「乳製品をもう1つ余計に買って」に応える”牛乳大量消費レシピ”ぞくぞく!「蘇」って何?
新型コロナウイルの感染を抑えるため、休校や、カフェやレストラン等の休業が広がり、業務用の牛乳や生クリームなどの乳製品の需要が落ち込んでいます。
これを受け、江藤農林水産大臣は21日の会見で「お買い物の際、牛乳、ヨーグルト、そういった乳製品を普段よりももう1つ、余計に購入して頂きたい」と呼びかけました。
”牛乳大量消費レシピ” ぞくぞく!
牛乳をただ”飲む”だけでは、なかなか乳製品の消費量は増えませんよね。
それなら、料理やスイーツで乳製品をを大量に使おう!
と、レシピもぞくぞく登場しています。
家の中で過ごすことの多い今、
ぜひ、”牛乳大量消費レシピ”に挑戦してみて下さい。
例えば料理なら、
クリームシチューやグラタン、クロックムッシュなどのホワイトソース系。
クラムチャウダーならクリームシチューよりもあっさりと。
白菜のクリーム煮は中華風の味付けでいただけますね。
スイーツなら、
ミルクプリンやミルク寒天、杏仁豆腐などが乳製品大量消費に向いているでしょう。
ヨーグルトは水切りすると、クリーミーな食感になり、
チーズケーキなど色々なスイーツの材料として使いやすくなりますよ。
牛乳大量消費にもってこい!料理にもスイーツにも使える万能選手はコレ!
そして、料理にもスイーツにも万能に使えて”牛乳大量消費”に大活躍するのが、
カッテージチーズです!
カッテージチーズは温めた牛乳にお酢を入れて混ぜ、もろもろと固まってきたら、こして出来上がり。
200gのカッテージチーズを作るのに約1ℓの牛乳が必要ですから、ずいぶん消費できるのではないでしょうか。
ちなみに、こした後の汁(ホエイ)にも栄養がたっぷり入っています。カレーといった煮込み料理に入れるなど、無駄なく使い切りましょう。
「蘇(そ)」って何?
乳製品の大量消費関連で今、大注目されているのが「蘇」です。
レシピ検索サイトでも検索度数がぐいぐい上昇しているんだとか!
「蘇」は、飛鳥時代から平安時代にかけて作られていたとされる古代日本の乳製品です。
文献などが断片的に残るものの具体的な製法は分かっておらず、”幻の乳製品”とも!
「蘇」がどのような食べ物だったのかは諸説ありますが、平安時代に書かれた「延喜式」には
「生乳1斗を煮詰めると、1升の蘇が得られる」
とあり、生乳を約10分の1に加熱・濃縮した加工品だったと考えられています。
SNSでは、「蘇」を実際に作ったという投稿もアップされていて、
蜂蜜や砂糖で甘く味付けするなど、オリジナルの「蘇」を楽しむ人が増えているようですよ。
”牛乳大量消費レシピ” で検索すると沢山のレシピが出ています。
さあ、次に買い物に行った時には牛乳やヨーグルトをいつもより少し多めに買い、
お家でクッキングを楽しみましょう!
イエモア@あなたにおススメ