総持寺駅前から極上の焼き芋をお届け!焼き芋専門店ごっつぉさん|地域ai
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直接お店に伺って、お店の方の声やお店の雰囲気を取材。
周辺の情報も併せて紹介していますので、記事を読んでこの地域のことをちょっぴり ”ai” していただけたらいいなぁと思っています。
<2018年12月18日取材>
※メニューや価格は取材当時のものですので変更となる可能性があります
焼き芋専門店『ごっつぉさん』
白い暖簾をくぐった先で出迎えてくれたのは、
おおらかでオチャメな、店主のギリギリやすしさん。
大きな笑い声がお店の外まで聞こえそうです。
今回は、焼き芋専門店『ごっつぉさん』で、熱い焼き芋のお話をたっぷりと伺いました。
『ごっつぉさん』の焼き芋
この日、店頭に並んでいた焼き芋は「甘太くん」「しるくま」「鹿吉ちゃん」「鳴門金時」そして「五郎島金時」。何だか可愛らしい名前ばかりですね。
店主さん「まあ、まずは食べた方がいいでしょう!」
という訳で、どんどん試食させて頂きました♪
厳選されたお芋はどれもしっとり甘くて美味しい!
でも比べてみると風味が違い、
ほこほこしてたり、ねっとりだったり、口どけも様々です。
同じ品種のさつま芋であっても、産地や生産者などによって全く変わってくるんですって。
焼き芋にして美味しいさつま芋は、温度と湿度をきちんと管理し、貯蔵(熟成)されたものだとか。
8月~10月に収穫してすぐのさつま芋はあっさりとしていて甘みが少なく、天ぷらにおススメ。
そこから貯蔵(熟成)することによって甘みが増すんだそうです。
店主さん「貯蔵がキッチリできる生産地では5月~9月の芋の方がむしろ旨い!
上手に焼けば、まるで ”いも羊羹” ですよ。」
ああ、なんと魅惑的な・・・。
試食はどなたでもできます。
味見をしてから自分好みの焼き芋選んでみて下さい。
気になる『ごっつぉさん』の看板&看板娘
焼き芋の説明はお店の外の看板にも分かりやすく書いてあります。
ん!!
焼き芋の看板の横に、もう一つ看板があります。
書いてあるのは人気ロックバンドの曲について!?(焼き芋のこともさりげなく)
しかも、なかなか読み応えのある内容です。
裏には、競馬についての記事が!
ほぼ毎日変わる看板には、時には映画のことや声優さんのことが書かれていたり。
思わず足を止めて見入ってしまう人も多いのだとか。
「どんな人が書いてるんだろう?」と気になって、ついお店の中に入っちゃいそうですね。
この看板を書いているのは『ごっつぉさん』の2人の看板娘、
いくちゃんとお清(せい)さん。
お二人は元々、『ごっつぉさん』が大好きな常連のお客さんだったそうですが、
店主さんに声をかけられてお手伝いすることに。
ちなみに・・・
お清さんと聞いて勝手に年配の女性を想像してたら、とっても可愛いお嬢さん!
看板の制作は、看板娘さんたちのアイデア。
「こうすればお客様に喜んでもらえるのでは」と、お客さん目線の工夫を次々と打ち出します。
店主さん「パートさん、アルバイトさんがお店を盛り立ててくれています!」
そんなお二人は、商品開発にも携わり、『ごっつぉさん』にはこんな商品も。
焼き芋の他にもさつま芋を使った商品がずらり!
お清さんの作る、その名も「お清さんの芋チップ(おせいも)」。
さつま芋と米油だけで、余分なものを一切加えないさつま芋チップスは、
サクッと軽い食感で、お芋本来の甘みと香りが楽しめます。
元々、これを作るためにこの場所にお店を開いたという、
イチオシ商品「焼き芋の干したん 黄金餅」は、
一般的な、蒸したさつま芋を干して作る干し芋とは製法が異なり、
一度焼き芋にしてから乾燥させるという手間のかかった逸品です。
ーー1袋680円(税込み)は正直、随分思い切った値段設定だと思うんですが・・・
店主さん「安くはありません。普通の倍です。」
でも、頂いてみるとお値段にも納得です!
黄金色に輝く半透明のさつま芋はもっちり。
さつま芋だけで作ったとは思えないほどのしっかりとした甘みと、ほのかな香ばしさを感じます。
お客様へのお茶うけにも良さそうです。
そして、忘れてならないのがこちら。
焼き芋専門店『ごっつぉさん』の焼き芋で作った「本気のスイートポテト」は
試作品を食べたケーキのプロが唸ったほど!!
とにかくさつま芋の旨味が濃いんです。
本来のレシピで作ると甘すぎるので、お砂糖の分量は1/3ほどに減らし、
バターとアーモンドプードルの風味が、”和”の焼き芋を ”洋”の雰囲気に。
スイートポテトによく合う紅茶も店内で販売しています。
その他、鹿吉の「芋けんぴ」や「大学芋」などがあり、
これからまだまだメニューが増える予定。
夏場は焼き芋のスムージーや焼き芋のジェラート、
中央卸売市場の桃など、果物を使ったメニューも登場するそうです。
大阪府中央卸売市場のネットショップ
焼き芋専門店『ごっつぉさん』は茨木市にある大阪府中央卸売市場のネットショップも運営されています。
店内には市場の目利き達が選んだみかんやりんごなどが並んでいました。
ネットショップでは農産品だけでなく、本マグロや炭火うなぎといった水産物も販売。
注文した商品を店頭で受け取ることもできます。
ちなみに・・・
店主のギリギリやすしさんによると
りんごは大きい方、みかんは小さい方が美味しいそうですよ。
『ごっつぉさん』の詳細
【所在地】大阪府茨木市総持寺駅前町5-29
【地図】https://goo.gl/maps/nm7TfJGjX3o
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】日曜日・祝日
【TEL / FAX】072-646-8898
【メール】info@osakafu-chuouichiba.com
【フェイスブック】https://www.facebook.com/gottsosan/
【インスタグラム】@gottuosan
【アクセス】
阪急京都線「総持寺駅」を降りてすぐです。
ファミリーマートではなく、
不動産屋の左手を進んで下さい。
はい。もう到着です。
総持寺って、どんなとことろですか?
店主さん「ホンマ田舎やね! だからいいね。」
お子さんが小学生だった頃、PTAの活動にもっとお父さん達も関わろうと活動を始められた店主さん。
登校を見守ったり、お餅つきを企画したり、お父さんだけで集まって料理をしたり。
みんなの顔がわかるから、どの子にも分け隔てなく接する事ができるようになるそうです。
お子さんが卒業したお父さんもOBとして関り、今でも活動は続いています。
そんなことができるのは総持寺が田舎だから。
店主さん「田舎ってそうでしょ。」
地域の人同士の関係が希薄になってきていると言われる今、
総持寺には田舎の良さがまだまだ残っているようです。
総持寺のおすすめスポットを教えてもらいました
総持寺
『ごっつぉさん』から北西方向へ約500mほど歩いたところにあるのは、
地名の由来にもなっている『総持寺(そうじじ)』というお寺です。
ご本尊は珍しい「亀に乗った千手観音様」。
毎年4月18日には「山蔭流庖丁式」が行われ、料理人の聖地とも言われています。
とら家
総持寺駅を出て高架下をくぐり、『ごっつぉさん』と逆の方向へ少し歩くと、
ラーメン店『とら家』さんがあります。
美味しいラーメン屋さんを知っているからと、店主さんに紹介して頂きました。
詳細は次回の ”地域ai” で!
茨木市のお店についてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください
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