みんなの天敵!ゴキブリが出ない対策を知ろう
名前を聞くだけでもイヤなゴキブリ!!
暖かい季節になると出没確率が高くなります。
できれば1度も家で遭遇することなく夏を乗り切りたいですよね。
1匹見ると100匹いると言われています。
高層階のマンションでは無縁かもしれませんが、戸建にお住まいにの方は対策をする必要がありますよ。
今年はまだ見ていないから大丈夫と安心している人も、ゴキブリは夜行性なので目に触れていないだけかもしれませんよ。
そこで、今回はゴキブリ対策についてお話をしたいと思います。
ゴキブリは1匹いると100匹いると言われている理由
ゴキブリは120日ほどの寿命の期間に、5回卵を産むといわれています。
卵は1つですが、その中には15匹~40匹ほど幼虫が入っているのです。
それが5回ともなるとすごい数に・・・
そしてゴキブリの卵はかなりの確率で孵化するのです。
もし家の中で卵がかえると、、、と考えるだけで鳥肌が立ってしまいますね。
ゴキブリの生命力がとても強い!
ゴキブリはとても生命力の強い生き物と言われています。
その理由の1つが水さえあれば何も食べずに約1カ月間は生きられるということ。
そして、なんでも餌にして食べるのです。
人間がとてもじゃないけど食べられないような腐ったものも平気で食べます。
人間が食中毒をおこしてしまう細菌にも感染しないのです。
本当にすごいですよね。
他にも人間の髪の毛も食べるんですよ。
ただ、なんでも食べるといっても、食べ物が豊富にあるときは食品を好んで食べますので、しっかり片付けをして食べ残しなどは要注意です。
ゴキブリ対策①全ての穴を塞ぐこと
住居内部の外に通じる全ての穴を塞いでいれば、ゴキブリが侵入することはありません。
家の中にある穴は
●上下水道に通じる穴
●排水管を通すための開けられた穴
●通風口や換気扇のような風を通す穴
●玄関や窓などの人間が出入りする大きな穴
●その他(クーラーのダクトを通す穴など)
などがあります。
●上下水道に通じる穴
台所・洗面台のシンク・洗濯機の排水口・お風呂の排水口・トイレなどがあります。
例えば、、、
トイレは穴を水で満たすことで下水からゴキブリが上がってこれないように作られています。
シンクはU字パイプを使用することで、途中に水を貯めてゴキブリが侵入できないようにしています。
もしU字パイプでない家は、変更されることをオススメします。
洗濯機の排水口やお風呂の排水口は、中が見えないので、ストッキングをかませたり、防虫ヂレンキャップを使用して侵入を防ぐようにしましょう。
●排水管を通すための開けられた穴
排水管を通すために開けられた穴は、排水口と完全に一致していないこともあります。
ですから、その隙間からゴキブリが侵入してくる可能性があるのです。
目で確認できる穴は、パテなどを使って直接塞ぐようにします。
目で見えない穴は、その周りを塞ぐようにしましょう。
●通風口や換気扇のような風を通す穴
通風口や換気扇などの風を通す穴は、それに適したフィルターが販売されているので、そのフィルターを購入して付けるようにしましょう。
油汚れ防止や空気汚れの侵入防止用なので、ゴキブリ侵入防止用ではありませんが、
網目が細かいので、侵入を防いでくれますよ。
●玄関や窓などの人間が出入りする大きな穴
人が出入りする玄関や窓などは塞ぐことはできませんが、気をつけることはできます。
開けてもすぐに閉めたり、窓を開ける時は網戸を使用したりしましょう。
ただ、少しの隙間でもゴキブリは入ってこれるので、もし隙間がある場合は隙間防止テープなどを利用するようにしましょう。
ゴキブリ対策②キレイに掃除をする
特にキッチン周りはこまめにきれいにするようにしてください。
○食品をむき出しのまま置かない
生ごみはそのまま放置せずに、袋の口はしばってその日のうちに捨てるかごみ箱に入れる
○ガスコンロやその周りの掃除をきちんとする
○冷蔵庫や戸棚の裏はこまめに掃除をする
○ビールやジュースの空き缶やペットボトルは洗ってから捨てる
○段ボールや雑誌などをため込まない
水回りやエアコンも掃除も忘れずに
○エアコンフィルターはこまめに掃除をする
○トイレや洗面所・お風呂の掃除は定期的に
○シンクや洗面台は濡れたままにしない
ゴキブリ対策③ベイト剤(毒餌剤)を設置
大量に出てくるときには、バルサンなどの燻蒸・燻煙式の殺虫剤がおすすめですが、
少し手間はかかるので、まずはベイト剤を置くようにしてみてください。
毒餌による駆除は、薬剤の飛び散りはないので安全です。
ベイト剤・・・ゴキブリが好む餌に、ゴキブリの殺虫成分を混ぜたもの
ホウ酸ダンゴ
食べたゴキブリ以外には効果はありませんが、即効性があります。
ホウ酸ダンゴを食べると、消化器系に作用して脱水症状を引き起こして死んでしまうというものです。
市販で購入できるものもありますが、自分で作ることもできます。
コンバット
ヒドラメチルノン配合
即効性はないが徐々に効果が出てきて、暗い隙間で死にます。
このゴキブリの体やフンを他のゴキブリが食べることでそのゴキブリも死に、連鎖的に殺すことができます。
約6畳につき1~2個設置して、有効期間は約6カ月です。
ブラックキャップ・コンバットハンター
フィプロニル配合
即効性があり、神経系を傷めて殺すものです。
このゴキブリの体やフンを他のゴキブリが食べることで、そのゴキブリも死ぬというコンバット同様、連鎖的に殺すことができます。
約6畳につき2~4個設置して、有効期限は約6カ月です。
置き場所は、、、
☆ゴキブリの生息やフンの付着が見られたところ
☆厨房機器の隙間などの温かいところ
☆食器棚や引出しの奥
☆水道の近く
などに気になるところに設置してください。
ゴキブリは暗くて湿った場所や暖かくて狭い場所を好みますので、そのようなところは要注意です。
フンなどがないか頻繁にチェックしましょう。
ゴキブリ対策④ゴキブリが嫌いなもので寄せ付けない
ゴキブリの嫌いなにおいを設置することで、ゴキブリを寄せ付けなくすることができます。
1.レモンなどの柑橘系の匂い
2.ハーブのニオイ
3.アロマをたく
1.レモンなどの柑橘系の匂い
ゴキブリはオレンジやレモンに含まれるD-リモネンという成分が苦手といわれています。
レモン果汁を霧吹きなどに入れて、生ごみ置き場やゴキブリが出そうなところに吹きかけると効果的です。
オレンジやレモンのニオイのする台所用洗剤を使用すると、シンクに出ることが減少するでしょう。
2.ハーブのニオイ
ゴキブリだけではなく、そもそも人間以外の生き物はハーブのにおいが苦手といわれています。
ハッカやラベンダーなどの強いニオイが特に苦手で、害虫を寄せ付けない効果があります。
ハッカ油と水を混ぜて作ったハッカ油スプレーを玄関付近やエアコン周りなど吹きかける、
ハーブを乾燥させて、キッチンペーパーで包み、色々なところに置くなどするとと効果的です。
ハーブは家庭で育ててみるのもいいかもしれませんね。
「ハッカ油 購入」
「ハッカ油 虫」
などで検索するとすぐに出てきます!
3.アロマをたく
アロマディフューザーなどを使ってアロマを焚くもの効果的です。
ゴキブリが嫌うアロマオイルは、、、『ラベンダー』『ペパーミント』『レモン』など。
また、ゴキブリが食べない塩にアロマオイルを垂らして、ゴキブリが出そうな場所においておいてもゴキブリの侵入を防ぐことができます。
まとめ
参考になりましたか?
「出てきたら殺したらいいわ」って思っていても、
夜行性のゴキブリに遭遇していないだけかもしれませんよ。
日頃から対策をしていることで発生する可能性が低くなるのであれば、やるにこしたことはありませんよね。
是非、色々と実践してみてください。
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