茨木市で不動産売却・査定をするなら、ハウスフリーダム
茨木市の土地や戸建てなどの、不動産の取引相場や価格傾向について解説します。
不動産価格の上昇や下落は、その地域の不動産・住まい需要が影響しており、推移によって茨木市の不動産が売り時なのかどうかも把握することができます。
また、実際に茨木市の不動産を売却するのであればどのような流れになるのかについても、理解したうえで検討しましょう。
茨木市の不動産売却価格や相場、傾向を解説
茨木市の不動産価格は上昇・下落、どちらに推移しているのでしょうか。
茨木市の不動産取引データの過去5年分を、国土交通省の「土地総合情報システム」から集計して紹介します。土地総合情報システムは、実際に不動産取引を行った一般消費者に対して行ったアンケートを集計したもので、取引価格や面積などのデータを公開しています。
茨木市の中古マンションの売買取引相場
2021年、茨木では180件の中古マンションの売買取引がありました。平均の取引価格は2,498万556円、平均面積は70.33㎡、平均平米単価は35万5,174円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均平米 | 平均平米単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 24,980,556円 | 70.33㎡ | 355,174円 |
2020年 | 23,951,269円 | 70.38㎡ | 340,310円 |
2019年 | 24,898,370円 | 70.76㎡ | 351,866円 |
2018年 | 22,391,176円 | 70.63㎡ | 317,043円 |
2017年 | 21,546,043円 | 68.85㎡ | 312,947円 |
2021年、茨木市で中古マンションの売買取引が最も多かったのは東太田で23件でした。
不動産価格の上昇下落を知るためには、売却価格ではなく、平米単価や坪単価の推移に注目する必要があります。
茨木市で取引された中古マンションの平米単価の推移は以下のとおりです。
2021年の中古マンション平米単価は35万5,174円と、ここ5年間で一番高い価格となりました。
茨木市の中古戸建ての売買取引相場
2021年、茨木市では271件の中古戸建ての売買取引がありました。平均取引価格は4,579万7,048円、中古戸建ての平均面積は43.91坪、平均坪単価は104万2,911円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 45,797,048円 | 43.91坪 | 1,042,911円 |
2020年 | 41,539,024円 | 39.71坪 | 1,045,928円 |
2019年 | 33,870,175円 | 38.81坪 | 872,623円 |
2018年 | 30,586,603円 | 37.54坪 | 814,671円 |
2017年 | 33,054,000円 | 38.77坪 | 852,668円 |
2021年、茨木市の中古戸建て取引が最も行われたのは、南春日丘で18件でした。
茨木市で取引された中古戸建ての平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
2021年の平均坪単価は104万2,911円と、2020年に続いて100万円を超えました。
茨木市の土地の売買取引相場
2021年、茨木市では103件の土地の売買取引がありました。平均の取引価格は8,918万3,769円、平均面積は171.23坪、平均坪単価は68万1,123円でした。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2021年 | 89,183,769円 | 171.23坪 | 681,123円 |
2020年 | 49,578,333円 | 89.54坪 | 649,596円 |
2019年 | 49,361,438円 | 72.34坪 | 680,131円 |
2018年 | 48,379,508円 | 104.98坪 | 651,074円 |
2017年 | 40,337,391円 | 80.82坪 | 563,451円 |
2021年、茨木市で土地の売買取引が最も多かったのは大同町や南春日丘で4件でした。
茨木市で取引された土地の平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
2021年の取引された土地の平均坪単価は、68万1,123円。
2018年からは60万円台で推移しています。
茨木市はどんな街?
茨木市は大阪府の北摂に位置します。緑豊かで、治安が良く、教育に力を入れていて、交通の利便性が高い特徴が「北摂ブランド」といわれ、単身者にもファミリー層にも人気のエリアです。
人口は増加傾向に
茨木市の人口は、良質な住環境や交通の利便性、また国際文化公園都市『彩都』の開発などを背景に、 1980 年以降一貫して増加を続けています。
交通利便性の高さ
茨木市にはJR、阪急、大阪モノレールの3つの鉄道が通り、JR、阪急は大阪市内や京都方面へのアクセスが良好。例えばJRの茨木駅から新大阪駅へは快速で約7分、阪急の茨木市駅から京都河原町駅へは特急で約26分です。大阪モノレールは大阪空港(伊丹空港)へ向かうのに便利です。
また、名神高速道路 茨木ICが市内中心部に立地し、神戸方面なら 西宮ICまで約18分、
京都方面は 京都南ICまで約18分で到着します。
豊かな自然を満喫
茨木市内には「彩都はなだ公園」や「奈良東公園」といった楽しい公園がたくさんあります。
茨木市の市街地から北へ車で30~40分、「いばきた」と呼ばれるエリアは美しい棚田など自然の風景がひろがり、キャンプや渓流釣り、馬とのふれあいといったアクティビティが楽しめます。
都会の喧騒を離れ、緑の中の古民家カフェでゆったりとした時間を過ごせるのも魅力の一つです。
茨木市での不動産売却の流れ
茨木市で不動産売却する際の流れを解説します。
不動産会社に売却相談
不動産がいくらで、いつまでに売却ができるのかなどを不動産会社に相談します。
相談すると、売却不動産の無料査定を行ってくれます。売却相談は無料査定をして、価格が合えば売りたいという相談でも問題ありません。
査定結果の提示
周辺相場や取引事例から算出した査定価格の結果を不動産会社から受け取ります。
査定価格は売却価格と差が出ることもあるということは頭に入れておきましょう。査定価格で売りに出しても、購入希望者の反応を見て、必要であれば値下げを検討するケースもあるでしょう。
不動産会社と媒介契約を結ぶ
不動産の査定価格に納得できれば、不動産会社に売却を依頼するために媒介契約を結びます。媒介契約には、下記の3種類があります。
- 専属専任媒介契約
- 専任媒介契約
- 一般媒介契約
専属専任媒介契約
専属専任媒介契約は1社のみ、媒介契約を結ぶことができます。契約期間は3カ月が上限となり、売主が買主を見つけてきた場合でも専属専任媒介契約を結んだ不動産会社を通す必要があります。不動産会社は媒介契約期間中に契約を締結できれば仲介手数料を得られるため、積極的に売却活動を行ってくれます。
専任媒介契約
専属専任媒介契約と同様に、1社のみの媒介契約となります。しかし、売主が買主を見つけてきた場合は、依頼した不動産会社を通す必要はありません。他は専属専任媒介契約と同様に契約期間は3カ月が上限となり、不動産会社は媒介契約期間中に契約を締結できれば仲介手数料を得られるため、積極的に売却活動を行ってくれます。
一般媒介契約
一般媒介契約は複数の不動産会社と媒介契約を結ぶことができます。また、契約期間の定めがありません。複数社と契約した方が買主は見つかりやすいと思われるかもしれませんが、そうとも言い切れません。不動産会社の立場からすると、売却活動をしても他の不動産会社が買主を見つけてきたら、報酬(仲介手数料)が得られないからです。そのため、積極的に売却活動を行ってくれないこともあります。
販売活動
売却活動を依頼された不動産会社が、インターネットやチラシ等を活用しつつ広告活動を行い、購入検討者を探します。
物件の内見やオープンハウスを開催する場合などは、スケジュールの調整など売主も協力する必要があります。
売買契約の締結
購入検討者から物件の申込書が届くと、価格や引き渡しの条件についての調整を行います。売主・買主双方が合意すれば、売買契約を締結します。
物件の引き渡し
物件引き渡し当日、残代金の受領と同時に物件の引き渡しを行います。売却物件に住宅ローンの残債がある場合などは、完済手続きや抵当権の抹消手続きが必要です。