冬のリビングをあたたかく!人気の暖房器具&最新暖房器具2019
「家の中で最も長い時間を過ごすのはリビング」
という人も多いのではないでしょうか。
でも冬のリビングがちっともあたたかくなかったら・・・。
リビングは家族の集まる場所であり、また広い空間であるだけに暖房選びは大切です。
では実際に、どんな暖房器具を選べばよいのでしょうか。
エアコン
エアコンといえば夏の冷房をイメージする人が多いかもしれませんが、
暖房器具としての性能もどんどん進化しています。
エアコン暖房の特徴は、温風で部屋全体を温められること。
取付位置が高いことから、以前は部屋の上の方ばかり温かくなるという不満がありましたが、最近では壁に沿わすように真下に温風を吹き出すなど床に近い位置まで温められるようになりました。中には人を感知して気流を調節する機能の付いたものもあります。
ただし、エアコン暖房は空気が乾燥してしまうというデメリットもありますよね。
それを解消したのが、ダイキンの「うるる と さらら」シリーズ。
外気中の水分をエアコンが取り込み、無給水でお部屋を加湿します。
石油ファンヒーター
暖房器具の定番石油ファンヒーター。
灯油を気化させて内部で燃やし、炎の熱をファンで室内に送り出すという仕組みです。
送風により室内の空気が循環するので早く温まるのが特徴です。
灯油を燃やす時に水蒸気が発生するので風に直接あたっていなければ乾燥も気にならないでしょう。
以前は点火までに時間がかかる。臭いが気になるといった声がありましたが、近年はずいぶん改善されました。
ただし、定期的な換気は必要です。
また、賃貸住宅では使用できない場合がありますので事前に確かめましょう。
人気はダイニチの石油ファンヒーター。2019年度は31機種を発売しています
ガスファンヒーター
石油ファンヒーターと同じように炎の熱をファンで送り出して部屋を暖める暖房器具です。
ガスコンセントからガスを引いて使用するので、石油ファンヒーターのような給油の手間がかからないのが嬉しいですね。
灯油を気化させる時間も必要ありませんからスイッチを押した瞬間に温風が吹き出します。
こちらも燃焼時に水蒸気が発生するので空気の乾燥は抑えられるでしょう。
空気清浄機能付きのものもありますが、定期的な換気は必要です。
ガスファンヒーターのデメリットは設備面です。ガスコンセントが無ければ使用できません。
壁にコンセントがついていない場合、キッチンから引っ張ってくるという方法がありますが、長いガスホースを床に這わすとつまづく危険が考えられます。
オイルヒーター
オイルヒーターは電気で温めた難燃性のオイルをパイプ内に循環させて放熱する暖房器具です。
空気ではなく壁や家具、人に温度を伝える「輻射熱(ふくしゃねつ)」によって、部屋全体をあたためますので、あたたかさを感じるまで時間がかかりますが、じっくりと体感温度を上げることができます。
また、暖房を切っても暖かさがある程度持続し、温度が下がりにくい点は魅力でしょう。
温風が吹き出さないのでやけどの心配が低く、風にあたるのが苦手な人にも向いています。
セラミックヒーター
リビング全体を温めるものではありませんが、リビング暖房の補助としてキッチンやダイニングの足元に置いたり、
トイレや脱衣所などにちょうどいい、セラミックヒーターをご紹介しましょう。
セラミックヒーターとは電気を特殊加工されたセラミックに通し、その際のセラミックの発熱で空気を暖める暖房器具です。
人感センサーの付いた製品もあり、欲しい時に欲しいところだけ素早く温めるのに向いています。
暖房器具を選ぶ時の注意点
上記のような各暖房器具の特徴を知って、自分の好みにあった種類の暖房器具を選びましょう。
その時注意したいが部屋の広さに適しているかという点です。
価格が抑えられるからと実際の部屋の大きさよりも小さい性能のものを選んでしまうと、
結局思ったほどの温かさが得られないと後悔することになります。
エアコンの場合は冷房時と暖房時で有効な部屋の広さがちがう場合がありますので、
効きにくいとされる暖房時の広さに合わせましょう。
また、5つの星で評価される省エネ性能も選ぶ際の参考になるでしょう。
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