素の一つと言えよう。

 

東大阪市内には25か所の駅があり、大阪市、神戸方面、奈良方面、三重・愛知方面など、あらゆる地域と繋がっている。

なかでも布施駅が多くの人に利用されおり、ここでは高速リムジンバスに乗ることもできるので、関西国際空港はもちろん、東京や京都への交通も便利だ。

隠れ祭り王国

東大阪市にはだんじりが約70台ある。

この数は、だんじりで最も有名な岸和田市の約80台に次いで、大阪市、堺市と並ぶ第2位の保有数ということになる。

また、東大阪市にはふとん太鼓も約70台保有しているので、だんじりとふとん太鼓を合わせれば延べ約140台と大阪府内トップクラスの保有台数を誇るのだ。

 

東大阪市は一般的には祭が盛んな地域だと知られていないだろうが、だんじりやふとん太鼓ファンの間では「隠れ祭王国」として大いに知られているのである。

 

この迫力ある祭も、海外の人たちに日本の文化を知ってもらう絶好の機会になるだろう。

 

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