「和歌山県かつらぎ町」ランキング2024で大躍進した街の魅力とは?
いい部屋ネット(大東建託株式会社)発表の『町の幸福度&住み続けたい街ランキング』<関西版>で、住み続けたい街(自治体)ランキングの5位にランクインした和歌山県伊都郡かつらぎ町。前年の22位から、ぐぐ~んと順位を上げてきました!
関西に住んでいても「かつらぎ町って?」と、どんな街なのかご存じない方は多いかもしれませんね。
そこで、和歌山県かつらぎ町について調べてみました。
かつらぎ町は和歌山県
「かつらぎ」の音だけ聞くと、奈良県の葛城市を思い浮かべる方がいるかもしれませんが、かつらぎ町は和歌山県です!
和歌山県の東北部にある南北に細長いまちで、北部の紀ノ川流域を除くほとんどを豊かな山林が占めています。
大阪市内から車で一時間ちょっと走っただけで、自然いっぱいの風景に出会えるわけですね。
フルーツ王国 かつらぎ町
和歌山県といえば”有田みかん”でも知られるみかんの産地として有名ですよね。
かつらぎ町はみかんだけでなく、色々な品種の果物を栽培しているフルーツ大国なのです!(かつらぎ町HPより)
まずは柿。平核無柿(ひらたねなしがき)や串柿は日本一の生産高を誇ります。
その他にも、イチゴ、桃、ブドウ、梨、リンゴ、梅、ジャバラなど、一年中新鮮でおいしい果物があふれ、観光農園では果物狩り体験も楽しめます♪
道の駅や町内各所の直売所で手軽にお得に買えるのも嬉しいですよね。
☆串柿のはなし☆
串柿といえば皮をむいた10個の柿を竹串に刺したものなのですが、10個の柿には「いつもニコニコ(2個2個)、仲むつ(中6つ)まじく」という意味がこめられているのだとか。
お正月の縁起物として飾った後は、家族で仲むつまじくいただきたいものです。
かつらぎ町『丹生都比売神社』
高野山のふもとに位置するかつらぎ町は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録された『丹生都比売神社』や『高野山町石道』をはじめとする多くの歴史的資源に恵まれています。
『丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)』は、弘法大師(空海)に高野山を授けた女神の社であり、パワースポットとして多くの参拝者が訪れます。
弘法大師が高野山を授かったお話の中には、白と黒の二匹の犬が登場するのですが、『丹生都比売神社』には現代の「みちびきのご神犬」として奉納された紀州犬(天然記念物)の親子がいるんですよ。
毎月の公開日、神事や催事でも活躍中なので、運が良ければ白と黒の「みちびきのご神犬」に出会えるかも♪
かつらぎ町でお買い物
かつらぎ町で日常のお買い物をするなら『業務スーパー&産直市場よってってかつらぎ店』や『オークワ かつらぎ店』、ドラッグストア『エバグリーン かつらぎ店』が便利です。
道の駅「くしがきの里」では地元の農家さんが持ち寄った新鮮な野菜や果物が並び、「くしがきの里」オリジナルのカレーも販売されています。
おすすめは土日限定のフルーツ盛り盛りのパフェ♪季節によって使用するフルーツが変わるので、行くたびに新しい感動にであえるかも。
大阪から約1時間で行ける道の駅の名物パフェとしてメディアにも取り上げられています。
かつらぎ町へのアクセス
かつらぎ町のHPによると、かつらぎ町へは大阪から電車で約1時間10分、奈良から電車で約1時間30分でアクセスできます。
ただし、妙寺駅・笠田駅のあるJR和歌山線は運行本数が少ないのでご注意!
まあそれも田舎を訪れる醍醐味と思えば楽しめそうですね♪
【大阪から】
電車で約1時間40分
大阪駅→(大阪環状線)→新今宮駅→(南海高野線)→橋本駅→(JR和歌山線)→妙寺駅・笠田駅
車で約1時間10分
大阪→(近畿自動車道)→松原JCT→(阪和道)→岸和田和泉IC→(国道170号・480号)→かつらぎ町
【奈良から】
電車で約1時間30分
奈良駅→(JR大和路線)→王子駅→(JR和歌山線)→妙寺駅・笠田駅
車で約2時間45分
奈良→(京奈和自動車道・国道24号)→五條北IC→(京奈和自動車道)→紀北かつらぎIC・かつらぎ西 IC
まとめ
和歌山県かつらぎ町は、一年中果物が楽しめるフルーツ大国!
『丹生都比売神社』をはじめとする歴史ある風景が生活と共に息づくまち。
まちの人たちが「住み続けたい」と感じている素敵なまちです。
イエモア@あなたにおススメ