藤井寺の由来「葛井寺」を知ろう

 

藤井寺の市名の由来は、「葛井寺」(ふじいでら)から引用されています。

 

葛井寺は、葛井連一族が天皇の仏教興隆政策に積極的に協力したことで、朝廷からの補助を受け氏寺として建立。

 

その後、藤井安基が葛井寺を訪れ、荒廃している様子になげき、各地より財を集め、再建したのです。

 

そのため藤井安基の苗字をとり、藤井寺と村名を改めたといわれています。

 

葛井寺の国宝と重要文化財

葛井寺には、大阪府で唯一の天平時代の仏像として、本尊の千手観音像は、国宝に指定されています。

 

また、商店街に面し、西門として位置する「四脚門」は、1601年頃に豊臣秀頼が南大

門として建てたとされており、桃山時代の貴重な建築物として、重要文化財に指定されています。

 

葛井寺仁王像

門の両脇には仁王様が出迎えてくれます。

 

写真映えもするため、天気の良い日には写真を撮っている観光客の方がちらほら見られます。

 

また、葛井寺の中で密かに人気のアイテムがあります。

それが「お線香」

 

紫雲香

こんな形で並んでいます。

遠いとわからないんですが、アップしてみると

紫雲香さらにあっぷ

甘いお菓子に見えませんか?

少し太めで、可愛らしいお線香です。

 

紫雲香アップ

さらにアップしてみました。

お線香と聞くと皆さん立ててしまうかもしれませんが、これは名前を見える様に寝かせてください。

 

葛井寺の藤の花

また、なんといっても藤井寺市の葛井寺は、その名の通り藤の花がとってもきれいです。

 

開花時期の4月から5月にかけては、女性が藤の花を見に訪れるほどです。

 

18日の「観音会」

葛井寺で一番人が集まる日があります。

 

毎月18日には観音会座、御本尊御開帳が月例行事として行われています。

 

14時から法要、紫雲閣にてお経の読誦などありますので、18日に立ち寄ってみてください。

 

多くの人でにぎわい、お線香の落ち着く香りに包まれます。

 

千本の手がある千手観音「十一面千手千眼観世音菩薩」

じゅういちめんせんじゅせんがんかんぜおんぼさつと読みます。

とっても長い!

 

写真で見た事がある方もいるかもしれませんが、実物は本当に見事です。

 

千手観音と聞くと、どれも千本の手があると思いがちですが、実際には千本ない場合が多いのですが、葛井寺では、本当に千本以上あるのでぜひ、観て頂きたいです。

 

画像は載せませんので、実物をその目で確かめてください。

 

葛井寺へのアクセス

そんな魅力あふれる藤井寺市の葛井寺ですが、アクセスも簡単です。

①藤井寺駅から南へ

藤井寺駅風景

藤井寺駅を降りたら、ソリヤ(大きな商業施設)側ではなく、反対側の出口から出てください。

出口を降りたら

藤井寺駅周辺

左へ真っすぐ進んでください。

 

②少し東へ「葛井寺一番街」商店街に入ろう

藤井寺一番街

少し歩くと、藤井寺一番街の大きな文字で出迎えてくれる商店街に出ます。

 

③真っすぐ!

商店街を真っすぐ入った後は、そのままずんずん真っすぐ進んでください。

 

④商店街を抜けたところに葛井寺

商店街を抜けた後の葛井寺

商店街を抜けてすぐ左に葛井寺が見えると思います。

 

天気の良い日にぜひ、葛井寺へ、足を運んでみてください!

 

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