東京人が独断と偏見で選ぶ!東京都の住みやすい街3選
江東区からは2つの街をおすすめ!
『江東区(こうとうく)』は東京都の東部にあたり、東京湾に面しています。
JRや地下鉄、都営バスなど交通機関が充実しているため、都心部や千葉方面へのアクセスも抜群。
基本データ
人口:51万7652人(平成30年10月1日現在)
平均地価:53万9562円/㎡(平成30年地価公示価格)
医療・福祉
一般診療所の数が全国平均68.04ヵ所(人口10万人あたり)に対し、江東区は71.67ヵ所と充実していることがうかがえます。
特に皮膚科系診療所は、全国平均9.73ヵ所に比べ、15.46ヵ所と大幅に上回っています。
一方、介護施設数においては、全国平均13.22ヵ所に対し、9.50ヵ所と平均を下回る状況です。
子育て
待機児童に関しては、新設園を作ることで徐々に解消しており、待機児童数は76名(2018年4月時点)と、23区内でも少ない方です。
認証保育園も充実しており、認可保育園に入園できなかった際の受け皿となっています。
しかし、気をつけたいのが認証保育園の補助金です。
認証保育園は認可保育園の保育料より高いため、所得に応じて1~5万円の補助金を受け取れます。
ただし、補助金を差し引いても認可保育園に通う場合より保育料が高くなることを知っておきましょう。
また、病児・病後児保育事業も区内4施設で実施されています。
認可保育園:国が定めた設置基準をクリアして都道府県知事に認可された施設。公立保育所と民間保育所(私立)があり、いずれも公費により運営されている。
認証保育園:東京都独自の制度で、国の認可基準を満たしていなくても(認可外保育園)、自治体の基準に達していれば補助金を交付するというもの。
レジャースポット
江東区は大きな公園が充実しているのも魅力の一つ。
「木場公園」や「猿江恩賜公園」「清澄庭園」など、子ども連れで楽しめる公園がたくさんあります。
さらに「キッザニア」や「日本科学未来館」「リスーピア」などの屋内レジャースポットも多いのが特徴です。
そんな住みやすい街江東区の中でも、特におすすめの亀戸と豊洲について、気になる項目をさらに詳しく説明します。
平日の買い物にも、週末の遊び場所にも困らない街!江東区・亀戸
まず江東区でおすすめしたい街の一つめ『亀戸(かめいど)』は、昔から繁華街として栄え、今も駅前の賑わいと商店街の人情味が魅力の街です。
住環境
亀戸駅には駅直結のショッピングセンターがあり、中にはスーパーや洋服、雑貨などの店舗が入っています。
さらに駅近くには商店街もあり、日常の買い物に困ることはないでしょう。
JR総武線だけでなく、東武亀戸線や亀戸駅始発のバスも充実しているため、通勤通学には便利です。
近隣の大島や東陽町を中心としたエリアにはマンションが建ち並び、ベッドタウンとして栄えています。
飲食店の数も多く、駅周辺は特に賑わっています。
医療・福祉
すぐ隣の墨田区には、地域基幹病院となる「東京都立 墨東病院」があり、「城東病院」「賛育会病院」など総合病院が周辺に揃っています。
子育て
認可保育園、認証保育園ともに充実しており、認可保育園に入れなくても、多くの場合認証保育園に入れるでしょう。
病児・病後児保育は近隣の大島にあるため、いざという時に安心です。
再開発で住みやすさ抜群の街!江東区・豊洲
次におすすめしたいのが、湾岸部に位置する豊洲(とよす)です。
埋め立て地として有名で、次々に高層マンションが建設されています。
新しい街ならではの環境の良さと住みやすさが魅力です。
住環境
再開発が行われ、駅前には大型ショッピングモールやホームセンター、飲食店が軒を連ねています。
駅近くには江東区役所の出張所、図書館、文化センターの機能を備えた「豊洲シビックセンター」があるため、公的な手続きも遠くまで足を運ぶ必要がありません。
また、広大な芝生広場やじゃぶじゃぶ池のある「豊洲公園」や、「ガスの科学館」「映画館」もあるので、休日のおでかけスポットとしても十分楽しめるでしょう。
東京メトロ有楽町線だけでなく、ゆりかもめや都営バスも利用でき、交通アクセスのいい立地です。
医療・福祉
一般診療所が充実しているだけでなく、大学病院である「昭和大学江東豊洲病院」が近くにあるため、緊急時でも安心です。
子育て
豊洲の保育園では、駅前や駅近くの分園で子どもを預かり、郊外の本園へバスで送迎する「サテライト保育事業」が導入されています。
豊洲周辺は、マンションの建設とともに保育需要が増加。
その反面、保育園の用地確保が難しいために、用地確保と送迎の利便性の両者を満たす”駅前送迎保育”を行う保育園が増えているのです。
こうしたサテライト保育事業によって、待機児童数も減ってきています。
治安の良さと子育てサポートの充実を求めるなら!三鷹市
三鷹市は23区と多摩地域の境界に位置する市で、その市域が鷹が大きく羽を広げた形をしているのが特徴です。
ベッドタウンとしてマンションやアパート、一軒家が多く建ち並んでおり、
スーパーやホームセンターも多いので普段の買い物には困りません。
交通アクセスは、JR総武線、中央線、東京メトロ東西線と複数路線の利用が可能で、都心部への通勤通学に便利です。
市内の移動にはバスが適しており、小田急バスや京王電鉄バスグループ、関東バスなどが乗り入れています。
基本データ
人口:18万7351人(平成30年10月1日現在)
平均地価:49万7162円/㎡(平成30年地価公示価格)
医療・福祉
一般診療所の数(人口10万人あたり)は全国平均とほぼ同じですが、小児科系診療所は全国平均17.63ヵ所に対して23.00ヵ所と、充実ぶりがうかがえます。
医師の数は、全国平均249.35人(人口10万人あたり)のところ、515.15人とおよそ2倍です。
子育て
三鷹市では子育てサポートが充実しており、
「子育てコンビニ」では赤ちゃんと一緒に参加できるイベントなどの地域の情報を得ることができ、
「みたか子育てネット」では、インターネットを通じて専門家に子育てに関する悩みを相談することもできます。
また、病児保育事業も市内2施設で行っています。
さらに、三鷹市は教育にも力を注いでおり、市立中学校は全て小中一貫校に移行しました。
義務教育の9年間、一貫して学力のサポートをすることにより、学力の向上、不登校の減少に繋がっています。
レジャースポット
観光スポットとしては、「三鷹の森ジブリ美術館」や「国立天文台三鷹キャンパス」などの施設が有名です。
また、「井の頭恩賜公園」や「野川公園」では、緑豊かな自然に触れられます。
治安
隣の武蔵野市と合同での防犯パトロールや、「安全安心パトロール車」の貸し出し、防犯ボランティアによる活動を実施しています。
また、防犯カメラの設置台数を増やし、犯罪・不審者情報を知らせる「安全安心メール」を配信にも取り組んでおり、治安の良さに繋がっているようです。
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