身体表現コースのある伝統校・東大阪市の「樟蔭（しょういん）中学校」ってどんな学校？
樟蔭学園HPより
樟蔭中学校ってどんな学校？
樟蔭中学校は東大阪市菱屋西にある私立の女子校です。
1917年に開校された歴史ある学校で、高校が併設されており、併設型の中高一貫教育を取り入れています。
中高一貫教育で選べるコースは、選抜特進コース、総合進学コース、身体表現コースの3コース。
選抜特進コースは難関校への受験を目指すコース、総合進学コースは併設大学を含めた指定校への推薦での進学を目指すコース、身体表現コースはダンスや新体操をはじめとしたクラブ活動と学業の両立を目指すコースでです。
それぞれ違ったカリキュラムで、中高一貫教育という特性を活かした、密度の濃い教育に取り組んでいます。
かつては自由な校風が特徴的だった学校ですが、近年は一転。校則、規則に厳しい校風に方針転換し、礼儀やマナーの指導も熱心に行っています。
制服は夏服・冬服共に伝統的なセーラー服で、緑のタイが印象的な結び方となっています。
樟蔭中学校へのアクセスや周辺の環境、学校設備は？
樟蔭中学校の最寄り駅は、近鉄奈良線「河内小阪駅」で駅から学校までは徒歩6分の道のりです。
そのほか、JRおおさか東線「JR河内永和駅」からも徒歩7分ほどと、複数駅の利用が可能です。
中学校周辺は、店舗や住宅に囲まれており、学校の敷地のすぐ脇には川が流れています。
周囲はそれほど静かな環境ではないものの、学校の敷地が広いため、授業は静かな環境の中で行うことができています。
また、最寄りの「河内小阪駅」への道沿いには商店が点在していることから、通学時にひと気のない道を歩くこともありません。
樟蔭中学校の敷地内には他にも、系列高校・大学の校舎があり、また、近隣には附属幼稚園の園舎もあります。
歴史ある学校らしく校舎には全体的に古めの建物が目立ちますが、蔵書47,000冊の図書館やピアノ22台を配置したピアノレッスン室、情報教室などもあり、設備は充実しています。
樟蔭中学校の教育方針や口コミは？
樟蔭中学校では、「高い知性、豊かな情操、強い意志を兼ね備えた女性を育てること」を建学の精神に掲げています。
成績の向上だけでなく、学業以外の礼儀や身だしなみ、思いやりの心といった内面の教育を大事にしており、決して男性化するのではない、女性らしい自立した人間の育成を目指しているようです。
複数あるコースの中でも一番ユニークな「身体表現コース」では、特にダンスや新体操、バトントワリングのクラブ活動が活発で、勉強と両立しながらコンクールや大会で多数の実績を残しています。
樟蔭中学校の口コミには、「少人数で生徒に目が行き届いている」、「伝統ある学校なので信頼できる」、「校則が少々厳しい」といった意見が見られます。
また、コース分けによってさまざまな道へ進める点なども評価されているようです。
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