「世界で一番安全な都市」東京が1位、大阪は3位にランクイン
イギリスの経済誌「エコノミスト」発表の ”世界で一番安全な都市ランキング” で、1位に東京、3位に大阪が選ばれ日本の都市が上位を占めました。
世界60都市を100点満点で評価
2019年版のランキングでは、観光客が多く訪れる世界の60都市を対象に、治安、インフラ、医療・健康環境、サイバーセキュリティーの4分野における57の指標について比較し、100点満点で評価しました。
1位の東京は92点、2位シンガポールは91.5点、3位に選ばれた大阪は90.9点を獲得。
東京は犯罪の発生率・コンピューターのウイルス感染率の低さに加え、自然災害に対する防災インフラやなどでも高い評価を得ました。
トップテンにランクインしたのは次の都市です。
1:東京 92.0点
2:シンガポール 91.5点
3:大阪 90.9点
4:アムステルダム 88.0点
5:シドニー 87.9点
6:トロント 87.8点
7:ワシントンDC 87.6点
8:コペンハーゲン 87.4点
8:ソウル 87.4点
10:メルボルン 87.3点
「エコノミスト」の ”世界で一番安全な都市ランキング” の発表は、2015年から2年に1度行われていますが、
東京1位・シンガポール2位・大阪3位というランキングは、2015年から3回連続。
2017年の6位から4位にランクアップしたオランダのアムステルダムは、観光客が押し寄せる「オーバーツーリズム」の問題に直面しています。
ヨーロッパでは他に、デンマークのコペンハーゲンが韓国のソウルと同着で8位でした。
アメリカの都市でトップ10入りしたのは7位の首都ワシントンのみです。
反政府デモが続く香港は、2017年の9位から今年は20位へと転落しました。