家の外観をモダン・デザインにするメリット

モダンな家の画像です

建築資材の発達とともに広がるモダン建築

『モダン』という言葉は「大正モダン」という言葉や「モダン焼き」という食べ物など、近年では少し懐古的なニュアンスを感じられる方もいるようですが、本来の意味は近代的、現代的な物を指します。
20世紀初頭から始まった「モダン建築」(モダニズム建築)は芸術的な方向性も持つので一言で言い表せませんが、鉄骨やコンクリートといった古来には使われなかった資材が使われるようになった事で確立された様式です。
つまり現代のモダン・デザインを極端な言い方で表せば、「機能美」になります。使いやすさや便利さの中にあるシンプルな美しさがモダン・デザインの魅力です。

 

自由な発想で自由な形にできるモダン建築

家を建てる際には土地に対する建ぺい率の制限がまずあります。そして設計に至れば力学的な制限のため、柱や梁の数は半自動的に決まり、自由にできるのは色や柄といった内装が中心となるのが従来の家でした。
しかし、より強固な建築資材や加工技術の発展により、自由な形の家を建築できるようになりました。その事がさらにモダン建築の可能性を広げています。

特に家の外観は真四角、長方形など従来の建築ではできなかった形が実現できます。そして外観だけでなく、内空間の自由度も増しました。
部屋の四隅には柱、といった従来の建築を意識すること無く、自由な間取り、自由な高さを計画できます。例えばキッチンであればシンクの場所やコンロの場所はおよそパターンがありました。しかし、それが使い勝手が良かったと言えるかは微妙な点です。自由な間取りが可能であれば、人によっては思いもよらない場所に設置した方が便利かもしれません。
モダン住宅と言えば、洗練された外観に目が行きがちですが、実はモダンというのは機能的である事も大前提なのです。

 

周囲に溶け込みやすいモダン・デザイン

時代の進歩に伴い、どの地域も都市化が進み商業用の建物やマンション等が増えています。そんな中で純和風な建築は溶け込みにくい環境になりつつあります。
なおかつ日本の場合は電線と電柱があり、街中にかかわらず住宅地でも直線が多い景観になります。一部地域では電線の埋設化が進められていますが、全体から見るとごくわずかになります。
直線の多いモダン住宅の外観は、同じく直線の多い景観と溶け込みやすいデザインです。緑が多い地域は外壁の素材をナチュラルなものに、都市部であればスタリッシュな素材を使い周囲との親和性を計算できます。

 

和モダン、洋モダンとクラシカル・デザインとの融合も

かつて「モダン建築」と言えば、コンクリート打ちっぱなしであったり、総ガラス張りの外観であったりとスタイリッシュさが全面に押し出されていましたが、今の住宅は和モダンや洋モダンといった従来のトラディショナル(伝統的)な様式とのハイブリット・デザインになりつつあります。
「家」というのは住む人の帰る場所であり、末永く使う物である以上、そこに「落ち着き」や「温かみ」が求められるのは極めて理にかなった流れです。
今後もますます、地域や自然と融和するモダン住宅が注目されそうです。

 

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