住みやすい街・福岡市☆その秘密って?
福岡市は福岡県の県庁所在地であり、全国に20ある政令指定都市(政令市)の1つ。
九州地方の中心地として更なる発展を続けている街です。
人口157万を超える大都市でありながら、世界的な「住みやすい街」ランキングで常に上位にランキングされる住みやすい街、福岡市。
その秘密はどこにあるのでしょうか?
秘密その①福岡市の住環境
住みやすいから人口増加!
住みやすさを示すデータとして人口増加率があります。
平成27年の国勢調査によると、福岡市の人口は平成22年から74,938人の増加で、政令市に東京都を加えた21大都市中、増加数第1位!
2位の川崎市と3位のさいたま市の増加数が4万人代ですから、その数はダントツです。
もちろん増加率の5.12%というのも、21都市中1位。
政令市平均の1.10%を大きく上回っています。
中でも若者の割合が高いことが特徴で、
10代と20代の割合が20.05%なのも、政令市の中では最も高い値となっています。
人口あたりの学校の数の多さもそれを裏付けています。
物価が安いから住みやすい!
住みやすさの理由の一つとして、物価の安さが挙げられます。
52都市(都道府県庁所在市および政令指定都市)の平均を100とした場合、
福岡の食料物価は94.9で、21大都市の中で最安!
2位の仙台市が97.4%ですから、かなりの差がありますよね。
総合物価でも2位という安さです。
福岡市は商業施設も充実しています。
多くの百貨店やファッションビル、大きな複合商業施設があり、買い物や食事をするのに不便はありません。
交通至便でストレスフリー!
福岡市は空港や港も都心に近く、電車やバスなどの交通の便の良さが通学や通勤時間の短縮につながっています。
通学や通勤時間の短さはストレスの軽減になり、心身ともに良い影響を与えてくれます。
山や海といったレジャーも気軽に出かけられる距離にあるので、余暇を過ごすのにも便利です。
(※福岡市FukuokaFacts参照)
秘密その②福岡市の子育て
福岡市は子育て支援にも力を入れていて、さまざまな取り組みを行っています。
その一つとしてあるのが、赤ちゃんといっしょにお出かけするお母さんのサポート体制です。
赤ちゃんと一緒に出掛けるとなると、荷物は多いし、ミルクやオムツやと、何かと大変ですよね。
そこで全国で初めて実施されたものが福岡に!
それは地下鉄車両の床に「車いす」と「ベビーカー」の優先スペースが表示されたことです。
ここからも福岡市の子育て支援の意識の高さがうかがえますね。
授乳・オムツ替えやミルク用お湯の提供といったサービスを提供する施設も増えていて、登録された施設は「赤ちゃんの駅」としてシンボルマークが提示されています。
また福岡市では第3子優遇事業が行われています。
18歳未満の児童を3人以上養育し、第3子以降の児童が小学校入学前の3年間の期間にある場合に保育料などを免除・助成、または第3子手当(1万円)がもらえるシステムです。
(第3子優遇事業についてはこちらをご覧ください。)
次に子育てと切り離せないのが医療です。
福岡市でも、子どもの医療費を助成するなどの取り組みをしていますが、
(子ども医療費助成制度についてはこちらをご覧ください。)
困るのが、仕事中に子どもが突然発熱したという連絡がきて・・・といった時ですよね。
そんな時強い味方となるのが、病児・病後児保育事業。
保護者の勤務等の都合により病気中や回復期の子どもの看病が家庭で難しいときに、小児科医院に併設した病児保育施設で行う一時保育です。
その利用者数が27,250人(平成27年)は政令市の中で1位!
2位の広島市と3位の横浜市が15,000人代ですから、これまたダントツです。
また施設数も第3位(平成28年4月1日現在)で、福岡市よりも人口の多い名古屋市や札幌市よりも上位にあるんです。
子どもの病気やけがといった突発事態でも、サポートしてくれる体制が整っているということは、
子育てにとって大事ですよね。
(※福岡市FukuokaFacts参照)
秘密その③福岡市の治安
福岡市の治安についてですが、刑法犯認知数(警察などによって犯罪の発生が認知された件数)は平成14年をピークに減少していて平成25年には約6割減っています。
これは治安が回復傾向にあり、福岡市が行ってきたさまざまな取り組みが成果を上げていることを示しているのでしょう。
ゴミの夜間収集もその一つです。まったく関係ないように見えますが、夜間に作業することで犯罪を抑止する“目”となり防犯につながるのです。
またカラスからの被害を防ぎ、交通量の多い昼間に作業するより効率がいい、といった面もあります。
福岡県警では地域の安全に関する情報を提供するサービスも行っていて、その名は「ふっけい安心メール」。
防犯アプリとして「みまもっち」というものもあり、興味がある人は登録してみるといいでしょう。
秘密その④福岡市の交通
福岡市は九州地方の要として交通が発達しています。
福岡空港や博多港、新幹線のあるJR博多駅に地下鉄など、どこもアクセスしやすい場所にあります。
福岡空港は海外への玄関口ともなっている国際空港。
2017年の利用客数は2,380万人を数えました。
これは、羽田、成田、関西に次ぐ全国第4位の数です。
また、福岡空港から博多までは電車で約5分、天神までは約11分で、
主要都市部までのアクセス時間としては、アジア13都市中1位の近さなのです。
また飛行機や、新幹線をふくめた電車の本数が多く、利用のしやすさも魅力です。
そして、福岡市の交通で外せないのがバスです。
「連接バス」と呼ばれる2台のバスがつながった形となっているものや、「急行」や「快速」といったよそではあまり見かけないバスもあり種類は豊富です。
福岡の都心を100円で利用できるバスなど手軽に使えるものもあり、市民の身近な足として親しまれています。
(※福岡市FukuokaFacts参照)
イエモア@あなたにおススメ