楽しい【秋キャンプ】を食中毒で台無しにしないためにする3つのこと!

キャンプの画像です

 

朝晩の涼しさが感じられるようになった秋は、絶好のキャンプシーズン!

他人との接触を減らしながら楽しめるアクティビティとして、今年は更に人気が高まっていますよね。

 

そんな楽しいキャンプですが、気を付けなければならないのが食中毒です。

 

食中毒は意外と秋が多い!?

食中毒と言えば、梅雨の時期や夏場をイメージする人が多いかもしれませんが、

実は秋に食中毒になる人が意外と多いんです。

その理由は、キノコやフグの毒にあたる人が増えることの他に、この時期の免疫力の低下が挙げられます。

真夏の酷暑から9月の残暑・・・、と思えば急に涼しく。

そんな気温の変化に体が付いていかず、体調を崩しやすくなっているんですね。

また、行楽の秋は野外で食事をする機会が増えるという点も、食中毒増加の原因となるようです。

 

秋キャンプを食中毒で台無しにしないための3つのこと!

BBQの画像です

涼しくなった秋のキャンプは、炎を囲んでも汗だくになることがなく、バーベキューなどのアウトドア料理にはもってこい!

そんな楽しい秋キャンプを食中毒で台無しにはしたくありませんよね。

 

まずは敵を知ること!

下痢や嘔吐、吐き気、腹痛、発熱などの症状が現れる食中毒ですが、様々なものが原因となります。

その敵(原因)を知っておきましょう。

 

【サルモネラ菌】

十分に加熱されていない、肉・魚・卵などが主な原因となります。

【黄色ブドウ球菌】

ヒトや動物に常在する菌です。傷があったり、ニキビを触ったりした手で食品に触ることなどが原因となります。

【カンピロバクター菌】

肉やよく洗っていない生野菜、湧き水・井戸水などが原因となりますが、特に鶏肉によるものが多くなっています。

【腸管出血性大腸菌】

O157やO111などの腸管出血性大腸菌によって発症します。生や加熱が不十分な食肉が主な原因になります。

【腸炎ビブリオ菌】

生の魚や貝など、主に魚介類が原因となります。塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に弱い特徴があります。

【ウェルシュ菌】

自然界に広く存在し無酸素状態でも増殖します。ウェルシュ菌の芽胞(がほう)は高温でも死滅しないため、時間を置いてから食べる煮込み料理が原因となるケースが多く見られます。

【自然毒】

秋に旬を迎えるキノコやフグの毒にも注意が必要です。素人判断での調理は禁物です。

 

「つけない」「増やさない」「やっつける」の3原則を秋キャンプでも実践!

手洗いの画像です

食中毒予防の三原則は「つけない」「増やさない」「やっつける」!

秋キャンプで実践する方法を具体的にご紹介します。

 

つけない:「洗う・分ける」

まず一番基本となるのが手洗いです!

アウトドアではつい、いい加減になりがちですが手洗いはしっかりと。

調理や食事の前にはもちろん、生の肉や魚を扱った後や残った食材を扱う際にも、その都度こまめに手を洗うと安心です。

 

肉や野菜など食材ごとに調理器具を使い分けることも食中毒を防ぐためには効果的でしょう。

当然、調理用と食事用のトングや箸は分けなくてはいけません!

 

増やさない:「低温で保存する」

細菌の多くは高温多湿の環境を好み、10℃以上で増殖が活発になります。

逆に10℃以下では活動が弱まり、マイナス15℃以下になると増殖がストップします。

 

秋キャンプのように野外で食事をするシーンでは、長い時間をかけてゆっくり楽しむことが多いですよね。

でも、肉や魚といった食材を出しっぱなしにするのはNG!

冷蔵庫や保冷材の入ったクーラーボックスなど低温の場所で保管し、必要な分だけ取り出して使うようにしましょう。

 

やっつける:「しっかり加熱」

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。

肉や魚はもちろん、アウトドア調理では野菜もできるだけ加熱して食べるようにすると安心です。

特に肉は中までしっかりと火を通すことが大切!

中心部を75℃で1分以上加熱することが目安となります。

 

ただし、ウェルシュ菌は一度 芽胞(がほう:極めて耐久性の高い特殊な細胞構造)ができると加熱しても死滅しません。

カレーなどの煮込み料理を作るときには、酸素を嫌うウェルシュ菌が芽胞をつくらないよう、よくかき混ぜて空気を送り込む。

調理後はすぐに食べる。

どうしても残ってしまったら素早く冷まして低温で保管する。

以上のことを守りましょう。

 

楽しみでワクワクが収まらなくても 睡眠はしっかりと!

睡眠のイメージ画像です

体の免疫力が下がると、食中毒にかかりやすくなります。

「秋キャンプが楽しみでワクワクして眠れない♪」と、寝不足になっていると免疫力は低下してしまいますよ。

楽しいキャンプが待っているからこそ、睡眠はしっかりととりましょう!

 

まとめ

楽しい秋キャンプを食中毒で台無しにしないためには、

食中毒の原因を知ること、食中毒予防の3原則を守ること、しっかりと睡眠をとることの3つが大切です。

これらに注意して、秋キャンプを思いっきり楽しんで下さいね。

 

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