藤井寺市で不動産売却・査定をするなら、ハウスフリーダム
藤井寺市の中古戸建やマンションなどの、不動産の取引相場や価格傾向について解説します。
不動産価格の上昇や下落は、その地域の不動産・住まい需要が影響しており、推移によって藤井寺市の不動産が売り時なのかどうかも把握することができます。
また、実際に藤井寺市の不動産売却するのであればどのような流れになるのかについても紹介します。理解して検討しましょう。
藤井寺市の不動産売却価格や相場、傾向を解説
藤井寺市の不動産価格は上昇・下落、どちらに推移しているのでしょうか。
藤井寺市の不動産取引データの過去5年分を、国土交通省の「土地総合情報システム」から集計して紹介します。土地総合情報システムは、実際に不動産取引を行った一般消費者に対して行ったアンケートを集計したもので、取引価格や面積などのデータを公開しています。
藤井寺市の中古マンションの売買取引相場
2021年、藤井寺市では14件の中古マンションの売買取引がありました。平均の取引価格は1,892万8,571円、平均面積は67.14㎡、平均平米単価は28万1,915円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均平米 | 平均平米単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 18,928,571円 | 67.14㎡ | 281,915円 |
2020年 | 15,336,364円 | 61.36㎡ | 249,926円 |
2019年 | 21,575,000円 | 67.00㎡ | 322,015円 |
2018年 | 18,140,000円 | 66.40㎡ | 273,193円 |
2017年 | 16,084,211円 | 63.16㎡ | 254,667円 |
2021年、藤井寺市の中古マンションで最も高額で取引されたのは3,200万円でした。
不動産価格の上昇下落を知るためには、売却価格ではなく、平米単価や坪単価の推移に注目する必要があります。
藤井寺市で取引された中古マンションの平米単価の推移は以下のとおりです。
2021年の中古マンション平均平米単価は28万1,915円と、ここ5年間では2番目に高い価格となりました。
藤井寺市の中古戸建ての売買取引相場
2021年、藤井寺市では97件の中古戸建ての売買取引がありました。平均取引価格は2,394万4,330円、中古戸建ての平均面積は42.10坪、平均坪単価は56万8,742円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 23,944,330円 | 42.10坪 | 568,742 |
2020年 | 27,710,667円 | 50.66坪 | 547,007 |
2019年 | 26,215,663円 | 54.32坪 | 482,594 |
2018年 | 24,986,905円 | 46.42坪 | 538,286 |
2017年 | 28,521,053円 | 46.84坪 | 608,907 |
2021年、藤井寺市の中古戸建て取引が最も行われたのは、小山で16件でした。
藤井寺市で取引された中古戸建ての平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
2021年の平均坪単価は56万8,742円と、2019年に40万円台を付けて以降上昇しているのが分かります。
藤井寺市の土地の売買取引相場
2021年、藤井寺市では26件の土地の売買取引がありました。平均の取引価格は4,555万円、平均面積は160.93坪、平均坪単価は32万7,769円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 45,550,000 | 160.93 | 327,769 |
2020年 | 21,543,243 | 58.13 | 399,081 |
2019年 | 20,496,774 | 70.94 | 320,194 |
2018年 | 38,318,750 | 128.20 | 336,313 |
2017年 | 21,842,308 | 57.59 | 405,615 |
2021年、藤井寺市で土地の売買取引が多かったのは国分、小山でそれぞれ4件でした。
藤井寺市で取引された土地の平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
2021年の取引された土地の平均坪単価は、32万7,769円。40万円前後の年もありますが、おおむね30万円前半で推移しています。
藤井寺市はどんな街?
藤井寺市は大阪市から南東へおよそ15kmで同市のベッドタウン。大阪市の都心部へ電車で約15分のアクセス性に優れた市です。
大阪府で一番コンパクトな市で、自転車や徒歩で市域を周遊できる利便性の高さもポイントのひとつ。藤井寺駅前のイオン藤井寺ショッピングセンターなど、日常のお買い物に便利なお店も豊富です。
西国三十三所第5番札所の葛井寺や1400年の歴史を持つ道明寺天満宮、世界遺産「百舌鳥古市古墳群」に指定された大小様々な古墳など、歴史や自然を満喫することもできます。
「ハレマチビヨリ」といったイベントは作り手と市民との交流の場にもなっています。
藤井寺市での不動産売却の流れ
藤井寺市で不動産売却する際の流れを解説します。
不動産会社に売却相談
不動産がいくらで、いつまでに売却ができるのかなどを不動産会社に相談します。
相談すると、売却不動産の無料査定を行ってくれます。売却相談は無料査定をして、価格が合えば売りたいという相談でも問題ありません。
査定結果の提示
周辺相場や取引事例から算出した査定価格の結果を不動産会社から受け取ります。
査定価格は売却価格と差が出ることもあるということは頭に入れておきましょう。査定価格で売りに出しても、購入希望者の反応を見て、必要であれば値下げを検討するケースもあるでしょう。
不動産会社と媒介契約を結ぶ
不動産の査定価格に納得できれば、不動産会社に売却を依頼するために媒介契約を結びます。媒介契約には、下記の3種類があります。
- 専属専任媒介契約
- 専任媒介契約
- 一般媒介契約
専属専任媒介契約
専属専任媒介契約は1社のみ、媒介契約を結ぶことができます。契約期間は3カ月が上限となり、売主が買主を見つけてきた場合でも専属専任媒介契約を結んだ不動産会社を通す必要があります。不動産会社は媒介契約期間中に契約を締結できれば仲介手数料を得られるため、積極的に売却活動を行ってくれます。
専任媒介契約
専属専任媒介契約と同様に、1社のみの媒介契約となります。しかし、売主が買主を見つけてきた場合は、依頼した不動産会社を通す必要はありません。他は専属専任媒介契約と同様に契約期間は3カ月が上限となり、不動産会社は媒介契約期間中に契約を締結できれば仲介手数料を得られるため、積極的に売却活動を行ってくれます。
一般媒介契約
一般媒介契約は複数の不動産会社と媒介契約を結ぶことができます。また、契約期間の定めがありません。複数社と契約した方が買主は見つかりやすいと思われるかもしれませんが、そうとも言い切れません。不動産会社の立場からすると、売却活動をしても他の不動産会社が買主を見つけてきたら、報酬(仲介手数料)が得られないからです。そのため、積極的に売却活動を行ってくれないこともあります。
販売活動
売却活動を依頼された不動産会社が、インターネットやチラシ等を活用しつつ広告活動を行い、購入検討者を探します。
物件の内見やオープンハウスを開催する場合などは、スケジュールの調整など売主も協力する必要があります。
売買契約の締結
購入検討者から物件の申込書が届くと、価格や引き渡しの条件についての調整を行います。売主・買主双方が合意すれば、売買契約を締結します。
物件の引き渡し
物件引き渡し当日、残代金の受領と同時に物件の引き渡しを行います。売却物件に住宅ローンの残債がある場合などは、完済手続きや抵当権の抹消手続きが必要です。