住まいをさらに魅力的にする庭を使った活用方法(ガーデンルーム)
皆さんの住まい、それからこれから住まいを購入予定の皆さんの庭について今回は触れていきたいと思います。
庭と聞いて創造するのは、やはりガーデニングではないでしょうか?
女性はもちろん、最近は、男性の場合もガーデンニングをされる方が増えてきています。
そんな庭ですが、例えば自分の住まいにあった場合、家族で色々なことに使えると思います。
庭に緑を増やすことで、家族で庭木の成長を楽しむことができますし、共通の趣味ができます。
なにも手を付けずそのままの方もいれば、和風の庭にし、お家に遊びに来た人も、そこに住んでいる人も観賞して楽しむ庭にしていたりと庭の使い道は多種多様です。
今回は、そんな庭の活用方法のひとつ「ガーデンルーム」についてお話したいと思います。
ガーデンルーム?サンルーム?とは
住宅を購入する際や購入したいなと思っている方が一度はお聞きしたことがあると思いますが、
ガーデンルーム・サンルームとは、庭に隣接する窓に増築することで、室内にいながら太陽光を取り入れることのできる空間。
の事を指しています。
庭でそのままお茶やご飯は食べずらいですが、室内のような快適な空間で太陽の光を浴びながら、ゆっくりできる空間をこのように「ガーデンルーム」「サンルーム」と呼びます。
よく聞かれるのが、ガーデンルームとサンルームっていったい何が違うのか?
ということですが、違いはほぼありません。
取り扱っている所の基準により誤差があるため、実際のところは明確に区別されていません。
◆ガーデンルーム
「お庭の中の小さな別荘」とも呼ばれることがあります。
庭の一部を活用し、屋根付きの自由な空間です。リビングの延長線上に設置することでより開放感を味わえたりと活用方法は様々です。
気候や季節に応じて折戸パネルを開閉することが可能なタイプを、ガーデンルームと呼ぶことが多いです。
主な特徴を上げてみますと、
○天気が悪い場合も、洗濯ものを干すことができる
○折戸の開閉で空調管理ができ、お花等のガーデニングにも適している
○リビングとは違う空間とおして、趣味や人が集う空間にすることが可能
◆サンルーム
壁や天井など全てスケルトン(ガラスなど)になっている部屋になり、太陽光を多く取り入れ、洗濯やお昼寝に最適ではないでしょうか?
外国等では、住まい購入の際に一緒にサンルームも建てる事がおおいですが、日本でよくあるパターンとしては、後からお金に余裕ができたり、もう少し広くしたいなと思った際に増築するケースが多く見られます。
サンルームもガーデンルームも、建築面積には含まれるため、敷地に対して建築可能な面積を計算するための建ぺい率の対象になり、固定資産税の対象に含まれます。
※建ぺい率とは?
建築面積の敷地面積に対する割合のこと。
:例建ぺい率が50%と指定された地域にある100㎡の敷地には、建物の投影面積(概ね建物1階の床面積を指す)として50㎡まで建築できることになります。
※固定資産税とは?
市町村などの地方自治体が賦課する税金、土地・家を所有している人に納税の義務が発生し、 マンションやアパートを賃貸している場合は、固定資産税の対象になりません。
ガーデンルームのメリットとデメリットとは?
ガーデンルームの特徴は、折戸パネルがあるということでしょうか。
・おすすめな点
折戸パネルの開閉が可能のため、天気によって活用方法が色々あるということが挙げられます。
例えば天気が良い晴れの日には、テラスとして、天気の悪い雨のひや曇りの日にはリビングとして活用できます。
ガーデンルーム内の温度も調整しやすいため、外の天気の影響を受けにくいこともメリットとしてはあるでしょう。
・おすすめできない点
ガーデンルームは、機能性が良いことから、費用がかかることがあります。
会社によって差はあるので自分自身で探し、相談しに行くことが大切です。
また、夏は日差しが入りやすいので暑くなりやすい傾向がありますので、しっかり風通しを良くし、快適に使える工夫も必要です。
サンルームのメリットとデメリットとは?
反対にサンルームで見た場合のメリットとデメリットはなんでしょうか?
サンルームの場合、窓などが固定されていることが多いため、それゆえのメリットとデメリットが存在します。
・おすすめな点
サンルームの特徴は開放的です。晴れの日には、日当たり抜群!
また、天気の悪い日でも、全面ガラス張りの場合が多いため、温度が上がりやすく、洗濯しやすい場合もあります。
それと植物を育てるのにも文句なしの空間になります。
・おすすめできない点
開放的だからこそのデメリットも存在します。
夏は日差しが強いためとても暑くなりますし、冬には寒くなります。
季節の変化に対応が難しい点があり、窓ガラスは汚れも目立ちやすいため、こまめな掃除も重要になってくるでしょう。
ガーデン・サンルームにかかる費用は?
気になっていたとしても一番気になるのは、お値段だと思います。
値段は、施工面積や商品によっても差はあるため、お手頃な価格も存在しますし、高額で高機能なガーデンルームやサンルームも存在します。
価格の目安は大体
商品代金+施工費 のため安くて30万~100万以上かかる物まであります。
値段に幅があるということは、自分自身の希望を明確にすればいくらかかるかはっきりわかるということです。
大きさや機能や用途など考え、プロの方と話すことで検討してみてください。
まとめ(欲しいなと思った際のアドバイス)
先程もお話ししましたが、何を目的に造るのか?それを考えることが大切です。
あなた自身の理想を形にすることで、サンルームよりなのか?ガーデンルームよりなのかも変わってきますし、家具は置くのか?広さはどれくらい必要なのか?などなど決まってきます。
また、プロの方と相談することが重要です。
それはデザインが住まいと合っているか?も確認できるからです。
ガーデンルームやサンルームだけ浮いていないかはかなり重要かと思います。
一度つくってしまえば、変更は難しいため事前準備をしっかり行い安全で快適なガーデンルームライフを楽しんでください!
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