焼酎をこよなく愛し、音楽をこよなく愛すLiveBar『我楽遊人』|【正雀】地域ai
『地域ai』は、地域で愛されるお店を紹介するページです。
直接お店に伺って、お店の方の声やお店の雰囲気を取材。
周辺の情報も併せて紹介していますので、記事を読んでこの地域のことをちょっぴり ”ai” していただけたらいいなぁと思っています。
<2019年1月23日取材>
今回は、総持寺のラーメン店『とら家』の店主 角坂さんに紹介して頂いたお店に伺いました。
我楽遊人(がらくゆうじん)
「人生はただ一度
我 の道を信じ、苦しい時も明日を見て 楽 しく過ごし、
遊 びの心を持って 人 生終わらば 悔いなし」
店名の『我楽遊人』は、オーナーのそんな思いから生まれた言葉です。
阪急京都線正雀駅から徒歩約3分、JR東海道本線岸辺駅からも歩いて行ける場所に
『我楽遊人(がらくゆうじん)』はあります。
昭和の雰囲気が残る下町の風景の中に、突然浮かび上がるオシャレな建物。
四角い真っ白な壁に黒いアクセントを配した外観は、何かに似ていませんか?
そう。「蔵」です。
蔵の重厚な扉をあけて、
いざ、『我楽遊人』へ。
~本格焼酎&LiveBar~
店内に入ると右手にカウンター。
そして、その奥には!!
天井まで届く大きな棚にお酒がズラリ!
「芋」をメインに「麦」「米」「そば」など、
ここに並びきらない物を入れると焼酎だけでも常に100種類以上あるのだとか。
それだけの種類があっても、扱っている焼酎の蔵元には全て挨拶にまわり、
その焼酎がどのようなこだわりを持って作られているのかなど、
生産者から直接お話を聞かれているそうです。
そうやって関係性を築いているからこそ、
生産数の少ない珍しい焼酎もいただける訳なんですね。
月に3~4回入れ替わる棚のラインナップを楽しみに来られるお客さんも多いそうですよ。
ドリンクメニューは500円からで、
プレミアム焼酎でも1杯1000円で味わうことができます。
チャージ無しの明朗会計が嬉しい♪
~ 焼酎 ~
オーナーの吉井さんが、芋焼酎に出会ったのはサラリーマン時代に九州へ転勤になった時。
始めは芋焼酎と言えば ”臭い” ものと、あまり良いイメージを持っていなかったそうですが、
吉井さん:「元々そんなに飲める口ではなかったんですけど、先輩に勧められて断るわけにいかんからって、飲んでて、酔っ払ってもうたんですよ。
ところが、翌日がすごく楽やったんです。」
自分には体に合っているのかもと、そこから焼酎を飲み始めると、
その美味しさ、そして焼酎にも色々な味があることが分かってきて、どんどん魅力にはまっていったそうです。
吉井さん:「”焼酎と言えばこんなもん”みたいなイメージを持たれている方が多いんで、そういうの(色んな味や香りの違いがある)を知ってもらいたいんですよ。」
焼酎は代謝が良くて翌日に残らないと感じる人は多いようですが、
「飲み過ぎたらやっぱり二日酔いになります。飲み過ぎはダメです!」
ですって。
と、いう訳で(?!)さっそく一口ずつ飲み比べさせてもらいました。
いただいた焼酎は銘柄も伺ったのですが、今回はあえて内緒にしています。
気になる方は是非「我楽遊人」でお確かめを。
まずは、オーソドックスな芋焼酎から。
ほんのり甘みがあって、想像通りの芋焼酎です。
2番目に頂いたのは、芋焼酎なのに、ずいぶんあっさり。
芋焼酎になれていない人でも、スーッと飲みやすいのではないでしょうか。
吉井さん:「最初は芋焼酎なんてとんでもないと言って、梅酒とか飲んでた女性の方でも、今ではみんな焼酎で(笑)」
言わば、芋焼酎の入門編ですかね。
そして、この後からがかなり衝撃的!
3番目は、「これでしか出せない味」の九州限定の芋焼酎。
吉井さん:「焼き芋の先っちょって食べたことあります?」
わっ!まさにそんな感じ!
さつま芋の風味がギューッと濃縮されて個性が強い。
でも美味し~い。
4番目は、ん?これが芋焼酎?
吉井さん:「言われないと何のお酒か分からないかも。ハイボールにして飲むとむちゃくちゃ美味いです。」
まるでウイスキーのような香りで、芋焼酎の概念を覆されました。
5番目は麦焼酎。
麦焼酎といえば、香りも味もほどんど感じられないものと思っていたので、びっくりです。
何?このフルーティーな香りは!
麦焼酎はこれまで梅やレモンを入れて、割って飲んでいましたが、
焼酎自体の存在感があるのでこのままで味わわなきゃもったいない!
最後も麦焼酎です。
こちらも、しっかりと風味の感じられる麦焼酎。
先ほどのフルーティーさとは全くちがって、
麦チョコのような(?!)香ばしさとコクがあります!
これまで麦焼酎をあなどっていました。ごめんなさい。
ひと口に ”焼酎” と言っても、こんなに違いがあるものなんですね。
焼酎初心者の方でも、オーナーがお客さんの好みを聞いておススメの銘柄を選んでくれますよ。
吉井さん:「変化を楽しみながら飲むのがロックなんです。
始めのガンとくる感じが好きな人もいますけど、氷と混ざり合うと丸くなってくるんです。
で、徐々に氷が溶けてくるうちに(自分好みの)飲み頃が。」
でも、最もおススメなのはお湯割りとのこと。
吉井さん:「一番香りが立つのはお湯割りです。」
お湯割りは冬の寒い時に飲むイメージですが、
実は本場鹿児島の方は、夏でもお湯割りにする人が多いんだそうです。
フードメニューは
オーナーの吉井さんが厳選した食材を取り寄せています。
宮崎の「赤どりの炭火焼き」や「明石たこわざび」など、こだわりの逸品をご賞味あれ。
~オーナー吉井さん&ライブ~
『我楽遊人』は今年の1月6日で9周年。
オーナーの吉井さんが、自分のような社会人バンドをやっている人がもっと気軽にライブのできる場所があればとオープンさせたLiveBarです。
「楽器など荷物を抱えての移動はしんどい」と、自身の経験をふまえ2路線使える場所にこだわっての土地探し。
そして棚や中二階、床や壁の色目など細部にわたって1年間もの打ち合わせを重ね
『我楽遊人』が完成しました。
客席はカウンター4席をあわせて27席。
立ち見が出るほどお客さんが入っても、天井を高くとってあるので圧迫感がありません。
白い壁はプロジェクターで映像を映しだす演出も可能です。
ライブの時はこんな感じで、ステージと客席が一体に!
この「CORE HEART(コア ハート)」はオーナーの吉井さんがギターを務めるバンドなんですよ♫
ステージ使用料は、1人15分1,000円~。
空いていれば飛び込みもOK。
ロック、ジャズ、演歌(?!)、ジャンルは問いません。
「我楽遊人」主催の定期的なライブは、毎週水曜日と、最終日曜日に開催されます。
毎週水曜日は『No Over Time Work Day』
週の半ばで音楽を楽しんで一服し、また明日から頑張ろう!という企画。
最終日曜日の『コミュフリーライブ』は、
最大6組までが、自分の飲食代以外無料で参加できるイベントです。
Facebookで ”いいね” をしてくれている人が対象となりますが、
ライブ翌日の月曜日に次月のエントリーを開始すると、10分で埋まってしまうことがあるほどの人気!
「ライブはしてみたいけどお金がかかるのが・・・」という人には嬉しいですよね。
~我楽遊人(がらくゆうじん)の詳細~
【住所】大阪府摂津市正雀本町1-37-7
【Googleマップ】https://goo.gl/maps/zdtFftyK2Q82
【電話・FAX】06-7897-8411
【メール】arohagr-garaku@yahoo.co.jp
【フェイスブック】https://www.facebook.com/garakuyuujin/
【アクセス】
阪急京都線 正雀駅 東口より徒歩3分(約240m)です。
東出口から降りると道がいくつか分かれていますので、
線路に沿うように一番左の道へ。
まっすぐ行くと、左手に郵便局が見えてきます。
ここもまた、いくつかに枝分かれ。
郵便局の前から斜めの道に入って下さい。
するとすぐ右手に『我楽遊人』の看板がみえてきますよ。
正雀ってどんな街?
「住宅地ですね。古くから住んでいる人が多いみたいです。
最近ちょこちょこ新しいお店もできていますけど。」
住宅地の中に商店街やスーパーが点在し、コンビニも多くて生活には便利そうです。
そして、阪急とJRの2路線が使える点は、吉井さんの気に入ったポイント。
JRの岸辺駅から大阪駅までは約12分。阪急の正雀駅からも20分かかりません。
それでいて、家賃が安いというのも正雀の良さのようです。
JR岸辺駅の北側は健康医療都市「健都」として開発が進められています。
正雀のおススメスポットを伺ったところ、
「おススメという訳ではないですが、この辺は鉄道ファンの聖地らしいですよ」
阪急電車の車庫がある正雀は、鉄道ファンにとっては有名だそうで、
鉄道の写真を撮っている人の姿をよく見かけるんだとか。
安威川の向こうには新幹線の車庫や、新幹線の内部が見られる「新幹線公園」もあるので、
お子さんでも楽しめそうですね。
そして、『我楽遊人』のすぐ近くには中華料理の有名店『IZO』。
日曜日の昼間には外に行列ができているほどの人気で、
吉井さんのおススメは麻婆豆腐だそうです。
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