人口が増え続ける【春日市・かすがし】を探ってみました
春日市ってどんなところ?
福岡市の南東に隣接する福岡県春日市。
福岡県内で最も小さな市ですが、福岡都市部のベッドタウンとして昭和40年代から人口が増えはじめ、
今では福岡県内で最も人口密度が高い地域となっています。
市のイメージキャラクターは、弥生人をモデルにした「かすがくん」と「あすかちゃん」。
春日市は「弥生銀座」といわれるほど、須玖岡本遺跡をはじめ、弥生時代の遺跡や出土品が多いところなんです。
中国の歴史書や、金印に刻まれた『漢委奴国王』でお馴染みの ”奴国(なこく・なのくに)”は
この地方のことだって知っていました?
それではそんな『春日市』をさらに深く探ってみましょう!
春日市のお祭り
春日市には珍しい伝統行事がたくさんあるんですよ。
婿押し祭り

春日神社HPより
まずは『婿押し祭り』
前年中に結婚した新郎新婦を祝福する行事で、裸の氏子たちがもみ合う様は迫力があります。
全国的にも非常に珍しい行事で、平成7年には国指定重要無形民俗文化財に指定されました。
毎年、参道にはたくさんの夜店が並び、老若男女が大勢詰めかけ、
冬の春日神社はときならぬ熱気に包まれます。
嫁ごの尻たたき
婿の次は嫁!
小倉地区の住吉神社で行われる祭礼で、
前年中に嫁いできた花嫁が盛装して住吉宮に参拝にくるのを子供たちが待ち受け、
ワラを巻いた棒で花嫁の尻を叩くという実に風変わりなもの。
こんなの、見たことありませんよね。
他にも、田畑を荒らす虫たちを太鼓を打ち鳴らして追い払っていた「虫追い」が起源の『どんかん祭り』や
お盆近くの夕刻にカヤとフジカヅラで編んだ綱を引き合う『盆綱引き』などの行事が、
地元で愛され受け継がれています。
春日市に住もう!
春日市は福岡市のベッドタウンとして大変人気が高く、
人口増加と同様、不動産価格も毎年、若干ずつ上がっています。
福岡県で最も人口密度が高い春日市ですが、その年代別の分布では若い世代が多いという特徴が見えてきます。
若い世代を惹きつける春日市の魅力には、どのような物があるのでしょう?
春日市の交通
春日市の主な駅は、JR鹿児島本線『春日駅』と、西鉄天神大牟田線『春日原駅』です。
福岡一の商業地、福岡市中央区の『天神』(西鉄福岡駅)には、西鉄電車の急行なら約11分で到着。
福岡のターミナル駅、JR『博多』駅には快速で15分かかりません。
飛行機では、春日市役所から福岡空港国際線まで8.9㎞で、車で渋滞がなければ20~25分、
同じく国内線までは8.9㎞で、車で渋滞がなければ20~25分程度で行くことができます。
車での移動は、春日市役所から高速道路太宰府インターまでは約3㎞で車で10分程度と、
鉄道、飛行機、車のどれをとってもアクセスの良い立地と言えますね。
また、春日市内には民間の路線バスに加え、市のコミュニティバス『やよい』も走っています。
料金は小学生以上一律100円!
7つの路線が市内の各地を網羅しており、市民の足として欠かせない存在です。
春日市の子育て
春日市の人気の要因の一つが、公立小学校、公立中学校の評判が良いこと。
学力が高いのはもちろん、学習環境やクラブ活動などバランス良く高評価を得ているようです。
春日市のシンボルとなる大きな2つの公園、福岡県営「春日公園」と春日市営「白水大池公園」をはじめとし、
多くの公園が整備されていることも大きいかもしれませんね。
福岡県で最も小さな春日市にはなんと、67の都市公園と65の児童遊園があるんですよ!
子供たちが気軽に遊べる場として、市民の体力づくり憩いの場として、大変親しまれています。
また、春日市には4つの「児童センター」があり、乳幼児・未就学児とその家族、小学生、中学生、地域のおじいちゃんやおばあちゃん、
みんなが集い、楽しく遊び、子育てに関する相談や情報交換を行える場所になっています。
共働きの家庭で、お子さんが病気中や病気回復期で、集団保育や学校生活が難しい時に頼りになるのが「病児デイケアセンターかすが」。
小学校6年生までの子どもを預かってくれるので安心して働けますよ。
市内9つの保育園では一時預かりも行っています。
保護者の仕事や病気などで一時的に保育が必要な場合に加え、
育児疲れ解消などのための「子育てリフレッシュ保育サービス」も実施。
1日中子供につきっきりになりがちなママにとって、有り難いサービスですね。
春日市でいきいき健康に!
春日市では市民の健康増進やスポーツに親しむきっかけづくりとして、毎年、『走ろう大会「ラン(子ども)&ウォーク」』及び『走ろう大会』を開催していて、開催回数はすでに40回を超えました。
幼児向けの400mのコースから、高校生以上が参加する10㎞の種目まで距離は様々。
ウォーキングやリレーマラソンなどもあり、それぞれ年齢や体力に合わせて気軽に参加することができます。
健康・福祉施設『春日市いきいきプラザ』にある「いきいきルーム」は
春日市に居住する40歳以上の市民を対象に、”健康づくり”と”介護予防”を目指して、楽しく効果的に運動・トレーニングを行うことができる施設です。
このように春日市では、誰もが健康でいきいきと暮らせることを目指しているんですね。
おわりに
春日市では『デジタル市報かすが』を作成しています。
ツイッターやインスタグラム、フェイスブックもあり、PR動画などの動画も順次公開。
誰でも手軽に春日市のことを知ることができますので、ぜひ覗いてみて下さい!
イエモア@あなたにおススメ