「田園回帰」の動きとマッチした”とかいなか”【筑前町・ちくぜんまち】
筑前町は福岡県の中部に位置し、東峰村と1町1村で構成される朝倉郡に属しています。
町の西南部は筑後平野の北端部にあたり比較的平坦な地形となっていて、北東部は山地。
福岡市からは南へ約30㎞(車で約50分)ほどの距離で、面積約67キロメートル、人口約3万人の田園地域です。
筑前町はこんなところ
交通
筑前町の南部には、甘木鉄道甘木線『山隈駅 』『太刀洗駅』『 高田駅』があります。
『小郡駅』で西鉄大牟田線と、『基山駅』でJR鹿児島本線と接続しているので、福岡市や久留米市へのアクセスもスムーズで、十分に通勤圏内となっています。
街の北部からは、西鉄大牟田線『筑紫駅』やJR筑豊本線『筑前山家駅』も利用できるでしょう。
しかし、町の中心部は鉄道が通っていませんので、公共交通はバスを利用することになります。
町内を走る路線バスは、西鉄バスと甘木観光バス。
加えて、誰でも無料で乗車できる『地域巡回 ちくちゃんバス』が住民の足となっています。
ただし、月曜日とお盆、年末年始は運休なのでご注意を。
生活
筑前町南部の「山隈」「原地蔵」「南高田」に新興住宅地が造成され、特に『三輪それり』の造成後は南部地区の人口が増加しています。
福岡市や久留米市も通勤圏内ですが、近くにもキリンビール福岡工場をはじめとする大手企業の工場や倉庫が多数あり、常に求人がたくさんあるので仕事がなくて困るという事はありません。
新興住宅街の近くの国道500号線沿道や、町の中心を走る国道386号線沿道にはコンビニやスーパー、ドラッグストアなどいくつかの買い物施設があり、
隣接する市を含めた生活圏で、日常生活に必要なものは一通りそろえることができます。
そして、『博多駅』は公共交通機関で約1時間。休日には都会でのショッピングも楽しめます。
また、せっかく筑前町に暮らすのなら町内に点在する農産物直売所を利用しない手はありません。
「農産物直売所いちご」や「筑前町ファーマーズマーケット みなみの里」、「旬菜ひろば とまと」など、丁寧に育てられた新鮮野菜がずらっと並んだ直売所は朝からお客さんでいっぱいです。
筑前町の子育て
自然豊かで静かな環境でありながら都市圏にほど近い筑前町は、子育てにも最適です。
子ども医療費助成制度・ひとり親家庭等医療費助成制度
筑前町の「子ども医療」は中学生までが対象です。
小学校就学前の乳幼児は通院・入院共に自己負担なし。
小学生の自己負担額は、通院:1,200円/月、入院:500円/日(1ヵ月7日上限)。
中学生は入院のみの助成となります。(小学生と同額)
ひとり親家庭に関しては所得制限がありますが、18歳の年度末までの子どもとその保護者が対象となり、
自己負担金は、通院:800円/月、入院:500円/月(月7日限度)となります。
学童保育所
筑前町の学童保育所は小学校6年生までが対象。
夕方の6時30分まで預かってもらうことができるので、共働きで子育てをしている家庭も安心ですね。
子育て情報誌「すくすく」
子育て情報誌「すくすく」は、乳幼児とその保護者を対象とした講習会やイベントなどの情報を毎月発信しています。
筑前町のHPからもダウンロードすることができますので、ベビーマッサージ教室やおはなし会などに参加してみて下さい。
筑前町のおすすめスポット
貴重な自然環境の残る筑前町では、5月下旬から6月上旬 ごろになると舞い飛ぶ ”ホタル” が見られます。
夏は一面の ”ひまわり畑”、秋は ”コスモス畑” が出迎えてくれる筑前町には、他にも見どころがたくさんありますよ。
大藤まつり
上高場の大藤(かみたかばのおおふじ)
上高場の大藤(藤の里公園)
朝倉郡筑前町の上高場地区にある大神宮の境内には、町の天然記念物にも指定されている美しい大藤が植えられています。
樹齢は百数十年といわれ、根回り約3m、花房1m、棚面積約420平方mの藤棚は圧巻!
現在は「藤の里公園」として整備され、地域住民だけでなく、町外の方が見物に来られることも少なくありません。
見頃となる4月中旬~下旬には、境内を会場に「大藤まつり」が開催され、地元中学生のブラスバンド演奏や日向ひょっとこなどの舞台のほか、バザーも行われて大変賑わいます。
どーんとかがし祭
筑前町の『ど~んとかがし祭り』は、旧三輪町の ”どんと祭り” と旧夜須町の ”かがし祭り” がひとつになった一大イベント。
曽根田川流域の田園風景に囲まれた「安の里公園」を会場に、毎年11月の第1土・日曜日に開催され、いつもたくさんの人出でにぎわう町一番のお祭りです。
前夜祭では豊穣鍋や火の祭典、打ち上げ花火で盛り上がり、
本祭はステージイベント、野菜の収穫体験、お化け屋敷など盛りだくさんです。
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