茨木市ってどんな街?子育て・土地柄・住みやすさは?
茨木市の位置と市内の交通
茨木市は大阪府の北部、北摂三島地区にある街。大都市である大阪市と京都市の中間に位置し、大阪市のベッドタウンとしての役割を担っています。
市内の鉄道路線はJR東海道本線、阪急京都本線、大阪高速鉄道大阪モノレール線、大阪モノレール彩都線が通っています。
JR東海道本線の茨木駅には快速が停車し、2018年3月には茨木駅と摂津富田駅の間にJR総持寺駅が新設され更に便利になりました。
阪急京都本線で茨木市にある駅は南茨木駅、茨木市駅、総持寺駅で、南茨木駅は準急と快速、茨木市駅は快速特急以外の電車が停車します。南茨木駅では大阪高速鉄道大阪モノレール線に乗り継ぎできます。
JR茨木駅から新大阪駅までは10分以内で到着しますので、新幹線を使って旅行や出張に出かける時もアクセス良好。
大阪の中心地である大阪・梅田駅へはJRなら15分、阪急電車なら特急で24分、京都にはJRでも阪急電車でも30分以内で到着します。
市内には、名神高速道路茨木インターチェンジがありますので、近畿自動車道、中国自動車道などにもアクセスしやすく、車でのお出かけにも便利です。
茨木市の土地柄
茨木市の土地柄は大阪市に比べると田舎ですが、緑が多く残されており、住環境の良いところです。娯楽施設が少なく、閑静な住宅地が広がっています。
2015年には、JR茨木駅から徒歩5分のところに立命館大学の大阪いばらきキャンパスが設置されたため、現在茨木市は学生も多く暮らす活気のある街となっています。
茨木市の地価は大阪市と比べると平均で3分の1ほどなので、手が届きやすいのではないでしょうか。北摂地域と呼ばれる吹田、豊中、高槻、茨木の中では、高槻よりは少し高めですが、吹田や豊中よりも安いというあたり。
税金や水道代も近隣地域と比べて安い傾向があります。
茨木市の子育て事情
こども医療
茨木市では、18歳到達後最初の3月31日までのお子さんを対象とした入院や通院の保険診療の自己負担分を助成する制度があります。
お子さんが生まれた時や茨木市に転入してきた時に、市役所のこども政策課窓口、郵送、電子申請で申請をすれば、こども医療証が発行され、こども医療証と健康保険証を病院の窓口で提示すると、1回あたり500円の負担額で診療を受けられます。
自己負担は同じ病院で月2回までは発生しますが、3回目以降は無料となります。
また、複数の医療機関を受診し1ヵ月の自己負担金が2,500を超えた場合は、申請により超過分が払い戻されます。
学校
茨木市の教育・進学事情としては、現在はすべての大阪府公立高校の通学区域が府内全域となりましたが、名門の大阪府立茨木高校があることから教育熱心な家庭が多く、小中高校生のいる家庭には、茨木市は人気の高い地域です。
公立の学校の評判が良いので転勤族の方にとっても茨木市は選択肢の1つにあげられ、実際に沢山の転勤族の方が暮らしています。
茨木市教育センター
茨木市にある『茨木市教育センター』では、中学校までの子供がいる家庭を対象とした教育相談や不登校児童生徒支援室、いじめ電話相談室などがあり、悩んでいる親御さんやお子さんが相談することができます。
毎月第2土曜日には、小学3年生から6年生までを対象とした科学教室も開かれており、人気が高いです。
茨木市の住みやすさと治安
茨木駅の近くには『イオンモール茨木』や『TSUTAYA』、スーパー、ドラッグストア、コンビニ、本屋や娯楽施設も揃っていますので、日々生活していくのに不自由は無く、住みやすさという点では良い街であると言えます。
茨木には北摂中央卸売市場があるため、生鮮食料品を安く売るお店もあり、物価は近隣の市に比べると安い方です。
茨木市の駅ビルには衣料品や雑貨、飲食店などが入っており、充実しています。
市内にデパートはありませんが、電車で30分以内で大阪や京都に出かけられますので、買い物に行くのも不自由はありません。
駅の繁華街を抜けると住宅地が広がっており、一戸建てやマンション、学校などがあるため、怪しい人物を見かけることもほとんどありません。治安の面では、警察の見回りや警備もよく行われており、ファミリー、独身、転勤族、定住型を含め、どの属性の方にも住みやすい街です。
駅や公共施設などを中心として高齢者にやさしいバリアフリーも進められている街です。
茨木駅や南茨木駅付近は犯罪の発生率も低く、とても治安が良いところです。街灯もあって夜でも道が明るいので、女性でも安心して歩けます。
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