中古マンション市場が熱い！中古＋リフォームが人気の理由とは
価値観の変化も理由の一つ？活況を呈する中古マンション
中古マンションをリフォームして住むという人が増えています。それだけ魅力的なリフォーム工事を提案するハウスメーカーや建設業者、工務店などが増えていることも要因の一つですが、住宅を選ぶ側の価値観の変化が大きいのではないでしょうか？
以前は、「何が何でも新築がいい！」というような考え方の人がほとんどでした。全体に占める中古物件の割合は極めて少ない状態が当たり前の時代です。
近年中古マンションに熱い視線が注がれるようになったのは、多様な価値観が生まれ、リフォームをして住むということに対する抵抗感が徐々に薄れてきているからといえるでしょう。現代の住環境を見渡してみれば、むしろ、中古マンションの方が好んで選ばれるといっても良いかもしれません。
築年数よりも利便性を重視！
新築マンションよりも中古マンションを選択することのメリットとして大きいのは、やはり、価格面での優位性といえるのではないでしょうか。同じエリアで新築と中古を比較した場合には、格段に中古の方がリーズナブルな価格帯であることはいうまでもありません。
むろん、物件自体の広さや間取り、設備機器の充実度合いなどによっても異なりますが、一般的には新築マンションの方が高くなるのは当然です。そして、年月が経過すればするほどに価値が目減りしていき、築年数が5年以内と6年以上では価格に格段の差が出ること言われています。
「古くてもリフォームすることで生まれ変わる」という考え方が生まれてきたのは、近年になってからです。背景にあるのは、建物自体の価値よりも、「駅から近い」や「住みやすい街だから」などの利便性を求める動きが活発化していることが挙げられます。
老後の生活資金の足しにもなる？中古マンション
都会の主要エリアともなれば、地価相場はかなり高くなってしまいます。いくら住みたいと思ったとしても、新築物件では手が出ないという人が多いのが実態といえるのではないでしょうか。
そんな都会の一等地に住みたいなどという野望を実現してくれるのも、中古物件の良さといえるでしょう。
ハウスメーカーや建設会社、工務店などのリフォーム工事を手掛ける業者の技術が向上しているのも、中古マンション市場が活況を呈する理由の一つ。築年数の長い中古マンションであっても、リフォーム工事をすることで見違えるように変貌するという事例はいくつもあります。
トイレやキッチン、浴室などの各スペースをキレイにすることもさることながら、部屋の間仕切りを全て取り除くなどの間取り変更をするケースも増加。リフォーム工事を依頼した人からは「見違えるようにキレイになった」などの声が多くあがっているようです。
子供が生まれたばかりやこれから子供を作りたいという世帯にとっても、中古マンションは人気を集めています。ただでさえ、子育てには多額の費用がかかるため、少しでも貯金をしたいという人も多くいるのです。賃貸物件とは異なり、節税対策や将来に向けての資産形成という意味でも中古マンションを購入する人が増えています。
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